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産み出すものとして絆を作り命を引継ぐ

 昨日は絆について、
私の実生活の中で、得られた実際の関係性を
率直に表現しました。

その中で葛藤や、苦しみ、意見の相違の中の
争いにも似た、関係性
死に直面することもある中でどうその限界を
乗り越えるか。その基盤に、
同じ目的を目指して、お互いがベストを尽くす
かつ
信頼と愛があること
それが、上記の関係性における困難も
乗り越えることができうると記載しました。


死をはじめとする様々な限界に直面し
絆を構築するときもありますが
産み出すことにおける限界に直面し
絆を構築することもあり
今日はそちらを記させていただきたいと思います。


患者様は妊婦さんでした。
32から34週。
多量の出血とはげしい頭痛も伴い
救急車を呼ぶのですが、その時、
その患者様がおっしゃってた言葉によると
『8件目でやっと 、病院に入れた』
とのこと。
ショックに陥っており、産婦人科病棟直接
入院はできず、一度救急病棟へ入室


 助産師は救急病棟にいないため
一定時間になると産婦人科病棟から
助産婦もラウンドしてくださり、
連携してショックの循環動態の管理と看護を
救急で担当していました。
母体、胎児ともに、危険な状況であったことは
否定できませんでした。
 母である患者様はいざとなったら、
自分より子供をと、旦那にはいったのよと、
落ち着き払っていうのでした。


それどころか、
たくさん断られた中で受け入れてくれたことへの
感謝をいつも繰り返し言ってくださり
そのたびに、こちらも、元気も出て
絶対に、安全に産科病棟へ転棟してもらおうと
祈るのみでした。


 その患者様が後日
数か月後でしょうか車いすに乗って
子供の写真を見せに
病棟に来てくれた時の
驚きと命の強さへの敬意と畏敬の念を
ただただ抱き、
こちらが感謝したことを思い出します。

『あのとき、何度も断られたという電話の応答を
聴く中で、受け入れてくれると聞いたときは
本当にありがとうございました。』


この一言で、様々な葛藤と、気苦労
そして、つらさがいっきに吹き飛び、夜も眠れないくらい
うれしくなるのでした。
数か月後また、このあまり穏やかでない
病棟にわざわざ車いすにのって、
自らが愛情のもと絆を作り
愛のもとに、生み出した結果
無事出産を報告してきてくれた。。

そこに感慨深さと
愛情のもと何らかの結晶を産み出す中で
絆が構築されるのだなと思うのでした。
そして、その多量出血した状況は危機的な限界でしたが
それを希望の元あきらめず生み出すために
乗り越えた、強い母に尊敬しかないのでした。
そして私も、生きる力を頂いたのでした。

~今日は、覚悟と強い愛をもって
限界を希望を目指して乗り越え絆を
構築した、患者様について、お話させていただきました~

皆様も、今日も何らかの、関係性の中で
思いやり、愛情をもって何かを協働作成したり
産み出したりしていることがあったのではないでしょうか。
~何も大きな出産などだけではなく
自分で決めた行動が、波及を呼ぶこと、影響することを
加味したうえで覚悟して何かを産み出すために
行動する事なども該当します。
勇気をもって、新学期もすぎて、親しくなれてない
クラスメイトへ声かけたことも何かを産み出すに違いない。~

私も今日のかけがえのない時間を大切に生き抜き
今日もこのnoteを産み出していることに
その機会を頂けていること、周囲の皆さまに感謝します。

今日もお疲れさまでした
よき夜をお過ごしくださいませ。


 


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