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ビタミンB群サプリ お薦めはコレだ

体調の維持、予防にとってあまりにも重要なビタミンB群。
ナイアシンの約600を筆頭に、ビタミンB群8種類はそれぞれが数多くの仕事をしています。

そのため、各栄養素のポテンシャル十分に発揮させるためには、サプリを用いて大量摂取するのが望ましいと考えます。

この記事では、ビタミンB群をサプリで大量摂取するために必要な知識、抑えておきたいポイントを完全解説します。 

記事の内容は次の5点です。
①ビタミンB群の役割
②ビタミンB群サプリの選び方
③ビタミンB群サプリお薦め商品
④ビタミンB群サプリを飲むタイミング
⑤ビタミンB群サプリの注意点

(記事の文末に動画を貼付しています)

ビタミンB群の役割

ビタミンB群の役割については、あまりにも多すぎてここで詳しく説明できませんが、その中であえて代表的なもの3つに絞ると・・・

①エネルギー代謝
(あらゆる疾患予防、疲労回復、肩コリ改善)
②肌荒れ、粘膜炎症の改善  
③精神疾患の改善

(うつ症状、不安、イライラ、パニック障害、統合失調症など)

この中でも激しく重要なのが、「①エネルギー代謝」です。
エネルギー代謝のカギを握るミトコンドリアが元気でないと、細胞の再生修復や免疫力の維持もままなりません。

疲労感や肩こり、肌荒れ、精神疾患がなかったとしても、やはりビタミンB群は必要で、サプリで大量摂取した方がよいのです。

現代人に多い慢性疲労、あるいは副腎疲労の場合も、早急かつ大量のビタミンB群が必要です。

ビタミンB群サプリの選び方

取り組む順番として、ビタミンB群個別サプリの前に、マルチビタミンから少しでも多くのビタミンB群を摂取します。  
ビタミンB群は、他のビタミンやミネラルといろんな場面で協調して働くからです。

ビタミンB群8種類の内、
B1、B2、ナイアシン、パントテン酸、B6
の5種類に絞って、含有量を比較して見てみます。 

国内メーカーのマルチビタミンは、あまりにも少なくて薦められません。

例としてFANCLのマルチビタミンを見ると

B1                    1、2mg
B2                        1、4mg
ナイアシン        13mg
パントテン酸 4、8mg
B6       1、3mg

この量は、厚労省が定める推奨量に近い数字です。
推奨量の根拠となるのが、欠乏症(B1であれば脚気)を予防するには足りる量だということです。

これでは、この動画で目指しているビタミンB群の効果はほぼ得られません。

次に輸入サプリです。

私が飲んでいるLife Extension[TwoPerDay]には、ビタミンB群がこれだけ含まれています。 
B1      75mg
B2                       50mg
ナイアシン     50mg
パントテン酸 50mg
B6      75mg

