飯岡_2014-17

「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」ロケ地の世界 ― その20年後 #5

テアトル新宿の上映まで、ゆっくり書いていけたらいいかなと思っていたら、なんだかんだで来週になってしまったので、目黒シネマの公開前にある程度まとまったらいいななどと考えてしまいます…。

少し話が先に進みますが、花火大会の夕方、なずなが荷物を引きずりながら祐介を迎えに行くシーンです。

そして、祐介がなずなから受けた誘いを断って、プールの競争で怪我をした典道が、祐介の自宅兼病院(あ、ここ今回も行けてなかった・汗)から、なずなと共に歩きますが。

上の場所から少し手前に進んで振り返るとそこなんですねぇ~。

なずなが母親に捕まるのもこの道ですね。

話が前後しますが、ここから
・なずなが「裏切るよ、きっと」と言い残して去る
・母親に追いかけられて飛び出してくる
・なずなが連れられて行き、典道を迎えに来た4人がそれを目撃するシーン
はもう一度振り返ります。

右側から4人が今にも来そうな、ほとんど変わりのない光景です。

あとは、見せ方の妙と言いますか、奥に見えるビニールハウスは上のなずなが一人で歩いてくるシーンと同じということになるんですね。

さらに、この交差点を左折。つまり、なずなが母親に引きずられていく方向へ視点を向けると、典道がなずなに誘われて、自宅から「逃走」して駆け出して「(祐介に)見られたよ!」と訴えるシーンが現われます。

もはや、この道路と交差点は、存分にいろんなシーンに使われている密集地帯でもあるのでした。

ここも比較的当時の趣が残っているので、何気ない小さな道路と交差点ですが、かなりのポイントだと思います。

ただ、何気に車の通行も多いので、あまり撮影や再現に夢中になるのはやや危険ですので、ほどほどに(笑)

いろんなポイントとなる道路と交差点

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