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ストックイラストの営業ツール力。


■ストックイラスト(以下ストック)は資産になるだけではない、、

イラストが資産になるだけで画期的+魅力的ですが、ストックの良さはそれだけでは終わりません。営業ツールとしても有用で、営業嫌いな人、苦手な人には嬉しい完全待ち営業が可能です。

では、実際どういう感じなのかというと、
(以前ツイッターに上げたものなので少し古い画像です。使いまわしでごめんなさい)

過去にPIXTAさんから約140件、フォトライブラリーさんから71件ほど依頼や問い合わせがありました。約6年半のストック歴なので、平均約3件/月の新規の依頼や問い合わせが入る計算になります。もちろん平均3件/月といっても偏りがあるので、沢山来る月や、無い月などもあります。
私の場合これに自サイトからの依頼とお得意さんを加えたものが受注案件のほぼ全てとなります。
※先日ストックセミナー講師のマツさんとお話しさせてもらった時にマツさんも平均3件/月くらいと仰っていました。

フォトライブラリーさんのメッセージ機能は利用者さん側がメールアドレス記載必須の一方通行システム。PIXTAさんの場合、私は返信時にサイトへ回してしまうので、メッセージのやりとりでメールBOXが埋まってるわけではありません。
また、自サイトからの依頼と言っても「ストックサイトを見てきました」という依頼が多いので、、ストックの営業ツール力最強!ということになります。

これが、SEOや人見知りなども気にしなくていい営業いらずスタイルの全貌です。



■各ストックサイトのメッセージ機能の有無、、

【PIXTA】(あり)
国内イラストレーターの営業ツールとして最高峰のストックサイト。
私がはじめてイラストのお仕事をしたのもPIXTAさんのメッセージ経由でした。


【フォトライブラリー】(あり)
ストックサイトとして売上の貢献度は低めですが(、、失礼)
営業ツールとしては有用だと思います。


【イラストAC】(あり)
はじめたばかりというのと、まだ作品点数的に露出が低いというのもあるのでしょう。または私が下手だからか、、まだ依頼がきたことはありません。
ですが、サイトのお仕事依頼履歴というのを見ればお分かりの通り頻繁に依頼が飛び込んでいるようです。


【iStock】(自サイトリンクあり)
何年か前まではメッセージ機能があったのですが、現在はサイトリンクのみになっています。海外から依頼が来たことが数回ありますが、お互い頑張って翻訳機を使ってやり取りしましたが、うまく伝えられず全部お仕事にまではいたらなかったです。(、、英語に強くなりたい)


【Shutterstock】(???)
プロフィール作成ページにはサイトリンクを記載できるのですが、実際自分のポートフォリオページを見ても全くそれが見つかりません。どこかにあるのでしょうか。。



■ストックサイトから来た依頼の注意点、、

もちろんきちんとした企業からの依頼も多いのですが、1点の単価の安いストックサイトということで、ストックの単価に近い感覚で予算を出されることも結構あります。無料サイトはさらに多そうです。その際はちゃんと自分が納得できる金額を提示してお仕事を受けましょう。得意先になったときに後々自分の首を絞めることになります。
予算が厳しいがどうしてもお願いされ、こちらも力になりたいときは、校了後ストックサイト登録を条件に価格を抑えて、稼ぎながらストックを登録するというのも1つの手段かもしれません。



■どういったコンテンツが依頼に繋がりやすいのか、、

やはりどのサイトも個性の出しやすい人物イラストの方が依頼が入りやすいようです。決して素材系が入らないわけではなく、素材系でお仕事に繋がった話もよく聞きますが、人物の方が入りやすいのが現実でしょう。



次回は、実際にどうのように制作していけば良いのか、、
「ストックの進め方とテーマの決め方」について書きたいと思います。




・・・「トラノスケの独り言のコーナー」・・・

今回のトラノスケの独り言

・ストックのみで生計を立てたい方へ
「海外サイトを含めた複数サイト登録が必須です。10点以上/1日登録を目標にしましょう。自分のメインジャンルではトップクラスのクオリティが必要です。または、メインジャンルを複数保有することなどが条件です。尚且つ全ての季節ものやイベントを網羅する必要があるでしょう。」

、、次回の独り言は(既にイラストレーターだけど補完としてストックで稼ぎたい方へ)です

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