中卒無職vs大学受験

この文章を書いているのは中卒無職カードゲームオタク男性(20)です。

また、オール1の落ちこぼれ、教師になるという僕よりしんどい環境から僕より良い大学に進んだめちゃくちゃ凄い方がいらっしゃいます。
万人に勧めるならあちらのほうですが、本文は【再起】を試みる人に届けたいと思います。

イントロ

はじめまして。まひろ♪といいます。高校を2度中退し目標のない生き方を続けていましたが、いろいろあって大学受験に挑み、合格することができました」
今回は受験勉強の方法ではなく、学校辞めちゃうまでの流れや当時のメンタル、そこからやる気を出すきっかけなどをメモのような、今までの振り返りのような形で書きたいと思います。(なので、最初は自分語りです。)
ただ、自分で言うのもなんですが、多分学校辞めるタイプではありませんでした。
現在「うちの子がどうして・・・」というお父さん、お母さんがいらっしゃれば、これを読んで焦りの解消に役立ててほしいと思います。

そもそもなんで学校やめたん

自滅です。イジメとかそういうのではなく。
中学校ではこういうのこういうの 、あとはこういうのを不自由なく読ませてもらえるくらいには寛容な同級生のなかですくすく育ち、毎日楽しく学校に通っていました。
高校も一瞬でいなくなったせいでアレですけど、その短期間でも色々声かけてくれる人はいて、通えていれば楽しいことはたくさんあったろうなと思います。不登校でも腫物扱いじゃなかったというか、器がデケえというか。
ただ、高校ではやりたいことするべきことの区別をつけられていませんでした。
例えば自分の最寄にあるカードショップではなく、都会にいけば高頻度で強い人と戦えることが嬉しく、進学したら通いつめようとも思っていました。
また、将来の夢を探すために勉強をし、できる限り自分の可能性を広げようと意気込んでいました。
部活では、合唱部も放送部も興味があり、後押しもあってふたつとも取り組むことを決めました。
・・・いや、まぁ。そらそうなんですけどね。
ひとつも満足にやり遂げられませんでした
魅力的なものに引っ張られるだけで自身の許容量を一切考えないままの僕はどれもが中途半端でした。ただ、タチが悪いのはどれもできる限り真剣に取り組んだことで、それでも達成できない目標たちは自身にとっての大きな負い目になっていきました。
さらに、遅れた勉強(数学や物理が主)を取り返そうとするんですがコレがもうしんどくて。
現実に打ちのめされた15歳のガキんちょが、人の倍以上の速度で学びすすめ、それで得られるのがスタートラインに立つ権利。
エンジンはこれ以上ないオンボロで、どこまでいかなきゃならないんだろうと思うと苦しくなりました。
問いをひとつ間違うごとに、そんな場合じゃないのに、全部自分のせいだ、と辛くなりました。

そうしてある日の朝、行かなきゃ行かなきゃとわかっているのに、玄関で動けなくなり、ただ泣くことしかできませんでした。

そうして不登校に。当時の周りはどうだったのかというと
数学の先生「今からやる単元は新しいものだから、授業に出られていなかったことは気にせず頑張ってみるといいよ!」
担任、学年主任の先生「「自分を追い込むことはないよ。人生って長いんだし数か月単位の失敗くらい誰にでもある!!」」
家族「過ぎたことだし、気づいたときがやり直し時じゃない?」



