春夏キャンプではある生物との闘いがある。

『蚊』である。

夏の風物詩。

今年も来たかと思わせてくれる。

平気で耳元を「プ〜ン」と飛んでくる。

自然を楽しむキャンプでは蚊との闘いからは逃れられない。

そんな私は『蚊取り線香』を使用する。

あえて、屋外で使用できる煙の出ない蚊除け製品は使用しない。

蚊取り線香を使う理由について述べてみたい。

1、緑色の渦巻の安心感

蚊取り線香といえば何色？の問いに

「緑色」と答える人が大半ではないか。

緑色に渦巻といえば蚊取り線香と脳内に刷り込まれている。

昔から使われ続けている蚊取り線香は不思議な安心感がある。

2、煙と匂いが効果的に感じる

蚊取り線香の効力はやはりモクモクした煙と
ツンと鼻を刺激する香りだろう。

足元に蚊取り線香を置き、煙に包まれると
蚊から守られている感覚になり安心する。

視覚と臭覚を刺激し、直感的に効力を
感じさせてくれるところが蚊取り線香の良いところである。

3、徐々に短くなってくる

先端に火をつけてしばらくすると蚊取り線香は短くなってくる。

気付けば小さな円になっている。

「ここまで小さくなるまで煙を出してくれたんだな」

きちんと効力を発揮して長さが変わるところが良かったりもする。

燃え尽きた白い灰はその証となって残る。

直感的に人間の五感を刺激してくれる蚊取り線香は
自然と安心感を与えてくれるのかもしれない。