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サンシャインのイベントの意義


あいさつ

T-MAX

 どうも、T-MAXです。noteで会うのはお久しぶりです。
 今回は初めて記事を書くために記事を書きます。文章力が乏しいので伝えたいことを伝えられるかが非常に不安ですが、やるからには最後まできちんと書き上げたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします。

※ここから先の文章は全て私一個人の意見です。他のコミュニティのモデレーターの方などは一切関係ありません。

記事を書くきっかけ

 約1年前にTwitchのSunshineJapanCommunity(以下SJC)の開設およびマリオサンシャイン20周年記念大会のマリオサンシャイン大運動会が開催されてから、大小問わず様々なイベントが開催されるようになりました。自分もその例に漏れず、大会を主催し始め、直近ではゲーム(サンシャイン)を用いない企画配信をするようになりました。定期的に多くの大会、イベントが開催されることは界隈にとっても非常に喜ばしいことだと思います。しかし同時に、どう言った目的の大会なのか、という点が見えないものもいくつかあるなという感想を抱いてきました。もちろん、イベントを参加者たちが楽しんでくれればOK!というスタンスのものがあるのも良い事です。しかし、現状に満足していては、界隈は発展せず、むしろ衰退してしまう可能性すらあると考えています。今後、より良いイベントが企画され、界隈も自分自身も成長するためにこの記事を執筆するに至りました。私と同じように」界隈を盛り上げるためにイベントを主催・運営したい!」という思いがある方は是非参考にしてください。

何のためのイベント?

視聴者様ファースト

 はじめに意識するべきは誰のためにイベントや大会を主催するかについてです。
 見出しにもある通り、私は視聴者が最優先だと考えます。企画の模様を配信する以上、それを見てくださる視聴者の方々がいないとそれは成立しないわけです。参加者だけが楽しめればいいという体制だと視聴者が置いてけぼりになってしまいます。なんとなく「イベントを主催するのってかっこよさそう!」とか、「企画思いついたから早くやりたい!」といった勢いだけで主催をすると見る人を置いてけぼりにしている可能性があります。もちろん、主催が企画へ高いモチベーションを持つことは非常に重要ですが、勢いだけに任せず、一度踏みとどまってどうしたらより多くの人に楽しんで見てもらえるのかを考え工夫をすることで、より良い企画になると思います。

私もあなたもド素人

 では、多くの人に見てもらうには何をすべきなのでしょうか。
 昨今ではジャンルを問わず、多くのストリーマーが企画の動画や配信を行い、人気を博しています。これらのコンテンツに人が集まるのには大きくわけて「演者本人に人気があるパターン」「企画そのものに魅力があるパターン」の2つがあると考えます(編集が面白いということもあるが今回は省略)。例えば、最近味噌ラーメンを出した男がシンプルなトーク配信をしたとしても多くのファンがそれを見に行きますし、全くの無名でも企画が斬新で興味深い内容だったら徐々に数字はついてきます。皆さんも内容を問わず配信していたらとりあえず見に行くようなストリーマーがいますよね?しかし、サンシャインのイベントに人が集まる理由の大半は後者だと思います。界隈内でそれなりに知名度や人気のある人もいますが、それでも全員がズブの素人だと思います。ありがたいことにSJCのフォロワーが500人を超えましたが、登録者500人ちょっとのYouTuberと言われればまだまだのようにも感じます。現状の知名度に甘えず、前項と被りますがより良い企画内容を熟考し、「今回の企画は見ていて楽しかった!」と拡散してもらえるよう頑張りましょう!そうすれば、これまでサンシャイン界隈を知らなかった人にもその存在が耳に入るはずです。


大会のコンセプトを持とう

 大会の内容を魅力的にするには、その企画のコンセプトを明確にし、それを前面に押し出せるようにするのが一番だと考えています。
ガチガチの真剣勝負をし視聴者に熱を持たせるのか、思いっきりエンタメに振り切り視聴者を笑わせるのか、全く新しい勝負法を提案しこういった楽しみ方もあるのかと感心させるか、などなど他にも多くのコンセプトが存在すると思います。私は企画を練る段階、もしくは練り終わってひと段落した段階で、その大会のコンセプトと視聴者にどう楽しんでもらいたいかを言語化するようにしています。
 
例えば昨年の12月に開催した「1コインで4秒短縮される Any%RTA」通称「特殊Any」では、通常のAny%では見られない動きや、参加者ごとのルートや戦法の多様性を持たせられるように意識しました。また、ルールの公開を1週間前にすることで、参加者の考察力や短い期間での練習強度による差が出るようにしました。これによって、「1週間でよくこんなに詰められたな!」となる人や調査不足で「この人本番中にわたわたしてて面白いw」となる人の両方が出てくれました。これを1コイン3秒短縮にすれば、よりルート構築と練習量が結果に出るガチ対決になりますし、ルール公開を本番直前にすればより参加者があたふたする様子が見られる大会になっていたと思います。
 このように、細かいルール1つで大会の魅力が大きく変わります。ガチ対決なのにハンデをつけすぎるとなんだか冷めてしまいますし、斬新さを出したいのにやっていることがほぼほぼいつものAny%だとコンセプトが不明瞭で結局何がしたかったのだろう?となります。思いついたけど、コンセプトが見いだせず、ボツになってしまった企画がいくつもあります。個人的な意見ですが、ここ1年で開催された大会や今後開催される大会のうちに、「もうひと工夫加えたらもっと良い企画になったのに」という感想抱いたイベントがいくつかありました。大会主催出来て楽しかった!という自己満足にならないようにコンセプトをしっかりと持ちましょう!

