LOVE LIFE

Huluのドラマ。
美術館のキュレーター(というかツアーガイド?)として働く女性、ダービーの恋愛ドラマを1話45分完結で描く物語。

1話がめちゃくちゃ良かった。
アジア系男性のオージーと恋に落ちて、運命の人だ!と思うけどオージーの転勤で別れることになる。

別れ際にオージーが、「カーバケッティは本当にあった役だよ」とダービーに教えてあげる。

実はこれ、2人が仲睦まじかったときに、寝物語で「私は高校のときミュージカル舞台のキャッツに出たけど、希望者が多くて適当にその場でつくられたカーバケッティとかなんとかいう役だった」とダービーが話したことがあって。

それをオージーはずっと覚えていて、しかもカーバケッティを調べてくれて、最後に本当にキャッツに出てくる役だと教えてくれるのだ。

このシーン、I love you.と言うより深く愛を伝えていて何よりすてきだと思うのです。
会っていないときに想っていたこと。
何気ない話を覚えていたこと。
学生時代の自分って、冴えない、何の役にも立たない自分だとおもいがちだけど、そうじゃないよ、価値のある役をしていたんだよ、と言ってくれているみたいで、私はこのシーンが一番好き。

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