注）まだ大森キネマで8/9～上映がありますが、ネタバレの可能性があるかもです。

先日、所用で木更津に出向いた時に、そういえば「ほとりの朔子」って木更津でも撮影されていたよな…と、唐突にロケ地探訪を始めました。

まず最初に、確信があった場所へ。
朔子と孝史が一晩中歩き疲れてたどり着いていたところです。

JR久留里線の東清川駅。無人駅です。

この後に出てくるラストシーンを見る限り、2012年末に久留里線の車両が一新される前なので、少しホームの様子も違うかもしれません。

取っている間にちょうど人が来てしまいましたが…
ま、まぁこんな感じ？（汗）

JR東清川駅

それじゃあ時間もあるから、エンドロールで覚えた「ホテル銀河」というキーワードを訪れようと木更津駅へ。

木更津駅の観光案内に会った看板。駅から歩いて15分くらいかなと踏んで出発。

それまで「ホテル銀河」って、兎吉のやっている偽装ラブホだと思ってたんです。ところが、その「ホテル銀河」にいよいよ近づいてきたよ、と思った矢先。

あ、あれ？？

こっちじゃん、偽装ラブホ。
やっているのかやっていないのかわからなかような感じだったけど人気がなくもないので、恐る恐る近づいてみましたが、入口の奥に映画のシーンにも映っていた樽があったので、こっちだな～と確信。

孝史が飛び出して朔子が追いかけるシーンが浮かびますね。

では「ホテル銀河」って？
駅の観光案内でイメージと違ったのでうすうす外したような予感はしていたのだけど、すぐ先なので念のため行ってみることに。

するとどうでしょう！

これ、朔子と孝史が食事をしてて、知佳が来るといって入れ替わった喫茶店ではないですか！これは見当ついてなかったので、うれしい誤算（笑）
ちなみにこの時やっているのかやってないのかわかりませんでした。
（だいたいほぼ海っぺりで周りに集客力のある場所もなさそうだし…）

「偽装ラブホ」と喫茶店の辺り

ここまで来たら、ラストシーンも行くかと足を延ばして。

実は先ほどの東清川駅に行く途中に既に発見していました。ただ、久留里線の本数が１～２時間に１本という路線なので立て続けに見るのは難しかったので、いったん通過していたのですね。

で、改めていろいろ調べてみると、路線バスでもなんとか行けそう。１時間に１本しかないけど、列車の合間に走っていたし、ちょうどいいタイミングで出発だったので、バスにてラストシーンの地へ。

兎吉と海希江さんが朔子を見送った駅。JR久留里線の上総清川駅です。最初に挙げた東清川駅の隣になります。列車が行った後もしばらくこの光景でエンドロールになりますね。

JR上総清川駅

意外と数時間で巡れた感じがしますが、まだ夜中の喫茶店や「アメリカの映画みたいじゃない？」と線路を歩くシーンがわからないので、今度はそこを調べてみたいと思います。

あと、肝心のあの「ほとり」がどこにあるのか。こちらは三浦半島みたいですが、意外と想像がつかずにいるので苦戦しそうです…。