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日経平均先物のデイリー記録-Vol.1-

本記事は、わたくしメリルが主観によって、その日の先物市場で感じたことや気になったこと等を記録していく日記です。私は、証券ディーラーとして現役で働いています。毎日億単位の売買をしており、凄腕のトレーダーに囲まれた環境に身を置いています。そこから得た情報も織り交ぜながら日記を綴っていけたらと思っています。

※特定可能な個人情報や会社関係の情報、その他組織のコンプライアンスに違反すると思われる内容は一切執筆しません。

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ベーシック:向こう先24時間で先物価格がどう変化するかを予想したものをチャート上に矢印で付せて記載。またその日の為替や金利、手口、アルゴ情報などを考慮した需給の気流についての記載がメインです。1日100円~読めます。
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本noteは全て主観で執筆しております。本記事を参考に投資をされる場合は自己責任でお願いいたします。各自で発生した損益の帰属先は全て各々に帰属され、私は一切の責任を負いませんので予めご了承ください。

8月19日 大引け

本日の先物価格は下落。週末売りもあるけれど、米国10年債が沸々と上昇したことが原因ではないかと思う。引け前に急騰して、それで先物も急落したので結構意識されていたのではないかなと思う。後ほど手口を確認してから夜間取引に備えたい。

8月19日 今朝の見通し

深夜に大きく上昇しました。12限月で28900円が高値。今朝の日経市場は下げると思いますが、強弱で言えば弱いので上に引っ張られる可能性も考慮しなければなりません。但し、週末ですので、週末清算の動きが入って垂れる可能性もあります。十分に注意してトレードしたいものですね。

8月18日 大引け

朝はFOMCを引きずって大幅GDスタート。その後も下方向に推移するもなかなか下値を試さないことから買いが入りました。恐らくこの買いは売り手による損切りの買戻しだと思いますが、この後の手口を見て痕跡があるのかどうか確認したいところ。後場はずっとヨコヨコでさえない値動きでした。

少し変革があったかなと思いますが、暴落はもとい、大きめの調整にはもうしばらく時間が必要かもしれません。

8月18日 今朝の見通し

ちょっとFOMC(3時間前)の為にずっと起きて色々やっていたので寝不足で手短ですが、FOMCの結果は相当に悪かったので下落は避けられないかなと思います。28900円で反発できるかどうかを見て買いを入れるのはアリだと思いますが、ダメそうなら潔くスパッと損切りしないと奈落の底へ連れていかれる可能性もありそう。

8月17日 大引け

29225円を高値に付けて引値は29185円と大幅高。今日は朝からずっと買いで入って最後に売りを入れて両建てしている状況。はてさて、どうなるか。一端は天井を付けたと思うけど、再び高値の29225円は触ってくるかもしれない。今日の上昇理由はやっぱ個人売り越しかな。他に理由ないでしょだって。

8月17日 今朝の見通し

夜間取引は9限月29,000円タッチで反落するもその後は反発して28965円でフィニッシュ。反落理由は恐らく29,000円という節目からの値頃感で反発は10年債と米株の反発に連動した形だと思われる。

28,300円位が真の天井であり、現在は超過熱気味だと思われる。正直、12年ディールしていて初めての展開で先が読み難いが、まだ上はあると思う。3つの条件のうち、どれか1つでも整ったら売りを入れてみようと思うけど、それまでは買いで勝負したい。

恐らく多くの投資家が29,000円を超天井だと思っていると思う。筆者もそう思う。ただそれこそが罠であるとするならばやはり押しで買いではないかと思う。3つのうちの条件は以下の通り

①個人累計が買い越しに転じた場合
②先物価格9限月ベースで31000円に達したら
③先物価格9限月ベースで27900円を割れたら

これを見ると1番可能性が高そうなのは①ですよね。そうです。実質、①待ちです。

8月16日 大引け

本日は終始ヨコヨコ。28830円で始まり、28850円で終わる。(+20円)前場は上下大きく揺さぶる動きがあり踊り場感が凄かったので、前場時点で大半のディーラーは休憩モードに。筆者も仮眠室でネットフリックスでアニメを見ていました。

材料がない訳ではない。むしろ政治経済、地政学リスク的にどれを見ても下で悪材料しかない訳だけど、なぜか上げる。理由を付けるとすれば今年は年初から金利だのインフレだの騒がれていた為、若干、市場が疲弊してしまっているのではないか。簡単にいうと飽きてきている。ただ疲れを回復させたら再びこれらの材料で落下すると思うけど、もう少し時間が必要かもしれない。