めちゃくちゃ正しい



いやマジで正しい。もうこれが結論です。かいさんかいさーーーーーん!
・・・しかし当時はこれを受け入れることはできませんでした。
っていうのも、先にあった通り無茶苦茶自分を責めています。
これだけぐったりした人(当時は担任や家族などを交えて話す機会がありましたが死にたいとこぼしていました。)に「オメーが悪い!W」という人はいませんから、そらそういう言葉選びにはなるだろうと。
そう言わざるを得ないだけのくせに、未来に期待させるのは無責任だろうがと。
そう思っていました。
また「死にたい」に対して「生きていればいいことある(要約)」と返されたときは、「今がしんどいっつってんだろテメー」って感じでした。将来を期待できなくて損切りしたいという気持ち。
今なら、自分の人生を自力で面倒見切れない(自殺する手段があるとかそういう話でなく、心配してくれる人がいるのにその人たちの心に一生モノの傷を残すような去り方って凄く身勝手だと思うってこと)くせに、と考えられますが、本当に心が折れると歪み切った考えが自身を支配し、それを信じて疑わなくなってしまいます。
周りの愛情を飲み込むだけの体力がなくて、吐き出してしまいました。

結局退学し、まぁそれでも勉強はしなきゃ~という考えから別の高校に入学しなおしました。

ここまでで評価できることは、自傷行為はひとつもなかったことです。
周りの人にかける心配ができるだけ少なければいい(先ほど書いた誠意のようなものではなく、これ以上多くの人にに迷惑をかけて自分の価値を下げたくないから)という気持ちはあったので、不安の種を見える位置に置くことをよしとしませんでした。
ただ、そうしてしまう人の気持ちも理解できるので、できることはなにかと考えます。

逆に良くなかった、とまでは言いませんが、あまり友達に相談したことはなかったと思います。 
大丈夫?に対して、いや同級生に背負わせる話ではないだろうと大丈夫。を返すばかりでした。
どうにもなってない状況を覆すチャンスをよくわからないプライドで見逃すのは愚かだったと思います。
結局辞めたし、僕の分だった調査学習をガッツリまわされた同じクラスのアイツは死んだ顔だったそうです。ごめんね。
席となりだった野球部の彼もよく話しかけてくれたし、部活の先輩も色々気遣ってくれたな
俺立ち直ったよ、、、、ありがとね、、、、

実は単位としては3学期全部出席すれば進級できていた(らしい)だとか、休学って結構普通の選択だよってこととか、当時は目もくれなかった話ですが、我々が思うよりも結構「どうにかなる」ことは知っておいてほしいと思います。
また後で触れるとは思いますが、加害されていないなら学校は辞め損です。

でも結局2つ目の学校もやめたんやろ?

えへへ。なにわろてんねん。
一つ目の退学きっかけは《勉強今から頑張っても追いつく自信ないしここにいてもしんどいだけだわ。》なので、まぁ心機一転という形になればという思い。
ただ、それまでの辛さって時間の無さからくるものでしたから勉強自体がイヤってわけではありませんでした。

ところで二つ目の高校についてですが、こちらは通信高校です。
幅広い層が学びなおしにきます。社会人や退職したであろうおじいさんなんかもいらっしゃったことを覚えています。

すなわち「基礎の基礎から固めていく」時間が必要な方が多いわけで、授業では因数分解やら、なんなら掛け算から復習して解かせることもありました。

当時の僕は頭カッチカチだったため、「こんなんガキの頃に済ませるもんやろ!!!今更やるわけねーーーー」みたいな考えでした。
自分のレベルでないと勝手に見下し、これに取り組んだところで糧になり得ないと結論付けてしまったのです。プライドたっか。

そして最後には、昔自分が済ませたことを今から取り組む人がこんなにいるなら、今自分が何したっていいじゃないか、と。
苦労の先払いをしたつもりになって、遊ぶことばかり考えるようになりました。
結局何も為せなかった自分を肯定するために、これからの努力を誓う人を現時点の能力だけで評価し、満足していたわけです。
いつか置いていかれることから目を背けたくて、だんだんと学校からも遠ざかっていき、しまいには休学することとしました。一応復学できるように計らってもらえたわけですが、当時は勉強との決別だなと思っていました。

