春先の「鮨 みずかみ」を味わう。
春先のみずかみさん。
熱々のおしぼり。
厚揚げと菜の花のお浸し。
早速、握っていただく。
鮃、甘味とシャリの酸味が重なる。香りがじっくりと立ち上がる。
墨烏賊、ごわりと繊維が切れる。
細魚、キレのある旨味に歯切れが潔い。さっと駆ける様に香りが立ち込める点も上品だ。
赤身、重厚感のある鉄の旨味にふわっと酸味が滲む。
中トロ、甘く香り高い。シャリと強く結び付く。
大トロ、寄り濃厚な脂を滲ませ、香りが高まる。
みっしりと強い〆の小鰭、香りが強く存在感抜群。
北寄貝、炙られ甘味と香りが際立つ。
夏を感じる爽やかな鯵。
車海老、甘味を噛み締める。
肉厚な鳥貝、甘味が可憐で香りも清々しい。季節の移ろいを感じる一貫。
縞鯵、香りが付与され脂はしっとり。
バフンウニ。
鰆、こちらも香りが抜群で脂を湛える。
メジマグロ、藁の香りが立ち上がりさらっとした脂が流れていく。余韻も爽やか。
蛤、旨味が強く濃厚な味わい。食感は軽妙で滋味深い。
〆鯖、きりっとした酸味を滲ませ凝縮感のある旨味が溢れ出す。
穴子、柔らかく蕩ける。
蛤のお吸い物。
玉子。
デザート。
次回の訪問も楽しみだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？