FANCLと比べると、雲泥の差です。

しかも、B群8種類の内、B2、B6、B 12、葉酸の4つは活性型として含まれます。
活性型については後ほどあらためて説明します。

この2つの商品以外にも優れたマルチビタミンはありますが、これに準じたビタミンB群の含有量があるのが望ましいです。

これだけの量を摂っていれば、とくに症状や不調がなければ、ビタミンB群個別サプリを飲む必要はないかもしれません。

一方、疲労感や肩こり、肌荒れ、精神疾患などの症状を感じる場合には、ビタミンB群サプリでプラスαする必要があります。

ビタミンB群サプリお薦め商品

今回ピックアップしたサプリは、4つのメーカーです。
含有量と合わせて比較してみてください。

LifeExtension
DoctorsBest
CaliforniaGoldNutrition
NowFoods

一つ突出した商品があったのに気がついた人もいると思います。 
LifeExtensionのビタミンB群です。

ビタミンB1、ナイアシン、ビタミンB6の含有量が100mg。 
これはLifeExtensionだけ。
パントテン酸に至っては500mg。

先ほど触れたB2、B6、B 12、葉酸の4つが活性型であることも大きな強みです。

活性型にはそれぞれ化学名があり、
B2=リボフラビン5リン酸
B6=ピリドキサール5リン酸
B 12=メチルコバラミン
葉酸=5MTHF

iHerbのサイトで商品の成分表示を見ると、この化学名が表記されています。

活性型は、本来であれば吸収されたあと体内酵素で代謝されて活性型となる所、最初からその形で摂取できるすぐれものです。
年齢を重ねるにつれて代謝酵素の生産は低下していきますので、とくに中高年の場合は活性型はありがたい存在です。

LifeExtension以外にも
DoctorsBest、 CaliforniaGoldNutritionも活性型を採用しています。 

その中でも、活性型を含んで、なおかつ含有量が断トツに多い
Life ExtensionのビタミンB群。

これを今回のお薦め商品とさせていただきます。

ビタミンB群サプリを飲むタイミング

ビタミンB群は水溶性ビタミンのため、一度に多く摂りすぎても体内に溜めることができずに尿と一緒に流されてしまいます。

したがって、複数回に分けて摂ることがポイントです。
この場合の「分けて」とは、マルチビタミンまで含めて「分ける」ことを意味します。

先ほど紹介したマルチビタミンは1日2錠ですので、1日1錠のビタミンB群サプリであれば、合わせて3錠です。
これを朝昼晩の食後に1錠ずつ飲むのが望ましいと言えます。


夕食後にビタミンB群を飲んでも、あと休んで寝るだけだからエネルギー代謝とは関係ないのではないかと思うかもしれませんが、全くそんなことはありません。

夕食の消化に要するエネルギーに加えて、寝ている間に行う細胞の修復、組織の再生のためにエネルギーが必要です。
ビタミンB群は1日3食後すべてに補給するのが理想的です。

ビタミンB群サプリの注意点

ビタミンB群は水溶性であるため体に溜まりにくく、過剰症はほとんどありません。

が、ナイアシン、B6、葉酸については過剰症が存在し、厚労省作成の「日本人の食事摂取基準」では耐容上限量が設定されています。
耐容上限量は、この値を超えて摂取した場合、過剰摂取による健康障害が発生するリスクがゼロではないことを示す値です。

この中で、マルチビタミン+ビタミンB群サプリの摂取で健康障害の可能性があるとしたらビタミンB6。

ビタミンB6過剰摂取による健康障害は、感覚ニューロパチーと呼ばれる末梢神経障害です。
症状としては、手足の筋力低下、しびれや痛み、5感を含めた感覚が鈍くなる、が挙げられます。 

ビタミンB6の耐容上限量は、成人で45〜60mgです。
ということは、紹介したマルチビタミンに75mg含まれているので、それだけで耐容上限量のレベルに到達しています。

そこにビタミンB群個別サプリで50mgとか100mgを上乗せすると、合わせて125mgまたは175mgになってしまいます。

過剰症が出るのは非常に稀なケースですが、もしも健康障害が見られた場合には、輸入品のB群個別サプリは控えてください。
輸入品と比べると含有量が抑えられている国内メーカー(FANCL DHC等)のビタミンB群サプリを飲むのがベターなチョイスです。

まとめ

ビタミンB群の役割は
①エネルギー代謝
②肌荒れ、粘膜炎症の改善  
③精神疾患の改善

中でも重要なのが、①エネルギー代謝 

ビタミンB群サプリの選び方は、含有量の点から基本的に輸入品。
その中でもB2、B6、B 12、葉酸の4つが活性型であるのがベター。 

その2つの点からビタミンB群サプリお薦め商品は
LifeExtensionの商品です。

ビタミンB群サプリを飲むタイミング。
ビタミンB群は水溶性ビタミンのため数回に「分けて」飲むのがポイントです。

ビタミンB群サプリの注意点は、ビタミンB6の過剰摂取です。

この記事の内容については動画もアップしています。
合わせてご覧ください。


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