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野球を見る休日

プロ野球のデーゲームをぼけっと見る休日はめちゃくちゃ平和な気分になる。
いい試合もそうでもない試合もいろいろあるけれど、特にこの春の時期に見るプロ野球はよい。勝ち負けも順位もあまり気にならない。とかいいつつ推しチーム福岡ソフトバンクホークスは首位なわけだが…。えへ。嬉しい。ケガ人はやくみんな治って帰ってきてほしい。

プロ野球は、特定のチームを応援しないほうが幸せなんじゃないかと考えることもある。どのチームにも推しがいれば勝ち負けに関係なく、推しが活躍したからそれでよし!となるかもしれない。

それこそ06年前後とかは、各チームに推しがいてどこもかしこもつまむような楽しみ方をしていた気がする。
しかし結局は誰かが贔屓になってしまう。自分は複数を平等に推す、箱推しということができない性質なのだと知った。いや前から気づいてたけど。

結局は誰かに入れ込んでしまうのだ。わたしはそれが和田毅であり、松田宣浩でもあった。

プロ野球は年間140回以上も推しが見られライビュまである神コンテンツだが、実際推しが全試合見られる人というのはごくわずかであることに去年気づいた。
推しがケガなく健やかにチームでレギュラーを張れるかどうかに関わってくる(しかも野手に限る)。この条件を1シーズン満たし続けるのは、いかにプロ野球選手だろうと至難のわざだ。
去年、松田のスタメン落ちでそれを思い知った。わたしはなんて幸福なファンだったんだろうと。

わたしがなぜホークスファンなのかというと和田毅がいたからに他ならないのだが、自分の性分としてなぜそれが好きなのかをどうしても突き詰めて考えてしまう。
たとえばムネリンの存在とか。斉藤和巳という最高のエースの存在とか。

昨日今日と札幌ドームからの中継を見ながら、そういえばもう札幌ドームのマウンドを見ても、なにも感じなくなったなぁと、他人事のように考えていた。

今年は松田がまだまだ元気であることを春から示してくれてとても嬉しい。
5/5には和田さんもまた二軍で投げるらしい。楽しみ。

野球中継を見ると確実に3時間は時間を取られるし、アニメやドラマ、映画と違いどこで盛り上がるかわからないし、なんなら盛り上がらずに終わることだってある。
でも野球は見ながら他のこともできるし、なんなら目を離したすきになにかがあっても、いいところは番組内でリプレーしてくれる。

春に見るプロ野球の、ゆるい感じが好きだ。
こんなふうに余裕ぶれるのはわたしがホークスファンだからかもしれないけれど、それならホークスファンでよかったし、和田さんを見つけることができてよかった。

勝つばかりじゃない。負けることだってある。わたしもチームも同じ。
去年サファテが言っていた「成功するために、まず失敗しなければならない時があるもの」という言葉がしみじみ良いなと思う。

明日のホークスは勝つといいな。

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