ここで間違っていたのは、まわりの本質をきちんと見ていないことです。
世の中には学歴を問わない職場がある。何十年と働き続け、大人としての使命を果たした。それにもかかわらず自身のスキルアップを目指して入学してきた人たちは、たとえ勉学が不得手でもそれ以外の部分(志、経験)が輝いているものだと思います。
実際僕の友人も時を同じくしてここに進学しており、彼はバイクで未知を探すことの楽しさ、朝の内側から目を覚まさせるような冷たい空気、最高の景色を手に入れたツーリングの達成感などを語ってくれました。
僕は一つの価値観に固執して、というより、それ以外を探す心の余裕をもたないまま先を目指そうとしたせいで、また同じように沈んでいきました。
固定観念として、《1年ずつステップアップしなければいけない》というのがあったのは払拭すべきでしたね。それができる人とできない人がいて、後者へのケアがある世の中なのを理解していませんでした。

              

中卒無職、誕生

そうして中退1、休学1(復学する気なし)の実質中卒無職(17)が出現しました。
字面が地獄なのですが、あの頃はいろいろどうでもよくなってたので毎日が楽しかったです。

夕方 日が沈むころにのそのそと起き上がり食事。その後カードショップに行く。学校はどれも年度末の退学だったので学割定期が使えました。

夜 帰宅すると、カードゲーム。ネット上の大会出場や、そこで勝つための練習を相手がいる限り続けていました。
カードしかないんかこいつには(実際そう) 

一応補足ですが、練習相手は僕みたいな中卒無職ばかりの集団ではありません。
上手いうえにちゃんと働いていたり学生だったりしました。
一番下手なのは僕。なんでだマジで。

実力者集団の彼らについていくにはめちゃくちゃ練習するしかなく、その上達が自分の試合成績として目に見えるようになるともちろん心が満たされるワケで。
生きている実感は何かを達成することで得られると思っていて、だから私にとってのそれはまさしく生きる理由になっていました。


僕はこの生活があったからこそ、今立ち直れていると思います。
もうちょっと誰に聞かれてもカッコつく趣味ならよかったんですけど、それでも全員が同じ目標に向け努力し、成長できるという環境はめちゃめちゃ心の栄養になりました。

「学校辞めて遊んでばかり」という一面も否めませんが、心の拠り所というか、むしろ沈んだ人に《誰がどう見てもしんどい様子で毎日を過ごすべき》ってのがおかしいかなぁと。
お金せびられているとかそういう話ならともかく、お子さんの心の拠り所は尊重してあげてほしいです。
人と適切なコミュニケーションが取れるものなら特に。

うちはその点寛容だったのでよかったなと。
ただひとつだけ、《一生面倒見てやるだけの資産はない》ことを強調されていました。
だから甘えるだけでなくいつかは前に進んでくれという気持ちは伝わっていたので、ときどき将来について考えることはありました。
多くは目を背けるだけでしたが、だんだん前を向けるようになっていくのは実感していました。

学生として(特に高校生までの間)生きていると《1年ごとに進級》というのが当たり前に思えてきます。
みんなそうしているからですね。
ただ、それは凄いことではありませんか。何十人いる子供が一律で目標を達成し、大人になっていくなんて。その中で自分に悩んで、考えこんで、一度自分を見直す時間を取りたいと考える人がいたって、それもひとつの成長の道ではありませんか。いやちょっとまってください。自己弁護ではなく。

だから焦らないでほしいと思います。つまずいても、長い目で見て、納得のいく答えを出せるまで一緒にいてあげてほしいと思います。
もちろん、人生は限りがあるので手遅れにならないようにすべきですが、それは1年やそこらの短期間でやってきません。

話を戻そう

というわけで長々と書いちゃったんですけど、《学校辞めてめちゃくちゃカードゲームやってたよ。》でした。
件の練習はなんだかんだで実を結び、このゲームで3000人くらい参加する公式大会でbest8(13-2)になったり、そこで得た賞品を元手に富山のYoutuberの方のお家で泊まり込みのバイトをし、半月で10万の損失を生み出し逃亡したりと様々な経験をしました。普通に高校生してたら得られないものだったので、その辺は糧になっているとは思います。代わりに失っている人もいます。えへ。
このとき撮った動画がバチクソにバズって元同級生達への生存報告になってしまうアクシデントもありました。めちゃめちゃ気まずかった

