PGW誕生にまつわるエトセトラ ⑨GodZono

前回は、はやおとの出会い後編を記事にしました。この後2018/10/07 GODSGARDENの配信で3人が「グローバルセンス株式会社 正社員 専業プロゲーマー化の発表」をさせていただき、2018/11/01 PGWの正式スタートに至るのです。途中で基地探しの旅や基地内部の構築などもあり、トンデモハードな日々を送るわけですが、無事にスタートできました。みんなよく頑張った💪

今回は、PGW第4の男として参戦した神園プロとの出会いについて記事にします。


噂は聞いていた

レンからもシバからも、まぁ神ちゃんの話は聞いていました。どんな話かと言うと『ゲームの天才』的な話が9割と『やらかした話』が1割。僕は面白いことが好きなので、神ちゃんには申し訳ないけど『やらかした話しか印象に残って無い』状態で初対面。GODSGARDENでPGWの3人がプロ化の発表をした配信の日です。

配信中にトイレに行く時に無線のマイク切り忘れて「ジョロロロロ〜ってサウンドを配信(生放送)で世界に聴かせてしまった」とか、そんなヤバい男。
もう胸ワクしか無かったです☺️

で、初対面となった日。
顔巣に集合したのち放送前の空き時間で食事に出かけたんです。近くの中華料理。そこで挨拶をしたのですが、大人しいし、物静かな人。なんか豪気な人をイメージしていたんですね。でも実際に会うと…う〜ん想像と違う。なんて絡んでいこう。。。

ま、結局、軽くPGWの説明をしてタイムアップ。放送準備で顔巣に戻ることに。

でもって、放送に入ったら、良く喋る。軽快でテンポ良く。
(あれ、全然違うじゃん。僕、波長が合わなかったかな…?😭)
放送も無事に終えて神ちゃんにお礼をしたのち、顔巣を後にしました。とてもアッサリな出会い完了です。


真の姿はバッカス

そんな神ちゃん、放送以降からはオフィスにも遊びに来てくれて、ココ飲みに年内3回参加&12月に僕が個人的に開催した『葡萄会』にも参加しました。
※葡萄会 = 十数種類のワインとチーズを楽しむイベント

実は、この葡萄会には様々なタイトルのプロゲーマーが参加していて、PGW構想と想い、各プロの想いや望む未来像などがかなり熱く語り合われていて、いま思えば、動画に残しておきたかったなー。。。なんて思います。

おっと、話は戻ってココ飲み。神ちゃんは、ほぼ連続参加を記録するわけですが…“会うたびに酒量が増量&トークも滑らかに”変貌していくんですわ。
大人しい印象を完全に覆していきました。この男…もしや酒の神バッカスか🤔

…そのまま飲み続けた挙句にココ飲みで軽い千鳥足。この男…ただのバカッス😱

そんなこんなで仲良く話す時間も増える中、なんとなくだけど(あー、僕、神ちゃん好きだワ)って感覚を持ちました。よって自ら飲みに誘う事は封印しました。PGWに誘いたくなっちゃうから。


酔った勢いで

PGW結成から4ヶ月、EvoJAPANを終えて遅めの打ち上げの日。肉と酒で良い気分になった終盤…ポロッと言っちゃったんです。

『いやさー、将来PGWで4人目を考えるなら、神ちゃんがイイんだよねー。予算無いし、本人ともそんな話ししてないし、勝手に考えてるだけだけどさー。ま、与太話ね。』

そもそもPGWは1人の予算計画が3人になってるわけなんです。はやおの専業化も裏話があるくらいの状況でした。そんな訳で一瞬「ヤベッ」って思ったんだけど、メンバー全員の反応が良い。予算さえなんとかすれば、チームとしては良い心情か。とは言っても、僕自身「人間、キャラ、ノリ、スタンスが好き」で言った程度だったので、改めてPGWの強みと弱み、神ちゃんが持つ強みを改めて整理しました。

そもそも神ちゃんって、何して収入を得ているのか、どんな成果をしているのか?全く知らないので、せっかくだし飲みにでも誘おっと。
という事で早速DMを送って返事を待ちました。

そして、3月中旬に秋葉原で神ちゃんと飲むことに。

※この飲みに関して、神ちゃん視点で話がインタビューで触れられています
https://www.wantedly.com/companies/gb-sense/post_articles/175920


バカッスの一言が全ての始まり

これまで差しで真面目な話をして来なかったし、初対面の時とは違うワクワクで迎えた当日。予約した店に着いてさっそく乾杯。
他愛もない話をしつつも、お互いの近況報告。そして神ちゃんの収入源である仕事の話に…

(なるほど、神ちゃんはゲームの知識と能力でメシ食ってんじゃん)

そんな訳で、僕的にはPGWへの誘いの意図もない飲みの誘いだったので、引き続きゲームの話や実況の大切さの話で盛り上がりました。時間的には1時間過ぎたくらいだったかな、神ちゃん、ポロッと言った言葉が僕に突き刺さったのです。

『でも自分、まだまだイケるって感じているんですよ。キャリバーで世界を獲りたいんスよ。もっと勝ちたいんスよ』
(なぁ神ちゃん…ハートは現役選手じゃんかヨ)

次に出た僕の言葉はコレだった
『神ちゃん、ハートが選手じゃん。ならウチに来なよ。予算無いけど実況の売上とかも考えたら、僕が少し頑張れば予算枠を作れるから。もう毎月の収入を心配しないで練習しろよ。世界に僕を一緒に連れて行ってよ』

僕から選手を誘わないというポリシーを曲げた瞬間だった。

この後から稲葉さんに仁義を通しに行ったりして、発表の日を迎えたのです。


あとがき

今回は神ちゃんとの初対面から、神ちゃんをPGWに誘った経緯を記事にしました。いつだったかTwitterで流した話の詳細裏話です。神ちゃんの、あの一言は今でも僕の胸に残っています。プレイヤーファーストである僕自身が、神ちゃんを実況者として見ていて、でも神ちゃんのハートは選手のままでいた。延髄蹴りを喰らったようなショックを受けました。まだまだ僕は選手のココロが分かっていない。そんな事を感じた夜でした。


次回予告

今回までで、選手との出会い、参画までの経緯について、ひと通りを終えました。もっと詳細に書くと冊子くらいにはなりそうなので、詳細は会って飲んだ時にでも語るようにします。

次回からは、チーム設立に必要な事、維持にかかる費用、売上、全体効果、などについて書いていこうと思いますが、新会社の設立に2社関わっている関係もあり、少し時間がかかるかもです。そんな訳で、落ち着くまでは、小さなネタでも書いていくかもしれません🤔


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?