自選短歌 2024年3月

2024年3月に「うたの日」で発表した短歌からの自選6首です。

待てなくて熱すぎるまま食べるから誰も知らないたこ焼きの味

人肌のお湯にひたして待つだけでまさか木乃伊が生き返るとは

姿さえ隠れるほどの薔薇を持つ男が潔白のわけがない

我慢することをやめたら背から羽根額から角脇から触手

成しとげたあとの軽さで花びらは風のちからにすべてまかせる

家政婦は見たけどなにも言わないですべて許して天国へゆく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?