主催が主催だと自覚し、他覚させよう

 ここまで、大会の内容にばかり書いてきましたが、次に運営の仕方についても触れていきたいと思います。
 大会が成り立つのに最低限の条件の1つに、参加者が集まる、という項目があります。当たり前ですね。視聴者ファーストと言いましたが、参加者にも気持ちよく参加してもらうことも大事ですし、それが視聴者が楽しめることにもつながります。特に、トーナメント大会や初心者大会等の参加者の練習の成果を見せる形式のイベントなら参加者が不快にならないように配慮することが1番大事だと思います。ですが、私はその当たり前の条件を忘れている人がいるようにも感じています。
 これも当然のことですが、参加者(参加者になりうる人)は、主催・運営から大会の開催が告知されない限り、その存在を知れず、存在を知らなければそれに参加することはできません。なので、大会の宣伝を行うことは非常に重要です。最低限「大会名」「申請フォームとその〆切り」「開催日」「簡単なルール(それが書いてあるリンクでも可)」はぱっと見でわかるところに2つ以上は記載しておきましょう。おススメはTwitterの固定ツイートとDiscordのSMSEventCommunityサーバーです。配信で宣伝したから!は絶対にNGです。その配信を見逃がした人がわざわざアーカイブを見返すのは手間であり、非常にまれです。また、配信で見た人もあとから申請締め切りや開催日を確認したくなった時にアーカイブを見返すしかないのは面倒くさく、主催への不満の原因になり得ます。配信で初公開するのは、イベント開催に対する盛り上がりとしてわかりやすく、非常に良いとは思いますが、それが終わったらすぐにツイートとサーバーでの宣伝を行ってほしいです。
 また、ツイートについては定期的にお知らせとして行うべきです。固定ツイートとDiscordでの宣伝のみでは、大会のことを調べたいと思って自ら動く人にしか情報が行き渡りません。初宣伝後もマメにツイートをし、まだ大会を知らない人やうっかり忘れてしまっている人の目にも止まるようにしましょう。「ツイートをしすぎるとウザがられるかも?…」という心配する人がいるかも知れませんが、そのツイートがウザいと感じる人はそもそもあなたをフォローていませんし、「参加したかったのに締め切りすぎてた…」となる方が参加者の不満は大きいです(実体験)。
 自分が主催だと意識し、他の人にも認知してもらえるようがんばりましょう!運営の中の誰が主催なのか、参加者視点でハッキリしないと、参加者側は誰に大会のことを聞けばいいのかわかりません(これも実体験)。主催するだけして運営を他の人に丸投げしていたとしてもいいので、「困ったらアタシに何でも聞いてちょうだい!!!」という体制を作ってほしいです。


おわりに

まとめ

 今回私が伝えたかったことは以上です。簡単なフローチャート?にするとこんな感じです⇓

・視聴者最優先!
⇒ド素人なのでコンセプトを持ったイベントを
⇒自己満足じゃダメよ・主催としての意識!

・主催としての意識!
⇒参加者にやさしく

 参考にしていただけると嬉しいです。
  また、コミュニティとしてはどんな内容のイベントでも大歓迎です!(もちろん最低限のマナーは守ってね)私の記事を参考にしながら企画をしてくださるのはもちろん嬉しいのですが、目的やスタンスが違う人や企画があることは重々承知していますし、そういったイベントが開きにくい環境になってほしくないので是非是非奮ってSJC及びイベントコミュニティを使ってください!

今後の展望

 あいさつのところでも書きましたが、最近ゲームを用いない企画配信を行っています。これは企画内容で楽しんでもらうのもそうですが、それと同時に走者たちそのものに付加価値をつけるのが目的です。RTAというコンテンツだと、どうしてもプレイの上手い人にばかり目が行きがちですが、企画を通して、走者たちのプレイ面以外の部分の魅力を伝えられたらなと思っています。「今回はこの人が出るなら見よ!」という声が上がるようになったら嬉しいです。大き目の大会もまた開きたいと思っているので今後もT-MAX企画配信をどうぞよろしくお願いします。

by T-MAX

P.S.
ありがたいことにサンシャイン界隈の枠を越えて色んな方にこの記事を読んでいただき、ご意見をいただきました。私の力不足で不快な気分になってしまった方や、伝えたいことが上手く伝わらなかった方がいらっしゃったこと、本当に申し訳なく思っています。公開時のものから、一部文章を修正させていただきました。
今後は自分の立場や影響力を踏まえた上での行動、発言を心がけていきます。
本当に申し訳ありませんでした。そしてありがとうございます!

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