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秋の東北 アウトバック車中泊旅(後編) 

下の前編の続きです。 

ここ(後編)では、秋田県大仙市から鳥海山、加茂水族館(くらげ水族館)、美人林、飛騨古川までの様子を書いていきます。


1.目的とルート

今回の車中泊旅の第一の目的は十和田・八幡平の紅葉を撮ることでした。

前編で回った範囲でほぼ今回の目的が達成でき、この4日目からはもう一つの隠れた目的「アウトバックで走りつくす。」を実践していきます。

後編の3日間で下の地図のとおり、単調になり勝ちな海岸線はやめて、主に本州の内陸部を縦走するように走りました。

アウトバックは、アイサイトやAWD機構により、山道も、高速道路も、安心して走れ、且つ長距離を移動するのに適しています。

ところが、アウトバック内での車中泊では、体を伸ばして「寝る」ことに問題ないものの、「生活」に関する着替えや食事、それにPC作業するスペースが足りません。

ということで、このあと小型でハイルーフのホンダN-VANに乗り替えることにしているので、最後に「アウトバックで走りつくす。」をやってみました。


2.四日目

鳥海山

朝食後、日本海東北自動車道と鳥海ブルーラインを使って鳥海山鉾立展望台まで移動しました。

鳥海ブルーライン途中の展望台からの眺め

鳥海ブルーラインを登り始めると、標高が高くなるにつれ日本海がきれいに見えてきます。
上の写真だと鳥海山はなだらかな感じですが、更に鉾立展望台まで行くと様子が一変し、氷河で削られたかのような荒々しさが増します。

鳥海山頂上方向
上の写真の左側谷筋
上の写真の部分アップ

鳥海山山肌の色合いと迫力に圧倒されます。

ここ鉾立展望台で秋の鳥海山を満喫したあと、山形県鶴岡市の加茂水族館に向かいました。


クラゲ水族館

この水族館はテレビで何回も取り上げられ「クラゲ水族館」として有名です。

ミズクラゲ大水槽
自家発光するオワンクラゲ

この加茂水族館は、寄ってみて損のないところだと思います。
くらげに特化した潔さを感じます。

クラゲをじゅうぶん堪能したあと、テルメ柏陵健康温泉館で日帰り入浴し、道の駅「川のみなと長井」で車中泊しました。


3.五日目

美人林

山形県の道の駅「川のみなと長井」を出発した後、先ず隣の福島県会津若松を通って、只見川沿いの秘湯とも言える早戸温泉つるの湯で早々と日帰り入浴しました。

ここは好きな温泉の一つですが、ただ前回と違ったのは脱衣場に英語と中国語で入浴方法が貼ってあったことです。
インバウンドパワー恐るべし、です。

JR只見線沿いに魚沼へ、新潟県六日町から十日町市の美人林に向かいました。

雨の美人林

このときは本格的な雨降りとなっていて、根元に影の無い不思議な写真になりました。(太陽光が無いためと思われます。)

このあと長野県に入って、岐阜県の手前の道の駅「風穴の里」で車中泊することにしました。

ここは夜中も国道を走る車の騒音が大きく、車中泊向きとは言えません。


4.六日目

飛騨古川

朝食をすませてから、上高地への入り口(釜トンネル)を見ながら更に安房トンネルを通過し岐阜県飛騨高山を目指しました。

飛騨高山に到着した朝の8時にはもう人出も多くて、早々に飛騨古川に向かいました。

古川の街中の水路
雨後の濁り水に大きな鯉が泳いでいる
とある民家の玄関
センスの良さを感じます。

上の写真には花活けの下に雨だれの跡があって、普段から花活けが取りつけられていることが分かります。

飛騨古川は飛騨高山ほどの人出もなく、こちらに来たのは正解だったようです。

この後、飛騨高山から東海北陸自動車道に乗って、一気に京都に戻りました。


5.最後に

今回の車中泊旅では、前編で最高潮の紅葉の山道を巡ることができ、それに加えいい写真も撮れました。

後編では、迫力のある鳥海山と、潔さのあるくらげ水族館、外国人にも知られる秘湯などなど、いい経験でした。

実質5日間で2000kmほど走ったものの、それほどの疲れも無くアウトバックの実力を再認識できました。


前編、後編を通してご覧頂き有難うございました。

これから車をN-VANに替えた車中泊旅をアップしますので今後ともよろしくお願いいたします。




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