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SDGsについて①。

今更聞けないので、あんまりよく知らないので調べてみました。

SDGsとは? | JAPAN SDGs Action Platform | 外務省 (mofa.go.jp)

SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは? 17の目標ごとの説明、事実と数字 | 国連広報センター (unic.or.jp)

最近ポッと出てきた言葉なのかと思いましたが、2015年に国連で2030年までにやり遂げようね!と決めた事だそうです、いやはや全然知らなかったし、もうあと8年しかありませんよ、という状況です。

国連加盟国のうち、193カ国が参加していて、17の目標が定められているようです。

ちなみに国連加盟国は193カ国あるようで、加盟しているすべての国がこの目標にむけて準備しているという事になります。
当然、日本も入っています。

以下に、それぞれ17の目標を上記サイトから引っ張ってみました。
結構長くなりそうなので、いくつかの目標に分けてまとめてみたいと思います。

目標1 あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ
『貧困は飢餓や栄養 不良、教育その他基本的サービスへのアクセスの制約、社会的差別と排除、さらには意思決定への不参加 など、数多くの形を取って表れます。』
・・・2030年までにあらゆる形態の貧困に終止符を打つには、僕には何ができるだろう。たとえば地域の高齢者に目を向けたときに、1日の食事を菓子パン一つを小分けにして食べている人もいます。同居している家族がいるのに不仲ゆえに口もきかず閉じこもりがちになっているおばあさんもいます。介護サービスも使いたくても限度額オーバーで必要なサービスを受けれなかったり、介護認定で軽度判定になった場合に、本人のADLやIADLは低下しているのにも関わらず限度額の関係でサービスを縮小せざるを得ないケースは多々見てきました。行政に文句を言っても、サービスを受けるための介護認定ではない、と言われてしまい区分変更をしてもほとんど覆る事はありませんでした。

目標2 飢餓をゼロに
『現時点で空腹を抱える 8 億 1,500 万人に加え、さらに 2050 年までに増加が見込まれる 20 億人に食料を確 保するためには、グローバルな食料と農業のシステムを根本的に変える必要があります。農業生産性を高め る能力の強化には、農業への投資が欠かせないほか、飢餓の危険の緩和に資する持続可能な食料生産シ ステムも必要です。』
・・・ちょっとだけ農業をかじった身としては、日本のような狭い土地で効率よく収穫するには限界があります。農業で利益を出すには、大量生産をするしかありません。日本の食料自給率は低いと聞いていますので、少なくとも日本の自給率を高めて日本の農家の皆さんが元気に利益を出せる仕組みが必要と思います。

目標3 あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する
『幅広い疾病を全面的に根絶させ、新旧の多種多様な健康問題に取り組むためには、さらに多くの取り組み が必要とされています。保険制度のより効率的な財源確保、衛生施設と衛生状態の改善、医療へのアクセス 拡大、環境汚染の削減方法に関するより多くのヒントの提供に注力することで、数百万人の命を救うための支 援を大幅に前進させることができます。』
・・・コロナ禍になって新たな課題が生まれたように思いますが、その中で感染予防にたいする意識改革も出来てきているように思います。
たとえば、インフルエンザ予防でマスクをしてください、と会社の方針を伝えても、インフルエンザにマスクでは予防効果はない、と言って頑なにマスクを着用しなかった看護師さんも、いまではマスクを着用してくれているようです。日本では、医療の再編などで病院の統廃合など進められているようですが、この方針をやり遂げるには、お医者さんも看護師さんもしっかりと育成して増やさないとダメなんじゃないかと思いました。

目標4 すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する
『質の高い教育が欠けている理由としては、十分な訓練を受けた教員の不足、校舎の劣悪な状況、農村部の 子どもに提供される機会に関連する公平性の問題が挙げられます。貧困家庭の子どもに質の高い教育を提 供するためには、奨学金制度や教員養成ワークショップ、校舎の建設、学校への水道と電力の供給改善に 投資する必要があります。』
・・・常々思うのは、教育に金銭的な自己負担が発生する事で、貧富の差で教育レベルの差が生まれる事の矛盾です。この親の収入や家庭環境で人生のスタートラインに差がつく事は、早めに対処した方がいいと思います。