目先上値は700円上の29500円でここまでの到達率は、”まあまあ高い”レベル

8月16日 今朝の見通し

夜間取引ですが、先物価格はまたしても上昇。NY連銀製造業景気指数が市場予想+5.5に対し、結果が-31.3と異常値で、円が急速に売られたのでそのまま下落していくと思われたが、悪材料出尽くしとでもいうのか300円上昇して引けた。耐えきれずにロングを仕込んだがなぜか含み益。正直、28850円でも高い。天井値は28400円位だと思っていたので、現在の株価はまさに時限爆弾。

とは言え、個人投資家がずっと売り越しなので、これが原因だと思う。手口をみて、個人投資家が買い越しならショート、売り越しならロング。これだけで儲かる相場がきています。少なくとも直近3週間はそれずっとやってれば全勝という・・・。

で、今朝の動きですが、何度も何度も外してしまって心折れてますが、下げとしか言えません。暴落の条件は完全に出揃っているのであとはショートポジションを持った個人投資家が損切りしてくれれば・・・。願うばかり。

8月15日 大引け

本日は日経ジリ上げ。何となく個人投資家が買いに回っている(っぽい)出来高があったのでLは一部決済。夜間取引開始早々で全て決済という流れ。そろそろ天井かな?と思う出来高による痕跡も少し確認。来るか?

8月15日 今朝の見通し

本日は9限月SQ最初の日です。本日の引け後に開示される週次オプションデータは非常に参考となりやすいので注目しています。ザラ場は特に注目のヘッドラインは見当たらないので値動き次第ということになりますが、先週の強さそのままに上昇しやすいのではないかと思います。但し、最高値圏であることに間違いはないので、急な土砂崩れには要警戒でしょう。ポジションが無い場合、無理にポジションは取らずに様子を見るのもまた手段と思います。

8月8~12日 今週の相場を振り返り

今週は下げ予想でした。今年何度も反落していたポイントがあったのと、プットが大量に積まれ、アムロクリアも先物を売っていた。経済だって良くない。CPIは低かったけど、インフレであるに変わりはないし、金利だって上昇傾向にある。企業決算だってネガティブなところが多い。にも関わらず好景気?株高?なぜだろうか・・・。

うちの会社のディーラーも大半が先物の売りを入れていた。周りの個人投資家も売り。だからこそ担がれたのだろうか。確かに12日の手口で個人投資家は売り越していた。前述程の材料があって、コレだけで買うっていうのは難しい・・・。

少し個人ディールの方は戦略を変えていかないといけないと強く思った。これまでノンヘッジで先物ポジションを組成してきて見通しが変わったり危険ラインを超えてからヘッジを入れるようにしてきたけど、初期段階からヘッジを加えていかないと生き残れないと思う。

来週はどうなるのか。月曜から下げで始まると思うけど、月曜日の手口を見てからじゃないと分からないかな。手口分析を否定する人もいるけど、結局はこれに尽きると思う。

ただ周囲では阿鼻叫喚が聞こえ退場を唱える人も多くなってきた。コレは申し訳ないけど売り手にとっては好材料。退場者が多くなればなるほど売り手にとっては儲かるので、やはりチャンスは直ぐそこにあるのではないかと思ってしまう。

8月12日 本日の相場を振り返り

本日は下げ予想であったが大暴騰。+740円で大引け。先物価格28100円の時にSQが28500円という無茶苦茶な相場。但し、TOPIXは先物とは裏腹に上げておらず横ばい状態。正直、やり過ぎな気がするが、16営業日ぐらい個人投資家が売り越ししていたので、これの損切りに伴うヒステリック上げではないかと予想。

正直なところ既に大天井すら突破した状態で完全に狂った相場。いつ暴落してもおかしくはないと感じる。

8月12日 今朝の見通し

今日はSQです。一端は下げることを予想。日中は目立った重要経済指標もありませんし、23時のミシガン大学消費者信頼感指数も影響は軽微。次に意識されるのは17日の米国小売売上高で日が空いているのもあってか調整局面ではないかと思います。どこまで下げるのか?参考値は?期間は?これは有料記事で解説してあります。


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