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成長と瞬間

皆さんお疲れ様です。ARASKAです。

20歳を過ぎて、日々こんなもんかと思いながら生活が続いています。なんとかかんとか40歳くらいになって、生活も落ち着いてお金に余裕もあって時間もあるって時に、飯食って寝るだけの生活にはなりたくないので、何かしらの趣味には打ち込むようにはしています。とは言っても今はお金も時間もそこそこにないので、とりあえずYouTubeでもやってみようかな。だって今の子供達にはかなり魅力的な職業らしいですもんね。

息子が1歳半になり、毎日見ているとあまりわからないものですが、久しぶりに会う友達には、もう歩くの!?と驚かれたりして成長を実感します。むしろ実感したいが為に友達に合わせているのかもしれません。そう考えると、クソほど古い設定の、ママ友が息子の自慢をしてきてうざいみたいなアレに近しいような気がします。ああいうの大体BGMのせいなのでなんとも思わないのですが。

少しずつ喋るようになってきた我が子が、意思疎通をなんとなく理解してきたばっかりに、喧嘩?のような事になる時があります。と言うのも、居住空間の侵入してほしくないいくつかの場所に、駄目だと言っているのに入ってくるので扉や柵等の、難易度で言うとSASUKEの第2ステージくらいの関門を設置しました。ただSASUKEとは違って1年に一回のイベントではないので何度でも挑戦することができます。運営兼視聴者としては失敗に終わるところを見たいのですが、本当のSASUKEでいう7年間、つまり一週間ほどで突破されてしまうのです。突破される度に、めっ!と叱るのですが、知らず知らずのうちに鈴木雅之に寄ってしまう私に向かって、息子が、やっ!と言って、海外ラッパー対ラッツ&スターは引き分けになって終わります。

そんな息子が洗面所に闖入し蹂躙しているところを発見した私はすぐさま駆けつけ、またラッツ&スターをかましてやろうかと思案していると、廊下から嫁の「キャッ!」と言う声が聞こえたのです。何が起きたのか分からず、どうしたのと声に出そうとしたその時、息子が「ママ!」と言って駆けつけて行きました。私も後ろを追いかけていくと、嫁は滑って転びそうになったとのことで、何も起きてはいなかったのですが、そこには勇敢な息子の背中がありました。SASUKEを運営していたつもりが、撮れた内容は母を守る勇敢な息子の姿だったのです。危ない、本質を見失うところだった。SASUKEに満足してはいけない。なんの為に体を鍛えたり、自分を高めるのか。改めて見つめ直さないといけませんね。

よし、YouTuberになろう。

いつまでも流行りに流され成長しないパパでした。でも本気で感動したぞ。

書くために本を読みます! 本の経済が潤いますように!