「ひっさつわざ」の使い所
ゲームの話ではありません!
自分の得意領域で勝負するタイミングのお話です。
特に職場でのシチュエーションに多いと思いますが、仕事の合間でちょっとしたピンチに陥ることがありますよね?
他部署に頼んでおいたモノが期日までに届いてなかったり、依頼していた内容が勘違いされてアウトプットされたり、あなたが電話するはずだったことを忘れていたり。
そんなピンチを打開する時、「仕方ない・・本気を出すか!」という経験、あるんじゃないでしょうか?
それを、この記事では「ひっさつわざ」と称します。
さて、「ひっさつわざ」と言うからには普段そんなに連発することは無いと思います。昭和の数多のヒーローたちを思い浮かべてください。
必ずトドメの一撃でしたよね。
時は令和。
「ひっさつわざ」の使い方も変わってきています。
そう、昨今は「ひっさつわざ」を連発するのです。
なぜでしょうか?
(特撮物の話になっていくわけではありませんよ!)
出し惜しみしない理由
本質的には変わらないものの、現代ではピンチに陥る状況が多様化しているのは事実です。
1人では解決できない問題が増えているのです。
そんな状況下でのんびり「ひっさつわざ」を構えていても、その前にやられてしまう事があります。
その為「ひっさつわざ」は最初から使っていくべきだと、私は思ってます。
陥ったピンチの中で、あれこれやり繰りをして切り抜ける方策を考えることも間違いではありませんが、現代では「スピード感」が大きな要素を占めます。
例えば、不正が発覚した場合、即刻謝罪会見を開き再出発を誓うほうが、印象が良いのは言うまでもありません。あれこれ言い訳(とはいえ濡れ衣や事実無根の弁明も含まれる)をして切り抜けようとするほうが、返って悪手だったりします。
スピード感ある「ひっさつわざ」なら、現在のピンチを切り抜ける可能性が高まります。先んじて勝負の手を打つことも、必要じゃないかと思います。
通用しない場合はどうする?
もう一つの視点で考えると、「ひっさつわざ」が通用しなかった場合のリスクをどう回避するの?が気になると思います。
たしかに「ひっさつわざ」が通用しなかった場合、自身に残されているものが無いのでもう終わりだと思うでしょう。
そうなりたくないから「ひっさつわざ」を出し惜しみしてしまう。
非常に賢明な判断ではあります。
しかし、取っておいた「ひっさつわざ」で必ずピンチを乗り切れる保証があるかというと、実はそうでもないと思います。
確証があるならまだしも、状況が好転するか分からない状況で出し惜しみするのは却ってリスクが高いです。
やはり、先んじて手を打つことが必要じゃないかと思います。
その「ひっさつわざ」はいつも同じか?
先んじて手を打て。
と2度も述べてしまいましたが、何故そうやって急がせるのか?
それは、「ひっさつわざ」をしっかり磨いてほしいのです。
使えば使うほど技が洗練されていく、と聞けば良いイメージが浮かぶかもしれません。
そう、「ひっさつわざ」を使っていく過程でレベルを高めればいいのです。そうすれば以前苦戦したピンチも、次同じような状況では有利に立ち回れる可能性が高まります。
繰り返し使ってピンチを乗り切ることが、あなた自身のレベルを上げていくことに繋がります。
もしかしたら、新しい「ひっさつわざ」を閃くかもしれません。
ピンチの無い平和な状態が理想ですが、現代では望めません。
疲れて倒れない程度に「ひっさつわざ」を使い、切り抜けてください。
今よりきっと、レベルが上がっていくはずです。
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