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抜け落ちた(私が思う)重要な単語

先日の note に、「人が何か新しいことを学ぼうと思った時は、自分より上手い人がいる場所に行く傾向があるから、そもそも、自分の club に自分より skill の高い人が入ってくることはめったにない。」と書いた。だから人を集めようとする時こそ自分たちの意識(向上心)が重要ですよ・・・と言う意味で。そんなことを書いたら、

自分より格段にスキルが上の人が入会してくれる方法は思いつかないけど、同じくらいのスキルで「特定の部分においては自分より上で、ある別の部分においては自分の方が上」というような人なら入っては来るんじゃない?

facebook comment より…

・・・と言う comment を頂いた。全くもってその通りである。そして本来はそのようにお互いに影響を与え合いお互いに学び合える member が増えていくことが club の長期的な活性化に繋がるはずである。少なくとも、私は今でもそう思っているし、自分の club の立ち上げ期や立ち上げ後に、自分よりも skill がある(と少なくとも私が思っている)人が入会を決めてくれたのは、その辺りの部分を感じ取ってくれたのかも知れない。

この「お互いに影響を与え合い・学び合う」事こそが、講師・先生のいない Toastmasters と言う教育 Program の本質だと思ってきた(いや、今でもそう思っている、本当に)。Toastmasters の club mission にだって、ちゃんと mutually learning と書かれて・・・

The mission of a Toastmasters club:  is to provide a mutually supportive and positive learning environment in which every individual member has the opportunity to develop oral communication and leadership skills, which in turn foster self-confidence and personal growth.

世界の各 Toastmasters club の page で確認できる (google: Toastmasters, mission, mutually)

書かれて・・・

書かれて・・・いたのだが、いつの間にか、official の club mission から mutually と言う単語は消えている(enviroment ではなく experience にも変更されている)。

Club Mission: We provide a supportive and positive learning experience in which members are empowered to develop communication and leadership skills, resulting in greater self-confidence and personal growth.

https://www.toastmasters.org/about/our-mission

いつ抜けたのか?なぜ抜けたのか?ひょっとすると、英語的には主語が We になったことにより mutually は supportive に暗黙的に含まれているから推敲の結果抜けた・・・のかも知れない。しかし、それでもなお、個人的には、Pathyways を教育 program package として導入した頃から、club member の相互学習環境の提供から、(Toastmaster international or club から)学習体験を提供する・・・と言う感覚の違いに、もやもやしたものが沸き上がるのを禁じ得ない。

何がどうして変わったのか?変わっていないのか? 未だわからない事が多いのだが、"mutually" が club にとって必要なのか?そうでないのか?考えてみる良い機会なのかも知れない。

Think about it.

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