黒ちゃん

ただの一般人。日々、人生を生きていて思ったことや感じたことを自由に語るだけのメモ帳代わ…

黒ちゃん

ただの一般人。日々、人生を生きていて思ったことや感じたことを自由に語るだけのメモ帳代わり。 お説教やマウントはいりません。マイペースでのんびり楽しみます。 アゴラというメディアでも記事書いてます。

最近の記事

仕事や勉強に「やる気」は要らない

仕事や勉強をする上でよく聞く話の一つに「やる気を出したいのにでなくて困っている」「やる気を出さなければいけないのに」といった悩みがある。 成果を出すにはやる気が必要であり、やる気を出すことで成功できると考えている人は少なくない。会社員時代も「お前に足りないのはやる気だ!」といった叱責をする人もいた。 正直、「やる気」は世の中であまりに過大評価されていると感じる。 やる気と成果は何の関係もない仕事でも勉強でも、大きな結果を出したり、粘り強く取り組む人たちがいる。そうした人

    • 今は海外旅行より国内旅行を勧めたい2つの理由

      筆者は旅行が好きだ。最近は仕事がそこそこ安定したこと、子供がある程度大きくなってきたのもあって、思い出づくりのために以前より積極的に旅行に行くようにしている。 自分はこれまで国内外に旅行へ行ってきたが、少なくともしばらくの間は海外より国内旅行を楽しんだ方がいいと思っている。その理由を取り上げたい。 1.価格これは多くの人がすでに予想するところではあるが、まずはなんといっても値段である。 正直、円安と日本以上のインフレが起きている海外旅行はかなりの割高だ。海外在住者がSN

      • 専門家の発言を鵜呑みにしてはいけない

        去年から、スキルアップの一環として様々な技術向上に手を出している。料理教室、ボイストレーニング、パーソナルトレーニングジムだ(合わずに今はやめてしまったものもあるが)。 自分に知識がない時代、「専門家の言うことは絶対であり、間違えることはない」と考えていた。しかし人に技術を教える先生の立場でも、明確に間違いを犯してしまう事があると、大人になって気づいた。問題は本人がその間違いにまったく気づかないまま、指導を続けていることが少なくないということである。自分自身もそうならないよ

        • インフレ円安時代、やってはいけない悪手

          日本でインフレ円安が続いている。インフレはCPIが前年比で鈍化するなど、ピークアウトしたような印象を受けるかもしれない。だが今後も海外でインフレが落ち着かない限り、円安の影響で輸入価格は確実に上がるだろう。 インフレと円安で個人レベルでの対策を聞くことがあるが、「それは効果がないのでは?」と感じるような悪手と思えるものが耳に入ることがある。 1.安売りでしのぐ保護者会などで「最近、スーパーやディスカウントショップの値上がりがしんどい」という話題になった時に、「できるだけ安

        仕事や勉強に「やる気」は要らない

          優しい人と冷たい人は見分けがつかない

          Xで「優しい人ほど怒ると怖い」という趣旨の投稿がバズっている。 投稿に対する反応が、とてもよく理解できるものばかりなのである。「本当に怖いのは、感情を見せずに静かに切り捨てるタイプ」「相手に一切期待しないから、汚名の挽回の機会すらない」といった内容がならんだ。 自分はこれまでビジネスでいろんな人とコミュニケーションを取ってきたが、このテーマについて個人的な感覚を一言でいうと「優しいとされている人ほど、冷たい人でもあるのでは?」である。ときに両者はまったく見分けがつかないこ

          優しい人と冷たい人は見分けがつかない

          人生が大きく変わったアドバイス 3選

          「人との出会いほど人生を変えるものはない」 これは筆者の持論である。人によって人生を変えるきっかけは様々だが対面、書籍、動画など媒体を問わず、他人からのたった一言の言葉が人生をひっくり返すほど大きな影響を与える。それは今でも変わらない。 自分自身、数々アドバイスをもらってきたが人生がひっくり返ったものがいくつかあるので取り上げたい。 「やめなかったら勝ち」起業についてのアドバイスの中で、もっとも影響を受けたのが「やめなかったら勝ち」という言葉だ。これはビジネスに限らず、

          人生が大きく変わったアドバイス 3選

          「GWは自宅派」が急増した理由

          「ゴールデンウィークは誰しも旅行に出かけ、経済も人々も盛り上がるタイミング」、このイメージはすでに過去のものとなったかもしれない。 明治安田生命の2024年3月の調査によると、インフレの物価高の影響でGWの過ごし方に変化があると報じた。GWに使う予算は1万円減少、自宅で過ごす派は46.8%と昨年に比べて5.2ポイント上昇している。ちなみにYahooの「みんなの意見」では5,700人件を超える投票の内、「自宅周辺で過ごす」という回答が最多で70.5%であった。 また、昨今の

          「GWは自宅派」が急増した理由

          幸福は足し算ではなく引き算で作る

          「もっとお金があれば、時間があれば自分は幸せになれるのに」 誰しも一度は通る道ではないだろうか。自分自身、そのように強くそう感じていた時期があった。しかし、ある程度余裕を得て分かったことがある。人生の幸福はより良い何かを足すのではなく、不快な引き算の結果作られるものなのだ。 足してもすぐに慣れて飽きる人間は慣れ、そして飽きる動物である。高級タワマン、高級車、高級ホテル、高級レストラン、このような固定費、変動費に関わらず「幸福を”足す”発想」では恒久的な幸せを掴むことはでき