こういった新鮮な経験、努力が大きく実ることで満たされる心は「死ななくてもいいかな」の方を向き始めました。さっき書いた感じのそれです。

ところで僕は最終的に大学受験を選択するのですが、再び勉強を始める一番最初のきっかけになった出来事はこの時期にありました。

件のYoutuberに連れられ東京へ。そのとき紹介された現役の大学生に数日構っていただいたのですが、専攻が薬学(っていうのかな。よくわかんね)で、僕の知らない人体の話やよく聞く話を理屈で解説してもらいました。
知らないことを知る感覚は(興味深い分野なのも相まって)非常に興奮でき、富山にスマホ忘れたせいで知らない土地を朝4時から歩き成田まで行かなきゃならんことも忘れてしまいました。うそ。地図書いてもらって泣きながら歩いた。

でも別に勉強はしなかった話

いややる気でたんやないんかーい。アレは今思えばキッカケだったなぁという話であり、当時の僕はカードゲームと動画制作にお熱でした。
わざわざ勉強じゃなくてもやりたいことあるし・・・みたいな。
先の大会で全国大会九州予選のシードをもらえたので、そこに向けて必死に練習しました。
あーでもねぇこーでもねぇ、最強だと思った組み合わせを翌日にちゃんと欠陥持ちだと結論付けたり。
しかしながら満足のいく相棒を見つけいざ出陣。
ちなみに本番では0.03%の確率を引いて負けました。

悔しくてぐちゃぐちゃになっていました。

カードで弱いなら俺はなんなんだ

ところで、当時の僕は中卒無職引きこもり穀潰しカードゲーマー(最悪)です。
どれだけ良い仲間、刺激的な体験を得られても自己表現というか、自身の尊厳を満たす場はカードゲームで勝つしかありませんでした。

だから当時は負けたらめちゃめちゃイライラ、Twitterで鬱憤を晴らすことで満足し、それに呆れて見限られた人もいました。
また、とあるチーム戦に出場したとき、チームメイトと意見が食い違って、僕は先のとおりぜtttttttttttttttttttttttttttttったいに負けたくない(プライド)ゆえ強い物言いをした結果相手も応じ、なんだかんだで絶縁と相成りました。

ちなみに言い争いは僕が「最初にコケたらどうしようもない組み合わせなら、地に足つけた理屈で構築しろよ」を強く推したのがきっかけです。
中卒無職のセリフではないと思います。

こうして心の支えが1本しかない人はどんどん先細っていく人生なのだと実感するとともに、だとしても何かをするには気力がわかず、いつしか「どうせみんな先に進んでここに置いて行かれるから、僕の好きなようにすればいいや」と甘えた考えを取るようになりました。
いや、自覚が遅かっただけで学校辞めたときからそうだったのかもしれません。
詳しくは言いたくない(本当に苦しい気持ちになる)のですが、家族にもそうあったので、甘えられる、心の不安を消化するにしても、もう少しやりようがあったのではないかと今なら思えます。

ここでテキスト取り出す話

さて、先ほど0.03%を引いて負けた話ですがもちろんこの数字を出したのは試合から3か月ほど経ってからです。
なんで?負けて悔しいから?

