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知らない、わからない、興味ない私がワーホリで恥をかいた話。

はろー!Shellyです。

世界情勢のニュースを見ていたら、書きたいことが降りてきたので今回はワーホリ時代に海外の友達に言われたことについてのお話をしたいと思います。

フレンチガール3人組とのエピソード

フレンチガール

ワーホリでニュージーランドに滞在し、宿泊先のバックパッカーズでフレンチガール3人組と仲良くなりお友達になりました。

近場の海にみんなで遊びに行き、宿に帰ってきて夕飯を食べながら、フレンチガール達と私の4人で雑談していたときのことです。

フレンチガール達は日本人と関わったことがないみたいで、日本ってどんな国なの?どんな文化?皇室ってなに?北朝鮮についてどう思う?など、とにかく日本について教えて!と興味津々。

どんな国か、どんな文化かまではなんとか答えられましたが「皇室ってそもそも英語でなんて言うんだろう…...。なんて説明すればいいのか。」と言葉が出てこなくて思考が止まってしまいました。

その様子を見ていたフレンチガールの1人がWikipediaで皇室について調べてくれて、その子から「Akihito」という言葉が出てきました。※当時平成だったので今で言う上皇様のお名前です。

恥ずかしい話ですが私、上皇様のお名前が「あきひと様」というのを知らなかったんです......。(日本の恥です。本当にすみません......。)

私が「知らない誰それ?」とあっさり答えたので、みんな「大丈夫かこいつ。」と思ったでしょうね。

そのときフレンチガール達に「なんで日本人なのに日本のことそんなに知らないの!?」と言われたんです。

彼女たちは、自分の国についてまるで他人事のように興味がない私のことが不思議でたまらなかったんだと思います。

結局、うまく説明できなかった私にしびれを切らしたのか「Give up.(もういいよ。)」と言われてしまいました。説明できなかった悔しさと知識がない恥ずかしさでいっぱいになったのを覚えています。

フレンチガール達よ!あのときはすいませんでした!

香港ガールとのエピソード

香港ガール


初めましての会話って名前を言ったあと、ほとんどの人が「Where are you from?(どこの国出身?)」と聞いているのではないでしょうか。

私が初めて中国人の友達と会話したときのこと。
いつも通り「Where are you from?(どこの国出身?)」と聞くと「I am from China/Shanghai.(中国/上海だよ。)」と答える子が多かったんですね。

ところが香港とマカオの友達と同じやりとりをすると「I am from Hong Kong/Macao.(香港/マカオだよ。)」と答えるんです。

ある日のこと。香港の友達とお酒を飲みながら話していたときに「そう言えば、なんで出身地のことを香港って言うの?中国じゃないの?」って聞いてみました。

なんで聞いたかと言うと「自分で例えたら東京や北海道って言うようなもんだよな。都市名を言っても通じないから日本だよって言っているのに、なんで中国って言わないんだろう。」って思ったんです。

はい。めちゃくちゃ怒られました。(あのときは本当にごめんなさい。)

なんで怒られたかわかる人はわかると思います。

彼女にはこう言われました。

「私たちの土地はそもそもイギリスの植民地だったの。中国じゃないの。中国とは言語も違うし、香港独自のお金もある。法律も違う。中国とは別の国なんだからね!」※2018年の話です。

私が中国と香港の関係性について知っていれば、彼女を怒らせることはなかったと今でも反省しています。本当に無知って怖いことなんです。

私に悪気がなかったこと、無知だったことを理解してもらえたので、この出来事以降も彼女とは仲良く過ごしていました。ご安心ください。

無知とは恥ずかしいこと

こんな恥ずかしい話をした手前で話すのはもっと恥ずかしいのですが、私はこう見えて日本史と世界史が好きで得意科目でした。
また、ニュースを見るのも読むのも好きで、世の中の動きについて知っていると思っていました。

それなのに、まったく説明できなかったり、相手に失礼なことを聞いてしまったりで反省の連続でした。私は今まで知っているつもりで生きてきたんだなと気付いたんです。

「哲学の父」と言われる、古代ギリシャの哲学者ソクラテスの言葉で「無知は罪なり、知は空虚なり、英知を持つ者英雄なり」という言葉があります。

この言葉の「無知は罪なり」という箇所は、知らない、わからないというのは罪という意味ですね。私は罪とまでは思いませんが、この言葉の重みがよくわかります。

フレンチガール達に指摘を受けたことや、香港ガールを怒らせてしまったことで、英語だけではなく日本のこと、世界のことをもっと知らなくては!と勉強しました。

少しずつ知っていく努力を積み重ねた結果、わからないことがあったらすぐに調べる癖がつきました!

おかげで今では海外旅行先や留学先で現地の人に日本のことを聞かれても、割と答えられるようになりましたし、逆に知っているからこそ、聞きたいことを質問できるようになりました。

それでもまだまだ知らないことの方が多いですが……。
これから海外に行く人は英語だけではなく、日本についても説明できるように事前準備することをオススメします!

好奇心旺盛でいることが大事


当たり前ですが、海外では日本の常識が通用しないんですよね。なので日本と海外の違いについて毎回びっくりしていたら、ストレスが溜まってしまいます。

ストレスを溜めないためにも、広い視野を持って物事を見てみると過ごしやすくなると思います。視野が広ければ自分にはない価値観を知ったときに、受け入れられるようになりますしね。

もちろん良いことばかりではないですが「なるほど、そういう考えもあるのか」と、参考にすることもあります。

私はワーホリ時代に海外の価値観や常識と言われるものに触れるのが好きだと気が付きました。いわゆる、好奇心旺盛になりました。

好奇心旺盛になると、いろいろなことに興味がわきますし、もっと知りたい!と思えるようになってきます。それが結果的に「無知」という空白を埋めていくことに繋がっていくのだと。

今回は私の赤っ恥エピソードと学んだことについて書いてみました。恥ずかしい話が多くてごめんなさい。

それではまた!しーゆーすん!

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