職業に関わらず、高いパフォーマンスを志向する人の多くが「競争」という言葉を口にする。しかし自分がこれまで耳にしてきたこの「競争」という言葉はしばしば間違って理解されているように感じてきた。自分にとって「競争」とは「相手を打ち負かす」ことではない。自分にとっての「競争」とは、全力を尽くすこと、ポテンシャルを発揮するために努力をすること、また、競争力を高めることを追求することである。
また、多くの人が「競争相手」と「敵」を混同している。私の経験から言えば、この考え方はまったく無駄だ。「競争相手」は決して「敵」ではない。「競争相手」とは自分に成功する機会を与えてくれるものであり、より強い「競争相手」はより自分のポテンシャルを引き出してくれると捉えている。
まさにそんな2日間でした。
とても悔しかったけれど、それだけに気づいたことも多く、さらによくなるチャンスが与えられたと感じました。
試合終了直後は色んな感情が渦巻いており、前向きになるのは少し難しかったですが、ホテルの部屋で一人本を読んだり、家族と電話師ではなしたりしていると、「今ある課題に気づかず、このままプレイオフに突入してしまっていたらどうなっていただろう、本当に良かった」と考えられるようになりました。
強い競争相手とのゲームは、秘めているポテンシャルが開放される瞬間があります。今日もいくつかそんな瞬間がありました。
全力を尽くして、道を見出そうとする姿勢を持っていれば必ず道は開けます。
何をするにしても、何かを達成したければ「全力を出す」「努力する」「研鑽を積む」これしかないのです。
おわり