いやいや。わかんなかったからです。求め方

カードゲームというのは確率のゲームです。
組み込むカードから得られるリターンを考えるなど、まぁ試合前中後すべてでそれと付き合うわけですが、中卒無職君には計算方法が頭にない!!(登校してた4か月くらいの間で習ってたかもですが、3年も経つと本当に記憶にない。もともと記憶にあったかも怪しい)

ただ小さな数字であろうことは感じていて、これを確認するために手段を考えながらカードを整理していると、そういえば、と。

あの日話を聞いたとき、勉強って面白そうだったなぁと感じたことを思い出しました。

物持ちが良い捨てることすら億劫で目を逸らし続けていただけため、高校でのテキストはぱっと見つかり、とりあえずパラパラとめくりました。


お・・・おもしろい!!!


とはなりません。そりゃそう。何書いてるのかさっぱりですし。
確率計算に必要な部分だけを抽出してみようと試みましたが、ふつうにカードにあるテキスト以上の文量は読む気が起きん。

というわけで、動画検索。聞きながらだとなんとなく億劫さが薄まり、理解した気になれることから気分よく勉強することができました。
その動画は、公式の表面だけをなぞり、成り立ちまでは詳しく説明していないことから、これにのみ頼る形は力がつきにくいと思います。

ですが、僕のような難しいことは置いておきたい初学者にはピッタリで、というか久々のカードゲーム以外での成功体験ですからすげぇキモチいいの。

「久々の勉強でこれなら、多分この教科書全部理解できるんじゃね・・・」

そうして、お昼みんなが仕事だったり学校だったりで構ってもらえない間、ひとつひとつ勉強することとしました。

余談ですが、最初は本当につまずきが多かったです。
例えば
すらすらと数式を書けない→久々に持つペン、ガタガタの文字列
前提とされている公式を覚えていない→球体の体積や、有名な直角三角形の辺の比。さらに言うと分数の割り算ではやたらと計算ミスをしていました。

ですが聞けば教えてくれる、褒めてくれる友達と、あまりに暇で寝るしかなく、そのたびに「このままでいいのだろうか」と不安になっていた時間が、成長を実感しながら喜びを得られる体験へとそっくり入れ替わり、それはそこでの失敗すらやる気に変えてくれました。

コロナでカード大会も減り(これがめちゃくちゃデカい)、なんだかんだ過ごしていると、19になる年の3月。すなわち普通に生きてたら就職か大学受験が終わる頃で、それから解放された高校のときの友達と会ってご飯に行くことになりました。

大学受験終えた友達の話

これがなかなか興味深くて。
毎日どのくらいの時間勉強し、どれだけの趣味を制限し、とにかくめちゃめちゃ頑張ったんだぜというお話は共感こそできません(趣味は1秒も制限してねぇし。)が、やりきったという顔は清々しく、羨ましく映りました。
また、僕の知らない高校生活の話、海外での修学旅行だとかは特に面白く、そういう経験を得るにはやはり英語力なのでは、と思うと帰るなり英語の教科書を掘り返しました。が、単語のスペルからどうしようもなかったので、中学生総集編みたいな単語帳を買って練習しました。

ちょっと話ずれちゃった。
ともかく、頑張った人たちの話、しかも身近な人間の努力が実ったのは僕にとって大きな出来事で、僕もこれを得たいと考えました。
しかし同時期、特に三角関数で理解が及ばず、周りの人も年度始めの忙しさから質問も容易ではなくなりました。

ですが、せっかく出来た火種をここで消すのはもったいない、
中途半端な勉強ではなくいっそやりきってみせたい。

大学に行きたい。 そう決意した僕は家族の了解のもと、昔お世話になっていた東進に連絡を入れました。

入ってからだとか

ちなみに、入塾は結構スムーズでした。いろいろ理解してくださった先生方と、資金を出してくれた家族(辞めたらブチ殺すという制約があったので多分限界ギリギリ)は本当にありがたいです。

適切なページはよくわかんないけど通ってたところ貼っておきます。
ちなみに回し者じゃないです。
実際いらなかった授業、教材の話とか、講座の内容は質の高い内容を先取ることで《学校の授業の理解をスムーズにする》のが目的だから学校行ってなかった僕にはちょっと足りていない(もっと時間をかけて演習するべきだった)反省とかを共有しようと思っていたのですが、なんだか超☆少数派のくせに万人にオススメの教材が合わないって主張しちゃうと、それはそれで後の学生に悪影響かなと思って。