目標5 ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る
『女性と女児に教育や医療、ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)への平等なアクセスを提供 し、政治的・経済的意志決定プロセスへの参画を可能にすれば、持続可能な経済が促進され、社会と人類 全体に利益が及ぶことでしょう。職場での男女平等と、女性に対する有害な慣行の根絶に関し、新たな法的 枠組みを導入することは、全世界の多くの国で広く見られるジェンダーに基づく差別に終止符を打つうえで 欠かせません。』
・・・女性も普通に普通の仕事に就けたり活躍できる社会であれば、たとえば医療なら女医さんだって増えるだろうし、看護師や介護職は、もしかしたら女性が選択する職業の上位選択には入らなくなるかもしれません。
難しい問題ですが、男性だから、女性だから、という考え方から早めに脱却できるような取り組みや意識改革は必要かもしれません。

目標6 すべての人々に水と衛生へのアクセスを確保する
『すべての人々がきれいな水を利用できるようにすることは、私たちが暮らしたいと望む世界に欠かせない要 素で、地球上にはそれを達成するために十分な淡水があります。しかし、劣悪な経済情勢やインフラの不備 により、数百万人が不適切な給水、衛生施設、衛生状態に関連する病気で命を落としています。』
・・・日本は世界的に衛生的な国と言われていると思います。水道から出る水をそのまま飲める事自体が珍しいとかも聞いたことがありますし、海外ではペットボトルの水以外は飲むな、と言われるような所もあるようです。
そう考えると、この綺麗な水を作れる技術や管理できるシステムは、日本が輸出できる大きな資源になるのではないかと思いました。

目標7 手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する
『幸いなことに、過去 10 年間には水力、太陽光、風力による再生可能電力の利用について前進が見られてお り、GDP1 単位当たりエネルギー使用量も改善しています。 しかし、課題の解決には程遠いため、クリーン燃料とクリーン技術へのアクセスを拡大するとともに、建物や輸 送、産業における最終用途への再生可能エネルギーの統合をさらに前進させる必要があります。官民のエ ネルギー投資も増額する必要があるほか、世界のエネルギー・システムを転換するための規制枠組みや革 新的ビジネスモデルにさらに注力することも必要です。』
・・・再生可能エネルギーって確かに増えている感じはしますね。太陽光パネルや風力発電のでっかい風車が増えたような気がします。利権がかなり絡んでそうなので難しい課題になりそうですけど・・・。

目標8 すべての人々のための包摂的かつ持続可能な経済成長、雇用およびディーセント・ワークを推進する
『世界人口のおよそ半数は、1 日当たり約 2 ドル相当の金額で暮らしていますが、世界全体の失業率は 5.7% であり、仕事があっても貧困から逃れられない状況が多くの場所で生じています。この遅々とした不公平な前 進は私たちに対し、貧困根絶を目指すそれぞれの経済・社会政策を再考、刷新することを求めています。 ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)の機会が継続的に欠如した状態や不十分な投資、過 少消費は、すべての人々が前進を共有しなければならないという、民主主義的社会を下支えする基本的な 社会契約の衰退をもたらします。世界全体の 1 人当たり実質 GDP の年平均成長率は対前年で上昇してい るものの、開発途上地域には依然として、成長が減速し、2030 年の 7%という成長ターゲットから遠ざかって いる国が多くあります。労働生産性が低下し、失業率が上昇する中、賃金の低下によって生活水準も悪化を 始めています。』
・・・1日2ドルっていうと、日本円にすると200円とか300円という事でしょうか。確かに、高齢者の中でもそのくらいで生活している方を知っていますが、世界人口の半分がそうだとは思ってませんでした。
ディーセントワークというのが働き甲斐のある人間らしい仕事、というのも初耳でしたので勉強になりました。しかしまぁ内容が難しいのであまりよくわからない、というのが正直な所ですが、失業が増えていて生産性が低下しているのはわかりました。

いやぁしかし、内容が難しいというか、課題が大きすぎて自分に何ができるの?という感じですね。

国連での内容なので、国レベルの視点だからでしょうね。
もっと個人目線でSDGsについて書いてある資料を今度は探して調べた方がいいな、と思いました。

とりあえず明日は②で後半の課題についても見ていきたいな、と思います。

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