5.大学院休学の手続き

 本当はもう少し休学関連で書き溜めてから投稿しようと思ったけど、そんなこと言ってたら一向に投稿できずにプロフ詐欺になりそうなので、とりあえず書けたものだけ投稿する。
 現時点で下書きがあるもの――休学の手続き(今回)と、休学に至った経緯(次回)についてひとまず公開していく。

前書き

 私は理系国立大学院に通う修士1年である。休学した理由は、一言で言えば精神的事由だ。

 今回休学するにあたり色々なブログを参照したのだが、「学部生が多い」「留学等で休学する人が多い」という印象で、仲間が少ないと感じた。
 なので私の経験談を書いてみようと思う。休学するまでの流れや葛藤、できれば休学中の過ごし方についても書いていきたい。
 今回は手続きについてまとめる。誰かの参考になれば幸いだ。

本編

休学申請のタイミング

 私は来年度4月から1年間休学する(なので実はまだ休学は開始していない)。休学申請は2月中旬に行った。

 私の大学院では4月から休学する場合、2月半ばまでに休学願を出すと学費がかからなくなる。同様の制度がある大学/大学院は多いはずだ。掲示板などを確認することをおすすめします。
 休学願の提出自体はいつでもできるはずなので、あまりタイミングばかり気にする必要もないと思う。休みが必要だと思った瞬間が最善なタイミングなんじゃないかな。

(※休学願を提出してから許可が下りるまで1ヶ月くらいかかるのが一般的だそうです。なので多少早めに動いたほうが良いかも。ただ、私の場合は2週間程度で許可下りました。もし提出が遅れそうなら提出先などに相談すれば融通も利くかもしれない。)

休学願の作成

 私は休学を決めてから支援室に休学願をもらいに行った。もっと早く行っていてもよかったと思う。

 休学願の記入項目は「自分の基礎情報」、「休学中の住所」、「本人以外の連絡先」、そして「休学の事由」だったと思う。
 もう提出してしまったのでうろ覚えで申し訳ない(写しを取っておけばよかったかも)。多分この4つだったはずだ。

 必要事項を記入したあとは専攻長と指導教員の印鑑が必要になる。専攻長にはメールを送って、簡単に10分程度面談してから押印してもらった。特別深堀りされたり止められたりすることはなく、むしろ背中を押してもらった。
 その後指導教員の印鑑をもらった。休学については事前に相談していた。私は直接もらいに行ったけど、事務室での話からして事務の人に任せても良いのかもしれない。不安がある人は提出先に相談してみてほしい。
(ちなみに私の休学願提出先は事務室でした。なぜか受取り場所(支援室)と違った。)

 親の印鑑を押すところはなかった。学部では必要だという噂を聞いていたが、学部と大学院の違いだろうか。
 本人以外の連絡先についても、本人との関係は書かなければならなかったけど、家族を書けとは言われなかった。場合によっては友人とかでも許されたりするんだろうか。……あまり適当なことを言っちゃいけないな。
 この辺も気になる人は支援室か事務室かに相談してみてください。

 「疾病を理由に休学するなら診断書が必要である」ということにもご注意ください。
 私は精神科や心療内科には通っておらず、休学の事由でも病名等には触れずに適当にぼかして書いたつもりだったが、「これだと診断書がないと許可が下りない」と言われてしまった。事務の人が気づいて書き直せたのは幸いだった。
 医者にかかっていない/かかりたくない人は気をつけてほしい。ちなみに疾病を理由にする場合、復学するときにも診断書が必要になるそうだ。
 私は結局「進路を考え直すため」という感じの内容に落ち着いた。不安な人は提出先などに相談すれば問題ない文章を教えてくれるかもしれない。

その他(中間審査)

 修士1年の終わり頃と言えば中間審査がある人も多いんじゃないだろうか?
 私は専攻長に相談したら「復学後の4月頭でもいいよ」と言われたので、お言葉に甘えて今は休むことにした。卒業するには「やらない」という選択肢は難しいっぽい(※私の大学院の場合)。
 この辺も心配な人は専攻長や指導教員に相談することをおすすめします。

後書き

 手続きはこんな感じかな。具体的な計画書とかは一切求められなかった。
 まだ休学がスタートしていないのでこの選択が正しいかは判断できない。なので休学を勧めたいというわけではないが、とりあえず今回の記事が手続きに不安を感じている人の参考になれば幸いだ。

 次回は休学を決めた理由について書きます。ここまでお読みいただきありがとうございました。

2024/02/18


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