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UNIQLOでタックワイドパンツを買って感動した話

最近やたらとTiktokで"ノームコア"というワードを目にする。
地味だが、なぜか惹かれる。
見せられていたので、レコメンドしてきやがる。もっと見ちゃう。


ノームコアとは造語らしい。

その言葉は標準や普通という意味を持つ「ノーマル」に、中核・核心部を意味する「ハードコア」を掛け合わせた造語

https://mens.tasclap.jp/a1726

正直、ロゴや色味のバランス感覚がない。そんなセンスはどこかに置いてきた。
というか、そんなにファッションのことを考えたことがない。
中学の時、友達とカラオケに行って「保母さんみたいな恰好じゃん」と言われたくらいのセンス。
※決して、保育士さんを馬鹿にはしていません。

だからこそ、ノームコアは自分に合っているのかもしれないとちょっとだけうれしくなった。
「"Less but better"的なファッションを目指す!」と意気込んだ。

さっそく、Pintrestを開いた。
”ノームコア”と検索した。
ぱらぱらとみているうちに、スラックスを用いたものが好みだと分かった。
ビジネスシーンには出てこない、スラックスのキュートさを感じた。

「よし、スラックスを買うぞ」と決めて、今度はZOZOTOWNを開いた。
"スラックス"と検索すると、当然いっぱい出る。
どれも同じに見えるけど、かろうじて裾の広がり具合やらタックに違いがあることが分かった。

さあて、ここからが難しいところ。
どれにするよ。


出来れば買って後悔したくない。
やわらかいメジャーを使って、自分の体を採寸する。
なんとなく、これくらいなら入るかもという基準は分かった。
でも、入ればいいってもんじゃないとも思う。
シルエットが大事ってことは知っている。

さすがにシルエットは実物を見ないとわからない。
「ZOZOもSHIENみたいに、実店舗出してくれねえかな」と少しばかり思った。
じゃあ、いきなりセレクトショップに行くのはどうだ??
TOMORROWLANDへ行ってみるか?
「こわい」

そんなこんなで、いつものUNIQLOに向かった。
スラックスを探していたら、タックワイドパンツに出会った。
「めっちゃ分厚いなこのパンツ」
遠目から見ると、シルエットが美しかった。
「うわ、これじゃん」

メンズのMサイズとLサイズを持って、試着室へ
まず、Mサイズ。
「ぱつぱつやん」
次に、Lサイズ
「ぶかぶかやん」
詰んだ。

私の体格はちょっぴり筋肉質の平均身長で、骨格ウェーブだ。
骨格ウェーブってのが厄介なのかも。
太ももに合わせると、ウエストがぶかぶか
反対に、ウエストに合わせると、ぱつぱつ

しょうがなく、Lサイズを履いてベルトで調整することにした。
「美しかったシルエットが崩れるな」
なんだか腑に落ちなかったが、欲しかったので買った。

家について、自分と同じような悩みのある人はどうしているのか気になった。
どうやら、レディースサイズで調整しているらしい。
衝撃だった。
メンズライクファッションは聞いたことあった。
でも、男性がレディースサイズを着ることはイメージできなかった。

すぐさま、UNIQLOアプリを開いた。
WOMANタブをタップ。
タックワイドパンツで検索した。
すると、メンズとは若干デザインが違った。
むしろこっちが好みだった。

すぐさまサイズ表を見た。
レディースサイズのLがちょうどいいことが分かった。
ポチッた。
店舗で受け取ると送料が無料なので、店舗受け取りにした(無駄な抵抗)。

家に持ち帰って、履いてみた。
ピッタリ。感動した。
まさに、感動パンツ

だた、ちょっと気になるところもあった。
裾が広いのが若干好みではなかった。
それでも、ピッタリサイズを見つけたことが何よりうれしかった。

ただ、ピッタリサイズは見つけたものの、店舗で試着しづらい。

いや、サイズがあっただけでも幸せだ。


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