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#24【開発・設計事例】弱電関連部品用の自動画像検査機

サワディカァ
TM Technology Development Co., Ltd.(TMテック)です。

タイで画像処理専用の検査装置や自動機などの各種装置、治工具の開発・設計開発をしています。その他の装置・設計受託のご相談や日本の企業様からのご相談も承ります。

わたくしは、TMテック 広報室のぶちここと、みぞぶちけいこと申します。
ぺこりm(__)m

電子・電気部品製造の企業様からご発注をいただき、TMテックで開発&設計した弱電関連部品用の自動画像検査機を設置・調整中。

実はこちら、ご相談をいただいてから設置までに1年以上を要しました。
これは難易度が高く、都度打合せの段階でお客様にお伝えしている内容であり、了承をいただいての設計期間です。

時間を要した理由は2つです。

みぞさんとエンジニアで機械設置後の接続調整&動作確認中。機械のサイズ感は30㎜×15㎜程。

1番の理由は、、、
製品の形が通常と異なり、特殊で測定しにくい図形だからでした。その為、画像を認識させるには難があり、スムーズに進まなかったのです。

ドラムフィダーで搬送する製品自体の形状の難易度、製品外形の判断設定を画像のどの部分で特定し、認識させ、判定するか?その基準設定が難しい。どこを設定するかを決めるのに、製品の撮影画像で寸法を細かく測定し、幾何学計算しながらのプログラム開発が必要でした。

幾何学計算??微積分のこと?高校数Ⅰのテストで0点を取った天才的な頭脳を持つ私でも解析できません(笑) 万華鏡や曼陀羅の幾何学模様のこと?
いやはや、凹凸や曲線が多い図形を処理するときに使うようです。

幾何学とは、図形や空間の性質について研究する数学の分野

Wikipediaより

目指す世界線によって、数学や化学や物理の応用が利く。製造業で勤務して初めて体感しました。小中学生+教師に知ってほしいわ😠

前職は化学系の会社で、薬品を扱っている取引先が多く、設計前の計算式で化学式や流体力学系が頻繁に出てきました。私もフローを知っておこうと、専門本や業界本を購入して読んでいました。みぞさんは、普段の頭の体操が証明問題を解くことらしいですが、見ても全くわかりません。

計算と言えば、、1970年のアポロ13号の事件を思い出しました。
船体のトラブルで制御不能になったアポロ13号が、地球への帰還を果たすために、宇宙飛行士が計算をしたといいます。コンピューターが一瞬で行う計算を人間が手作業で行うという前代未聞。怪奇。。のちに映画になりましたが、ノートに記された計算式がすさまじかったとのこと。みぞさんの証明の計算式とは比較になりませんが、似たモノを感じましたwww 
以上、「幾何学計算」に反応してしまいました。。

続いて、2番目の理由は、、、
カメラ4台での装置全体を制御するプログラム、モーションプログラム、画像プログラムとの連結が複雑だった事。

電気・シーケンスは弊社スタッフのタイ人が行った以外、装置設計等々の開発から設計全般をみぞさんがほとんど1人でやっていました。(本案件スタートの時、他の画像プログラムエンジニアが他案件に従事していた為)
今は、スタッフと分業していますので安心してください。

TMテックのエンジニア陣は、開発のアイデアが昼夜問わず降ってくる生活をしている、癖のあるタフ揃いwww

彼らには妥協という文字がなく、仕事を受けたらじぶんたちが納得いくまで諦めないです。なので、激しいディスカッションもしばしば。。職人のプライドですかね。「まあいっか」という言葉を聞いたことがありません。技術者であれば当然なのでしょうが、だからこそ、お客様から求められることも多く、その分評価も高いです。

妥協しない!形にするぞ!金にするぞ!え?それも言う?(笑)

TMテックでは、日本からの開発・設計のご相談も承っておりますので、下記のアドレスまでご連絡ください。

今回はこの辺で(^o^)

TMテック広報室のぶちここと、みぞぶちけいこでした。
コープクンジャ

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