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難しい経営合宿も自然に囲まれた場所でやれば捗る説

こんにちは。デプロイゲートの藤﨑です。

10月も終わり、年末が近づいてきました。

今月は、デプロイゲート社の経営合宿を箱根湯本にある施設で開催したところ、とても良かったので、それについて書きたいと思います。

経営合宿は3人の経営チームで開催しています。昨年4年半ぶりに開催したときも1人はリモート、今年2月は全員がリモートで、全員が対面で開催するのは実に5年以上ぶりとなりました。「合宿」とはいっても、2人は小さい子供がいることもあり、宿泊ではなく1日、日中の開催です。

深い思考や発想を必要とする議論は自然に囲まれた環境でやるべし

今回経営合宿の開催にあたり、敢えて普段の仕事とは違う環境でやりたいという思いがありました。

重要な課題というものは大体自分自身を振り返ることも必要になります。そういうトピックと長時間向き合い続けるというのは、単純にとても負荷の高い仕事で、いつもの部屋や会議室ではどうしても詰まりがちになります。

私自身の体験として、昨年から月1回のペースで週末に集中ワークセッションをやる中で、特に未来を考えたり、自分自身と向き合うような内容は、目の前に自然がある場所の方が思考しやすいという感覚を得てきました。ゆるく外からの刺激がある環境の方が、インスピレーションを得たり、思考の詰まりから抜けだやすくなり、よりよいアイデアを得やすいです。

今回の経営合宿をやるにあたっても、同じような効果を得られる場所がよいと考え、

  • 自然のある場所

  • 個室を貸し切りにできる

  • 都心から1時間前後で日帰りできる

という条件で会場を探すことにしました。条件に合う場所は結構ありそうで意外と少なく、その中から今回は箱根湯本にある「WORK×ation Site 箱根湯本」をお借りし、平日の午前11時から5時間のオフサイトミーティングを開催しました。

いざ、箱根湯本へ

合宿当日は小田原駅に集合し、そこからカーシェアのタイムズカーを借りて箱根湯本へ向かいました。今回の施設は、最寄りの箱根湯本駅から徒歩で7分程度の距離なので、最寄り駅まで行ってもよかったのですが、乗り換えや徒歩移動の時間まで考えると小田原駅から車で移動した方が都合がよく、また近いとはいえ駅から施設へ向かう坂がかなり急だったので、結果的に車で正解だったと思います。

ウッドデッキと入り口

到着した施設の外観はこんな感じ。無人で運営されているので、特に受付はなく事前に受け取っている説明の通り解錠して中に入ります。1Fと2Fで別々の団体が借りることもできるようなのですが、この日は平日ということもあってか、我々だけの貸し切り状態でした。

お借りしたSITE1の中

中は様々な形のテーブルや椅子、会議やワークショップをするための環境がしっかり整っており、Wi-Fi、ホワイトボード、プロジェクター、ポストイットなど、自然に囲まれながらもオフィスと同じようにしっかり議論できる環境が整っています。

各種文具や電源タップだけでなく、リモート会議用のJabra SPEAK 710まで置いてあってすごい

この日はあまりPCを開いての作業はしなかったので、ネットワーク回りのインフラついては確認しそびれてしまいましたが、Wi-Fiは特に違和感を感じることもなく十分な速さがありそうでした。ドコモのhome 5Gが置いてあったのでもしかしてこれ?と思ったのですが実際には繋がっておらず、おそらくバックアップ用の設備と思われます。

また、電気ケトルやドリップパックのコーヒー、紅茶も用意されています。同じ敷地内にカフェもあり、そこでコーヒーやビールを注文することもできます。ご飯屋さんはないので駅まで行く必要がありますが、徒歩でも10分程度の距離なので困ることはなさそう。今回は使いませんでしたが、ウッドデッキでバーベキューをすることもできるようです。

難しいミーティングがとても捗った

この日は天気にも恵まれ、とても清々しい一日でした。お借りした1Fは一面がウッドデッキと出入りできるガラス張りになっていて、外にある紅葉し
かけの木々や綺麗な自然に囲まれているのがよく見えました。

ちょいちょい外を眺めたりしてました

さて、ここ数回の経営合宿はリモートだったこともあり、議事録をGoogle Docsにメモしながらやっていくスタイルで行っていました。しかし今回は、施設にホワイトボードとポストイットがあったおかげで、自然とオープンなスタイルの議論を行うことができました。最初こそ、上の写真のように中央のテーブルに陣取り、Google Docsをプロジェクターに投影しながら会議を始めましたが、最初の課題の書き出しをするところからはポストイットになり、そこから先はホワイトボード前がメインの会場になりました。

横長のホワイトボードの使い勝手がよかった

そんなこんなで、途中1時間のランチ休憩を挟みつつ、合計約4時間半に渡って集中的な議論ができました。最後の方は時間がなく、1時間延長して着地したものの、疲れて行き詰まるどころか、まだまだ話し足りないという空気で、しっかり前向きなミーティングを行うことができました。

私の中での今回の主目的は、経営チーム3人の目線を合わせることでした。あえて緩いアジェンダで、「結論として今から年末までと、来年やることを明確にできている」という方向性だけ置き、まず起きている課題の共通となる根源の認識を共有、そこから、立ててから時間が経つビジョンを改めて見て得られた違和感の言語化、そして、ビジョンの根元を掘りながら、この3人として本当にやりたい・目指したい未来の理解を改めて揃える、といったことを行いました、今回行った深い議論を通じて、目的は果たすことができたと感じています。

4時間半の短い時間の中では、具体的なロードマップを明確にするところまではさすがにたどり着けなかったものの、経営チームとしてこの先どこに向かっていくのか、そのために足元どのような課題を解決するのか、という認識が揃っていると言い切れる状態になったのは、3人全員がこの先で大胆な判断をできるようにするための大きな一歩だと感じています。積み残した課題は、今後平日の時間を優先的に割り当てて倒していくことにしました。

とてもよかったので、また来たい

そんな感じで、時間ぎりぎりまで議論をした後、最後は使ったものを片付けて、施錠して撤収しました。

いつもの喧噪を離れ、普段できない「重要だけど緊急ではない」議論を深める、総じてとてもよいオフサイトミーティング体験となりました。時間の都合で温泉場なのに温泉に入る時間が取れなかったのが残念といえば残念でしたが、3人で小田原まで戻った後に最後に1杯だけビールを飲んで帰れたのでよかったです。

湯河原のHUMANS BEERのビールが生で繋がっててよかった

帰りながら経営チームだけなく、全員でのオフサイトもここでできたらいいな、と話しておりました。ということで、WORK×ation Site 箱根湯本、オススメです。おすすめしときながら、こんな感じのオフサイトミーティングにいい場所、ほかにもあれば知りたいのでぜひ教えてください!

今月はそんな感じで!

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