Weblioプレミアムは神コンテンツです。東進関係ないけど。あるところで言うと、10年分の過去問+自分で選んで分野別演習ができるやつはとてもよい。 やること無限にくれる。

そんなこんなで塾に通わせていただけることになりました。
引きこもり生活が長かったため昼の外出に慣れずたびたび熱を出したり、
おいしいつけ麺を見つけて体重が15Kg増えたり、
夏、ここでスパートをかけるという方針のもと12時間塾で勉強しながら、
世界一のコンテンツであるアイドルマスターシリーズのなかのアプリゲームの一つ、デレステのイベントを走ってもうなんかすげーことになったりと様々な思い出があります。ギリギリを生きている。

イベント参加の2人が非常に《エモ》ゆえ走らざるを得なく、そうなったきっかけというのは以下の動画です。ぜひご覧いただいたうえ、お暇がある方はついでにゲームを始めてくださるととってもうれしいです。
東進の回し者やってません。

アプリ収録曲を聴いてみようと思っていただける方へ
人気順リストからならハズれないと思います。

そしてwilson jjさんありがとうございます・・・
チャンネル


オススメ 作詞、作曲:北川悠仁(ゆず)だって!すげ~



勉強では11月E判定→本番A判定のくだりが一番面白かったです。
なぜEを取ったのかもなぜAになったのかもわかんないあたり。
諦めないことが大事。納得しがたい。


本題というかこれだけ読んでくれればというか

さて、アイドルマスターの話はともかく。

僕が伝えたいことがとっちらかってしまったもののこれまでを書き直すのは非常に厳しいため、ここでまとめたいと思います。

・人生は長いから、それぞれのタイミングがあるよ
焦ってもがいて、でもすぐにはどうにもならなくて。そうやって沈んでしまうこと。そこから浮かび上がれないこと。
とてももったいないと思います。
好きなことをして心が上を向いてくれるまで待つ。
そしてその瞬間を逃さないこと。
また、本人自身がいつかこの甘えの恩を返そうという気持ちを持つことがなにより大事だと思います。

・交友って大事だよ
大学生や社会人の頑張っている姿を身近で見られたことが大きいと思います。カードゲームでは肩書を問わず(身綺麗であるだとかの常識さえあれば)仲良くなれますから、僕にも居心地のよい場所でした。
そうして良い刺激を受けることでモチベーションが得られ、肩を並べたいという気持ちが湧いてきます。
どうせ置いて行かれるから、なんて話をしましたが、失いたくないものに気づけた今、あのままじゃなくて本当によかったと思います。
呆れられてしまった方とも受験後お会いする機会があり、また仲良くしていただけることになりました。
立場ができたことできちんと相手のことを考えるようにもなり、初めて会った方に「めちゃめちゃいい子やん」と言っていただけたのも、あの頃から見ると考えられないことです。

遊んでばかり、という面では不安に思う親御さんもいらっしゃるでしょうが、むしろ一人で籠っている方が不健康だと思います。
同じ籠りでもそれこそカードだったり、麻雀、将棋など、パソコンやスマホで遊べる趣味を持つ方と仲良くなれれば、僕のような突破口が見つかるかもしれません。
もちろん、その関係に依存して危ない道に行くことのないように
幸い僕にはお金がない(バイトもしねぇので)ゆえ、夜遊びなどには無縁でした。
そういう首輪のつけ方も悪くないかもしれません。


本質的な話はこの2つさえ大事にしていただければと思います。
結局人を助けるのは人でしかない。
でもそれさえあれば、中卒無職でもやり直せると思います。
良い環境が見つかるよう、手助けしてあげてください。



Q,いつでもやり直せるなら学校いらなくね!?人生は冒険や!


