徒然なるアナログ生活〜今日の1枚〜VOL.37 22.07.27
あーーーーーーーーーなーつやすみ!!
は、どこですか?笑
教えてくれTUBE。
戻り梅雨を経て酷暑イズバック。溶ける本日。
おはこんばんにちは、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
筆者は社内ニート生活が凄すぎて、社会にいる意義的なやつを見失いかけています。笑
そして昨日から数日間、家の部分リフォームのおかげでホテル暮らしです。
レコード聴けないってだけなのですが、すんごいストレスです。
ハゲソウデス。
滞在先のホテルは朝ごはんは美味しいし、VOD見放題だし、自販機、ランドリー、レストランと充実してても、レコードがないと息が詰まりますな…
さて、そんな本日。
お届けしますのは予告通りの伝説のバンドの1枚。
コチラ!!
THE STROKES/IS THIS IT
01年作。00年代を代表する伝説の1枚。
いまやシーンのトップランナーとなったTHE STROKESの1st。
先ずはこちらを聴いていただきたい。
いかがだろうか。
これほどにロックンロールな楽曲を、確かな熱量で炸裂させたデビュー盤。
全世界でヒットし、瞬く間にその名は広まっていった。
2000年代、合衆国から出現したTHE STROKES。
ロックンロールリバイバル、ガレージリバイバル
そんな風に評されるムーヴメントの始まりを告げた1枚である。
00年代初頭、というよりは90年代の末期から、USではヒップホップ、R&Bなどのブラックミュージックが隆盛を極め、UKではレディオヘッド、コールドプレイといったオルタナティヴロックバンドが人気を博していた時期であった。
そこに60年代のロックンロールやガレージロックを彷彿とさせる彼らが颯爽とシーンに現れ、ビッグヒットと相成った。
本作のチャートが実に興味深い。
本国USでは33位。
しかし、
オーストラリア 5位
スウェーデン 3位
ノルウェー 2位
UK 2位
欧州各国とオーストラリアではバカ受けのバカ売れだった。
上記の代表バンドはと言えば…
オーストラリア
AC/DC、Tame Impala、JET、5 Seconds Of Summer
スウェーデン
Mando Diao、ヨーロッパ、イングウェイ、アーチエネミー
そう、USに比べロックがシーンを代表することの多い国なのだ。
実に英国ロック的であり、US感がない。
だからかその人気は海の向こうで爆発していたのである。
映像に出てきた若者たちがこんなにも泥臭く、クールな音楽を奏でている。
00年代のロック復権を代表するバンドである。
リリースから20年、いまだに色褪せない音楽。
筆者は当時知らずにいたのだが、大学在学中に叩き込まれた膨大なバンドたちの中におり、一聴してどハマりした。
こんなにもカッコいい音楽を知らずに軽音楽サークルに足を踏み入れたことを恥じた笑
立て続けにリリースしたどれもが傑作であり、最新作はグラミー賞受賞。
それでも尚、この1st ALの持つエネルギーや初期衝動が多くのバンドキッズに影響を与え続けている。
アークティックモンキーズ、フランツフェルディナンド、カイザーチーフス
イングランド、スコットランド、英リーズから生まれた上記ロックバンドはストロークス無くして存在しなかった。
それだけでその影響力の高さが窺えるし、00年代の名盤ランキングがあるのであれば、筆者は間違いなく本作を1位に挙げる。
UKにおいてはブリットポップの終焉からのロック復興、USにおいてはロックの復権の象徴であるこの1枚。
聞かずにいるのは、あまりに勿体無い。
本盤は行きつけのココナッツディスク池袋店にて購入。
オリジナル盤とのことで取り置きいただき、終業後に予定があったのを遅らせてまで取りに行った。
内容は言わずもがな。
音質は最高だし、奥行きも最高。幸福感がMAX。
USバンドのヨーロッパオリジナル盤。
本国盤といつか聴き比べをしたいものである。
というところで本日はここまで。
恐らく人生において最も影響を受けた1枚のうちの一つ。
60年代、70年代のロックなんか古臭くて聴けねぇぜ!!!!
っていう今の子達にも聴いてほしい、なんて感傷のもとに書き上げた本日、私も懐古厨になったものだ笑
暑さはやわらがず、灼熱の7月末
ビールにタバコ、いい音楽に浸りながらバケツに張った水に足突っ込んで夕涼みなんて最高じゃないですかね?笑
日常の片隅に名盤を。
筆者はホテル暮らしのストレスを映画でも観て和らげて過ごすとします。
次回もまたお付き合いください。
それでは!!
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