ウグイはまずくないし、外道じゃない!日本ウグイ協会を設立した話
「ウグイは本当にまずいのか?」と検証したこちらの記事が観覧数がどんどんと増えている!
観覧数はなんと月に2,200人!
「みんなこんなにウグイに興味があったのか…」と驚かされたと同時に、ウグイのことをもっと詳しく知りたくなってきた。
色々と調べているうちに、ウグイの魅力に虜になってしまった。
その中で「ウグイを“外道”だの“まずい”だの言われている現状から救いたい」という超おせっかいな気持ちが芽生えてきた。
そんな気持ちが暴走し、こんな協会を立ち上げました(笑)。
今回はそんな勢いで立ち上げた「日本ウグイ協会」の概要と展望について、執筆していきます。
ウグイってどんな魚?
ウグイとは、日本全国に分布している淡水魚のこと。河川はもちろん、ダムや湖、海に至るまで生息している魚なので、多くの人が一度は見たことがある魚だと思う。ただ、アユやイワナと違って一般に流通されていないため、ウグイを見かけても「これはウグイだ」と認識できる人は多くないと思う。
ウグイは世間じゃ「外道」で「まずい」
分布が広く簡単に釣れることが災いしてか、「外道」と呼ばれてしまうことが多い。また、味も「あまり美味しくない」と言われることが多い。
しかしウグイは、イワナやニジマスといった、いわゆる渓流釣りの王道の魚と比べて釣りやすく、ビギナーにフィッシングの楽しさを教えてくれる魚だ。
加えて、しっかりと料理をすれば美味しく味わうこともできる。現に長野県や富山県では今も郷土料理として地域に親しまれている。
ウグイの「人間味」に萌える
アユやイワナを才能がある人間に例えると、ウグイはいわば凡人。
味でも釣りの人気でも到底彼らには及ばない。
そんな現状でも、群れて仲間達と日々を過ごしている。
そんな生き様に僕は人間味をすごく感じてしまった。
上司に認められずなかなか業績の上がらない営業マンが、同じ境遇の仲間と居酒屋でくだを巻くようなイメージです(笑)。
ウグイにとっては余計なお節介かもしれないが、ウグイの価値向上に本気出して取り組みたくなってきた。
そんなウグイの人間味を「萌え」にできないかと、現在オリジナリキャラクターを制作中!(笑)
ウグイの価値向上はロマンの塊
先述した通り、味や釣りの人気で言えばアユやイワナに到底敵わない。しかしウグイのことを知れば知るたび、「アユやイワナに一矢報いたい」「外道と呼ぶ釣り人たちに一泡吹かせてやりたい」。そんな想いが込み上げてきた。その一つの成果が「日本ウグイ協会」だ。
協会の目的はウグイの価値向上とファン増加。
しかしこれらの目的に社会性なんてものはほぼ無い。ただ思い描くのは、ウグイがアユやイワナと並び、飲食店の定番メニューになったり、釣り人がウグイ釣りに熱狂する世界。もしもこんなことが実現できたらめちゃくちゃおもしろくないですか?
今の自分はめちゃめちゃ強い敵に立ち向かう少年漫画の主人公さながらの気持ちだ。理屈じゃなく、そこにロマンがあるなら、俺は戦うことができる!
日本ウグイ協会について
協会の活動としては、WEBメディアを通してウグイの魅力や知識を発信したり、ウグイを実際に料理したり、プロに調理してもらったりしたレポートを書いたりしている。今後の展望として、キャラクターの制作やグッズの展開や会員制度の導入などを検討している。
ぜひウグイの活躍、見守っていただければ幸いです !
デザイナー / クリエイティブディレクター
竹本 純
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