A.行った方がいい

それはそう。理由は
・常識を学べない
トークテーマはカードしかない。それしかしてないから。
休日の感覚がない。毎日休みだから。
教養ネタがわからない。物語に触れる機会がないから。
ネットでよくある「その声は我が友・・・」のくだり、高校の教科書で出るっぽいのですが読んだことないので僕だけ「?」でした。

友達の範囲が狭い
マジでカードの友達しかいない。
中学までは結構、多分、それなりには友達がいて(この引きこもり期間で凄く卑屈になったゆえの表現)、一生モノの友情でなくてもゆるく繋がりを持っていられると考えていたのですが、Twitterが凍結する、そもそも引きこもって関わりが薄まるなどしていつしか極々少数しかLINEでやりとりしなくなりました。
インスタはやってなかったのでもう役満です。
これは常識を学ぶ場としても大事なので、失うのはめちゃくちゃ痛いです。

おっ、自分はこの中卒と知り合いだったぞって方、ぜひご連絡ください。
頼むマジで
ちなみに成人式は試験前の追い込みで参加していません。
なぜ今年なんだ。

ってか勉強ひとりでやんのしんどいぜ
なんだ~1年半だけで大学受かるのか~じゃあちょろいな~って思った方へ。死ぬのでやめましょう。
単語などの単純暗記を黙々とやり続けるのだとか、気軽な質問場所(先生は立場的にやや違うという話。忙しかったりするし。)がないだとか、これは本当にキツかったです。
前者は思い出だとか別のことが記憶のトリガーになってくれたりします。
お互いに一問一答を繰り返すことで「アイツとやったな」を得られると思う、というか僕がそうでした。
切磋琢磨は勉学において非常に効果的です。
志望校一緒の異性の同級生。一緒に合格したら告白すると決めたなら、それこそやる気が湧き出るという話なら、みなさんにもご理解いただけるのではないかと思います。


僕は理解できません。経験どころか1秒たりともそんな甘い瞬間はなかったので。



おい。




嗤うな。




なぁ。

わらうな。


取り乱しました。
ともかく、失いたくないものが交友という話、勉強で大事なのは一緒に頑張れる人ですから、学校でそれが見つかれば本当に大きな財産であると思います。

もちろん、イジメだとかでそれが叶わないなら、証拠の録音録画を経て叩きつけたあと、高笑いしながらやめましょう。
んで、別んとこで友達つくります。

さいごに

そこはアウトロやないんかい。
これにて今回は一応の終わりとさせていただきます。

ちょっと人には言えないことだったり、批判的な内容(教材これだけは買うんじゃねぇぞシリーズ。僕が選んで買ったやつとか)だったりで消してしまった部分が多くあり、あまり綺麗な、そして面白い文章にはなっていないと思います。
すみません。諦めてください。

また、受験期の1年半に関しては、要望があれば(というのも、全ての本質は立ち直りにあるため、蛇足であると感じた)、今後さらっと書いておこうと思います。
・無限シャドウバース編(受験半年前にユーリ選手のプロ入り&アイマスコラボで死ぬほどやり込む)
・推し引退編(御伽原江良鈴原るるが引退し森中花咲しか残っていない。)
などを予定しています。ね?気になんないでしょ本題じゃねぇから。

いやまぁ実際どれだけ勉強したか、方法、買ったテキストとかも書くはずですが・・・

なにか質問等ある方、コメントかTwitterのDMにいただければお答えします。たぶん。


あ、ほんとうの最後に。
僕は中卒無職は悪じゃないと思っています。これは今でも変わっていません。

ですが、何も成長することなくただ人に迷惑をかけること。
これはダメで、僕の場合だと脱するためには勉強だなぁと思ったから、今回のような取り組みに至ったわけです。

ですから、現状に負い目を感じながらどうすればいいかわからない方に、この記事が指標になれば本当にうれしく思います。



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