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【2024年度版:ドイツワーホリ】住居探しの手順について

この記事では、現在ワーホリビザなどでドイツへの渡航を検討されている方や、すでにビザを取得済みで渡航までに情報を集めていらっしゃる方向けに作成しています。
本記事ではドイツでWG探しの手順からWGを探すサイト、探す際のTipsまで詳しくご紹介します。
こちらは特に初歩的な内容になっていますので、もう少し進んだ情報を得たい方は私の別記事なども併せてご参照ください。


ドイツの住居事情について

ドイツではWG(Wohngemeinschaft)というフラットシェアが一般的

ベルリンに限らずドイツで住居を探す際は、WGが一般的です。
資金に余裕のある方は個人で住居を借りる方法があります。私は個人で住居を借りる方法を検討したこともないので具体的な手順は分かりませんが、日本で結婚してからこちらへ来ていらっしゃる知人を見た上で、WGのメリットデメリットを以下記載します。

WGのメリット

  • 色んな物件を比較できる

  • 家賃を安く抑えられる可能性が高い

  • 日本人以外の人と生活ができる

  • 共用の家具や食器がすでに揃っている

  • 光熱費やインターネット代が家賃に含まれている

WGのデメリット

  • 見ず知らずの人と共同生活をすることになる

  • 当たり外れが激しい

  • トイレやシャワーなど共用部で気を遣う必要がある

  • 他人の生活ルールに従う必要がある

まとめると、私のように

  • 一人で渡航してきた

  • ドイツ語を日常生活から学んでいきたい

  • 家賃はできるだけ安く抑えたい

  • 複数年滞在予定ではなくとりあえず1年のみ滞在する予定

  • ある程度共同生活に耐性がある

という方はWGを。
逆に以下のような

  • パートナーと一緒に渡航しており、二人暮らしをしたい

  • 5年以上は滞在する予定

  • 資金に余裕がある

  • ドイツで一人暮らしをしたい

という方はご自身で部屋を借りる。
というような具合に検討すると良いかと思います。
ただし、後者に当てはまる方は私の周りでも片手で数えるくらいしかいないので、まずは前者のWGに入ることをおすすめします。
WGの探し方やTipsについては以下記事も執筆していますので併せてご参照ください。

ネットで気になる物件を探す

ネットで物件を探すという手段が最もオーソドックスな方法です。
シェアメイトを募っている人とシェアハウスに入りたい人を繋げるサイトはいくつかありますが、その中でも最も有名なのがWG Gesuchtというサイトです。
ここに無料登録することで掲載されている物件の掲載主にメッセージを送ることができます。
物件を参照するだけなら無料登録も必要ないので、どんな物件があるかぜひ覗いてみてください。

ドイツでは同じようなサイトがあるらしいのですが、私は上記サイトで今の住居を獲得しました。こちらで知り合った日本人の知人数名もこのサイト経由で家を探した方がほとんどです。
また、他のサイトとしては欧州に在住している日本人同士交流掲示板でMixBというサイトもあります。
こちらでも、しばしば物件情報が掲載されているのでこちらも併せてご参照いただくと良いかもしれません。

コミュニティを開拓し、人伝に物件を紹介してもらう

ネット上の各サイトでは手軽に色んな物件を参照でき、簡単にコンタクトを取れる反面、競争率も激しいです。
個人的な感覚ですが、簡単に応募できるサイトであればあるほど我々アジア人はかなり不利になるように感じます。
別記事にも記載しておりますが、家探しは早くても1~2ヶ月ほどはかかります。
そこで、ぜひオンラインでの物件探しと並行してチャレンジしてみていただきたいのがコミュニティに参加して知り合いを増やし、その知り合いにシェアメイトを募集している人がいないか聞いて回るという方法です。
コミュニティなんて、何から始めていいか分からないという方はぜひ以下のサイトに登録してみてください。

Meet Upはこちらではかなり有名なコミュニティサイトです。その名の通り、このサイト(またはアプリ)上で開催されているイベントをチェックし、そこにサインアップすることでイベントに参加することができるというものです。
例えば私はサッカーが好きなので、「football」というキーワードと場所欄に「Berlin」を入れると以下のように直近で開催されるサッカーのイベント情報が出てきます。

Meet Upは無料で登録ができ、サインアップも基本的には無料です。
ベルリンは英語でのMeet Upも多いので、ドイツ語を学べるコミュニティやドイツで人気のボードゲームMeet Upに参加するのも良いでしょう。
そこで参加した時に他の参加者と交流した際、ほぼ確実に「どこから来たか」と「ベルリンにはいつ来たのか」を聞かれることになります。(この辺は自己紹介時によく聞かれることなのでほぼ毎回聞かれます。)そこで返答しつつ、「実は今WGを探していて…周りでシェアメイト募集している人いない?」と一言聞いてみると直接物件情報はなくても、貴重な情報を得られる可能性や違うタイミングで物件情報が入ってきたりするかもしれません。
何もしないよりは確実に可能性は広がりますのでぜひ試してみてください。

まとめ

オンラインでの物件探しは心理的にも身体的にもハードです。オンラインの一本槍で臨むのではなく、オフラインでの作戦など色々試行錯誤しながら理想の物件に辿り着くということを意識してください。
Meet Upでは趣味を楽しむついでにWGの有益な情報も併せて得られればラッキーくらいでチャレンジしてみると良いでしょう。同時に、Meet UpはあくまでWGを探すためのものではないので、場の楽しい空気を壊さないようバランスを保ちながら進めてみてください。
また、WGの内見を獲得するまでの方法も別記事でまとめていますのでぜひ併せてご参照いただけますと幸いです。
これを読んでくださっている方がかけがえの無いワーホリ生活を送れるよう願っております。

もし上記以外に知りたい情報などがあればぜひコメント、もしくはX(旧Twitter)のDMでもご要望をお寄せください。

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