建設業の死者数と他の死者数の    比較による分析

建設産業     1年で300人/450万人(建設業従事者) 15000人に1名死亡

1898年の日清戦争    
1.4万人/4000万人 (当時の日本の人口)
2800人に1名死亡
1905年の日露戦争     
8万人/4000万人(当時の日本の人口) 
500人に1名死亡
1945年の第2次大戦  
270万人/7200万(当時の日本の人口) 
26人/1名

各戦争の死者数はさすがに比較にならないが、桁が1桁違うだけというのも
結構な数字。 


2023年の交通事故死亡者数 2700人/1.2億 
44000人に1名死亡
1970年の交通事故死亡者数 1.6万人/1億 
6250人に1名死亡

1970年は交通戦争といわれていた時期らしくそれより低く、昨年の交通事故死亡者数より多い。

石川地震(石川県)     300人/115万人(石川県人口)   
3800人に1名死亡
東日本大震災(宮城) 11000人/225万人   
200人に1名死亡
東日本大震災     22000人/1.2億    
5500人に1名死亡

東日本大震災の志望者数の割合が宮城県では戦争並みだったことが恐ろしい。建設業の死亡者数は、災害や戦争よりは少ないが交通事故よりははるかに高割合となっている。

まず、設計を担当する人間がその現場での死者に対して責任を持つということは、誇大妄想的であり、国家の命運がかかるような戦争での指揮官のようにその元首が死ぬとき戦死した若者のための自ら腹を切るなんてことはする必要はない。

しかし、設計者は現場に直接指示をだすことも考えると、車の自動車事故とカーデザイナーの関係性よりは、交通事故以上、戦争や天災以下の死亡者に対して何かしらの態度を持つ必要はある。

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