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隠キャが好きです

わー、アニメを観ていたら日記を書くをすっかり忘れてましたー。ちなみに観ていたのは「ダンジョンに出会いを求めるのは間違いだろうか」(通称、ダンまち)でした。それの続きがアマプラで出ていたのを思い出して見始めたら止まんなくて…。申し訳ありませんでした。

にしても、主人公が隠キャ設定なものが好物です。つづけて見始めたのが、これも去年話題になった「ぼっち・ざ・ろっく」です。ギターを始めたのは良いけれど友達ができず、バンドも組めず、中学生活を過ごし、高校生になってやっとバンドメンバーと出会えた女子高生の話です。なんだろう、その環境。自分の過去がフラッシュバックする気がするのは、気のせいでもない。主人公の「ひとりちゃん」の行動力、ぼっちキャラならではの暴走っぷりで笑いながら見れました。深夜のテンションで、学校にギターを背負っていく勇気はわたしにはなかったなぁ。その前にテニスバックが邪魔で、ギターは持っていけなかったかも。

にしても、主人公が隠キャというのが好物です。小説なんかも垢抜けているキャラが主人公だと、導入部分から萎えることが多いです。バカなキャラ設定なら受け入れられるのですが、陽キャは苦手です。なんか眩しいんですよね。いや、眩しすぎるんですよね。そこからして受け入れられない。

考えてみれば、自分の高校時代もそうだったなぁ。1人のときは常にMDで音楽を聴いてました。お昼ご飯のときも1人で音楽聴きながら、本を読んで弁当食べてました。そこに現れるのが、「おっ、こいつ寂しいそうじゃね?」と気を利かせてくれるクラスメイト。違う、そうじゃないんだ。1人の時間が必要なんだと思いながら、耳からイヤホンを外し、お弁当を食べてました。

最終的には生徒会室の鍵を手に入れ、1人生徒会室で弁当食べてました。音楽を聴きながら。明らかに隠キャ。そのあとは昼寝したり、図書室で1人本棚の前でボーッと過ごしてました。たぶん、そのころverdeさんに出会っていたら、あまりの温度感の差にコミュニケーションを取ることもなかったでしょうね。

考えてみれば大学時代も似たような生活をおくっていたなぁ。でも、サークルに入っていたので友達はいましたよ。本当ですよ?サークルはミステリー小説研究会だったから、みんなどこか隠キャというか孤独を好む人が多く居心地が良かったなぁ。大勢集まってる中1人で本を読む人、歩きながら本を読む人、そんな人たちが集まるサークルでした。

入った当初、困ったことがあって。わたし、ミステリー小説読んだことなかったんですよね。だから、1人話題についていけずぼっちでした。なんでそれなのにミステリー小説研究会なんてサークルに入ったかというと、「本を読む人なら誰でもOK!」という甘言に誘われて入ったんです。ドグラマグラとかは読んでいたけど、最新のミステリー小説の話題にはついていけず、先輩方の「これ読みな!」という暖かい声かけのもと、なんとか居続けた感じです。

そこで、小説っていろんな人が書いているんだな、いろんなジャンルがあるんだなと初めて知りました。先輩方からすれば、手のかかる後輩だったのかもしれません。なんせサークルの名前をつけてくれた江戸川乱歩すら読んでいない有様でしたからね。知らないって本当に怖い。知らないうちに有名どころのサークルにいたなんて今でも信じられません。「東の早稲ミス、西の京ミス」なんて言葉もあったぐらいで、そのサークルに入るために大学を早稲田にした人もいたくらいでした。

でも、隠キャのわたしでもやっていけるくらい暖かいサークルで、いつの間にか小説にハマるきっかけになった良いサークルでした。いろんな人がいたなぁ。ツラツラと書いていると長くなりそうなので、この辺で。プチ・フランス語講座はまた次回。

ちなみに高校時代いろんな曲を聴いていたけど、よく聴いていたのはVan Halenでした。

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