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働き方の多様性がほしい

こんばんは。

今日は、最近よく聞く働き方の多様性について思うことを書きたいと思います。

1 働き方の多様性がほしい

先日、同年代から少し年下の他部署の同僚たち(全員女性)とランチをしたとき、働き方について話題になりました。

彼女らが口にするのは、今のような一律な働き方ではなく、(その時の仕事内容や子供の年齢などに合わせた)働き方の多様性がほしいということでした。全く同感です!

うちの職場では、福利厚生や有給休暇の取りやすさは悪くないと思うのですが、働く時間や場所が固定され、フレックスや、時差出勤も認められていません。一応、リモートワーク(在宅勤務)はコロナで慌てて始まったのですが、全く定着していない状況です。

2 改善を求める声を上げやすくなった

働いて給料をもらうことは「我慢や忍耐の対価」であって、社員が自分の待遇や勤務条件の改善を求める声を上げることは、我儘で贅沢なことと捉えられていたように思います。自分も20代の頃はそのように考えていたと思います。私は就職氷河期の少し後の世代ですが、氷河期の大変さを引きずっていた空気があったのだと思います。

私の勤める会社では、年に一度社員提案制度があり、自分の直接の業務内容とは関係なくても、新規顧客サービスであったり、経理や事務などのバックオフィスの業務効率化などの提案をすることができます。実際に提案が採用されると、その提案に関わる予算がついたり、サービスを始めることができます。

その提案の内容が、以前は新規顧客サービスや業務効率化といったものが主でしたが、最近の提案(採用まで至らなかったものも含めて)は、社員の働き方の多様性を求めるものにシフトしてきたように思います。この提案制度は実名でしなければいけないのと、採用されなかったものも含めて提案内容も全社員に公表されるので、先に書いたように、待遇や勤務条件について改善の声を上げることに対して抵抗が少なくなってきたあらわれだとも言えます。一方で、新規顧客サービスより、自分や周りの人の働きにくさの改善の方が切実な要望なのだなと思いました。

最後に

少しずつ働き方の改善を求める声を上げやすくなったのはいいことだと思います。

ただ、こうして上げた声について、どれほどスピーディーに制度を変更したりできているでしょうか。悲しいことに実態としてなかなか進んでいません。。。

転職も普通になっているこの時代。冒頭に述べた彼女ら6人中3人は、転職サービスに登録して情報収集をしていると言っていました。制度変更が実現する頃には、今制度を必要としている人はいなくなっているかも。笑えないですね。

ではまた。