          幸福は足し算ではなく引き算で作る

          スマホ2台持ちのメリット

          筆者は仕事で使うスマホを複数台持っている。いくつも持っているより1台に集約した方が良いと思ったこともあったが、紆余曲折を経て結局今のスタイルに落ち着いた。 スマホは1台ではなく、2台持つにすることでいくつかメリットがある。個人的体験によるものの中から生活改善につながりそうなものを紹介したい。 バッテリー残量1つ目の理由がバッテリー残量である。スマホは用途によってバッテリーの消耗速度が全く違う。大容量通信を行ったり、高画質で長時間録画をすると一気に電池残量が減ってしまう。そ

          スマホ2台持ちのメリット

          いい失敗、悪い失敗の違い

          誰しも「失敗したくない」と考えがちだ。確かに好き好んで失敗したいと思っている人は皆無である。しかし、「絶対に失敗したくない」と考える人と「できるだけ回避を試みるが、いざ失敗したならその結果を受け止めて改善を図りたい」という人とでは失敗からの学びに大きな差がつくだろう。 それ以上に大きな差となるのは、「失敗は質こそ重要」という価値観である。そう、世の中にはただただ無益で資源を浪費させる悪い失敗もある一方で、むしろ失敗が大きな学びやチャンスになる有益な失敗がある。その差は一体な

          いい失敗、悪い失敗の違い

          インフレ日本、値上げ前に今すぐ買うべきもの2選

          日常的に買物をしていると、インフレを実感することが増えた。牛乳や卵はもちろん、ネット上での買い物をする時にも「あれも、これも値上げしている」と実感する。インフレ自体は悪いことではない。だが、日本人はあまりに長くデフレに慣れてしまっているので、買い物習慣を切り替える必要があると思っている。 デフレとの最大の違いは「割引」である。服でも電子機器でも「後で買おう」と思っていたものが、僅かな期間で値上げになり「しまった!」という経験が何度かあった。インフレ経済下では時間が経つと安く

          インフレ日本、値上げ前に今すぐ買うべきもの2選

          人生は自分との戦い!他人を入れない大切さ

          「人生は自分との戦い」と言われる。誰もが一度は聞いたことがあるセリフだ。しかし、肌感覚でしっくり来ている人は意外と少ないのではないだろうか。 その理由としては、我々は学生時代から社会人になってからも「他者競争」を強いられる環境に身をおいてきたからだ。学生時代は学校の成績や学校のグレード、就職したら年収や勤務先の規模、婚活をすればスペック勝負。どこまでいっても他者との競争が追いかけてきて、逃げられない。 それでもあくまで「主観的」には、人生というゲームに競合相手を入れず、閉

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          米国で進む店舗の無人化。日本は続くことができるか?

          米国のファーストフード店、バーガーキングで無人店舗の実現に向けて取り組みを加速している。2022年にはテキサス州で、無人マクドナルドが誕生したことが大きな話題を呼んだ事があった。こうした無人店舗化の最大のインセンティブは「高騰する人件費」である。 カリフォルニア州での最低時給が20ドルに引き上げられた。日本円で換算すると、実に時給3000円である。ファーストフード店は薄利多売ビジネスの筆頭であり、人件費インフレを売価へ価格転嫁するには限界がある。 米国におけるファーストフ

          米国で進む店舗の無人化。日本は続くことができるか?

          今、アメリカと中国で宝くじが売れまくる理由

          近年、米国と中国において、宝くじがよく売れている。 North American Association of State and Provincial Lotteries (NASPL)によると、2023年は11.3億ドルの売上を記録し昨年から5%増加した。また、中国財政部は2023年の宝くじの売上高が前年比36.5%増の5,796億9,600万元と発表している。 一方で日本は宝くじの売上の減少が続く。ジャンボ宝くじの売上は平成からずっと右肩下がりである。代わりに投資詐

          今、アメリカと中国で宝くじが売れまくる理由

          嫌われてもいいが恨まれてはいけない

          「嫌われる勇気」という本が大ベストセラーになって久しい。YouTube上でもたくさんの発信者が「嫌われてもいい」という主張をしたことで、この考え方は市民権を得てきたという感覚がある。 「嫌われてもいい」と考えて、自分が思ったことを何でも発言する人の中には嫌われるを通り越して恨まれる人もいる。これは良くない。嫌われる勇気は必要だが、恨まれる勇気はいらないと思っている。最終的に自分の身を滅ぼすことになるからだ。 恨まれないためにはどうすればよいのか? 名指しの批判をしない日

          嫌われてもいいが恨まれてはいけない

          日本のキャッシュレス化を進める唯一の方法

          コロナ禍である程度進んだキャッシュレスだったが、ここへ来て推進の停滞と見られるニュースを目にすることが増えた。飲食店経営者が「手数料負担が大きい」と吐露したことで大きな話題を呼んでいる。 昨今、インバウンド需要も増えてどこへいっても外国人観光客で混雑している。「お支払いは現金のみ」だと店舗側は販売機会をロストしてしまうし、客側の利便性も良くない。コロナ禍でも思うように進まなかったキャッシュレス化はどうすればいいのか? 手数料を利用客負担にする現在、我が国ではクレジットカー

          日本のキャッシュレス化を進める唯一の方法