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絵本でも性別役割分業が気になってしまう

こんばんは。

3歳の子供と家にある絵本を読んだり、土日のどちらかは図書館や本屋に行くことも多いのですが、一緒に絵本を読んでいると、気になってしまう場面があります。

それは、お父さん、お母さんが出てくると、決まってお母さんが食事を用意したり洗濯していたり、お父さんが仕事から帰ってきたり、いわゆる性別役割分業の世界があるのです。さらに、家事や仕事などの分かりやすい分業だけではなく、お父さんが何かを決めて、お母さんと子供はそれに従うとか。テレビアニメでいうとサザエさんの世界ですかね。

昔に描かれた絵本であればまだ時代背景が違うので、こういう時代もあったんだよ、と教えることもできますが、割と最近出ている絵本でも、お母さんが料理や子供のお世話をしている場面をよく見ます。

お父さんが料理や育児をしている場面が出てくる絵本も全然ないわけではないでしょうが、目についたものだと、内容がそれに特化?していて、さらっとお父さんも家事・育児を自然にやっているという感じではなかったです。

もっとさらっと当然のようにお父さんもお母さんも同じように家事・育児をやっている絵がお話の本筋とは関係なく描かれている本がたくさん並ぶ時代になるといいですね。いえ、きっとそうなっていくでしょうね。時代は変わってますから。

そんなことを考えていると、なかなか絵本が買えない(笑)。そんなとき、本屋で中をパラッと見ていいなと思い、子供に買った本がこちらです。

この本は、表紙はお母さんが料理を出す絵になっていますが、中のお話では、子供とお母さんが外から帰ってくるとお父さんがお風呂の用意をしてくれていたり、お父さんが料理を作ったりしている場面が描かれています。著者が1986年生まれということもあり、私より少し若い世代ですし、ジェンダー的なところを意識されているのが分かります。本自体もしかけ絵本になっていて面白いです。子供も繰り返し寝る前に読んでいます。

絵本を読んでいてもこんなことが気になってしまうなんて、気にし過ぎですかね。でもそれ以上に家での夫婦の家事育児の分担をする姿を見せるのが大事ですね。ついつい料理は自分がやってしまいがちですし、育児も私の方がやる領域が多くなっています。得意不得意もあるので、適材適所にしつつも、お父さんもお母さんも働いて家のことも一緒にやっている姿を子供には見せたいです。

ではまた。