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とある人を占ってみる|算命学〈実践編〉

こんばんは、灯です。
占いライターを名乗っといてアレなのですが、正直、実際に読んでみたほうがお伝えできることが多いように思うのです、算命学数秘術って。
なので試しに実践してみます。

まず、算命学から。

ここにある人物の命式があります。
左から日干支・月干支・年干支です。
その下には蔵干を並べます。

丙丙甲
午寅辰

己丙乙

丁戊癸
 甲戊

この方は火性一気成因格年支破格、もしくは火性一気洩気格年干破格ですね。

……いきなり漢字のオンパレードですみません。

まず、日干支の丙午と月干支の丙寅は大半会と言って「勢いよく前進していく」ところがあります。
そしてその半会により寅(木性)が火性にチェンジ。

干支をエネルギーに変換していくと、

火火木
火火土

になります。

五行の相生の流れは木→火→土→金→水→木

右上の木が火(×4)を生み出している状況。
右下の土が火であれば完全格(完全に格の状態)だったのだけど、土なので破格。

右下の土の目線から見れば、火(×4)から生み出されている状態。
右上の木が火であれば完全格(完全に格の状態)だったけど、木なのでこれまた破格。

どちらにせよ火性一気格に準じる形ではあります。
ただでさえ太陽(丙)が二つあるのにほぼ火、という命式。

とにかく表現すること、明るくあることを求められているようにも見える。

他人から見て目立つのは天干です。
日干の丙から見て月干の丙は「もう一人の自分」、もしくは「自分に似ている誰か」。
年干の甲は「自分の産みの親」、もしくは「知識」。

自分から見て目立つのは蔵干です。
月支の蔵干は丙、つまり陽占で言うところの胸の星は貫索星。
この人は「自分がしっかりある」タイプです。

ただ、本元は甲なのでこの人を支えているのは知識。
その知識をもってして自分であろうとしているのでしょう。

寅月生まれの丙にとって、調候の守護神は壬(もしくは癸)。
水性は……あった!
辰の中元に癸がありますね!

丙から見て癸は牽牛星にあたります。
何か「資格」やわかりやすい「評価」があると良さそうですね。
もしくは「長期スパンでの目標」、コツコツやっていくと吉。

破れているところを見てみましょう。
年干=父親・雇い主・上司
年支=母親・友達・取引相手
ここが行ったり来たりするわけですね。
年干が破れていると思ったら今度は年支が破れたり、その逆もまたしかり。

破格ってなんぞや? とお思いでしょう。
言ってしまえば完全格となるには一つ足りない状態、すなわち不安定なのだと思います。
破れている場所が不安定なので、そこを安定させようとする、よりよい状態にしようとする。

YouTubeなどで学ばせていただいた自然法算命学の観山さんは破格のことを「再建格」と呼ばれていますね。

https://算命学.jp/算命学コラム/201608262464

自分のためではなく誰かのためであったり、世のため人のために動くのが使命なのでしょう。

さて、結構しっかり読みましたね。
いったい誰の命式なのかしら。
次回、数秘術の実践編&種明かしをお送りします。
本日はお読みくださり、ありがとうございました!


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