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著者が語る!「英語10題ドリル」シリーズの使い分けを解説します

この記事は苦手な英語を得意にしたい高3生や浪人生を念頭に置いて書きました。

拙著『英文法基礎10題ドリル』『英文法入門10題ドリル』『英文読解入門10題ドリル』と竹岡広信先生の『英作文基礎10題ドリル』は,有名進学校をはじめとする全国の中学・高校で採用されている定番教材です。

また,英語の学び直し用教材として複数の大学でも活用されています。英語の専門家である大学教員からも評価されていることは「英語10題ドリル」の信頼性の証だと言えるでしょう。

今回は拙著3冊の使い分けと活用法を説明します。


1.英文法基礎10題ドリル

「基幹教材」的なポジションです。高校で習う英文法の知識に「穴」がないかどうかを確かめるためにすべての受験生が取り組むべき教材です。

基本的には「本書の使い方」を守って進めてもらえば大丈夫ですが,「例文」を暗唱すればさらに高いレベルに達することができます。


2.英文法入門10題ドリル

中学英語から高校初級までの知識を確実にするための教材です。英語に強い苦手意識がある人は『英文法基礎10題ドリル』の前にこちらから始めてください。

この問題集の他にはない特徴として,中学英語からやり直す教材でありながら使用している英文は大学入試問題(またはそれに準ずるオリジナル例文)であることが挙げられます。


3.英文読解入門10題ドリル

下線部和訳問題が出題される大学を受験する人は全員が取り組むべき教材です。英文を正しく読み,減点されない訳を作る「型」を習得することができます。

また,本書は共通テスト(リーディング)などで「時間がない!」と嘆く人が読むスピードを上げるのにも役立つ本です。英文を正しく読むための思考法を身につけることで読解のスピードアップを期待できます。

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