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企業研修とボードゲーム│3年目の挑戦

こんにちは。

マーケティングタウンというボードゲームを開発し企業研修を行っています。株式会社NEXERAの飛田(@tobi_pm)です。

26歳でこの会社を作り、マーケティングタウンの開発をはじめましたが、この9月で2期目が終わりました。

この2年間、多くの企業が研修として導入くださり、沢山の嬉しいお声もいただきました。また、事業としても本当に多くの方に助けて頂いています。

3期目は、自社のコアでもある「企業研修」と「ボードゲームによる学び」という2つのテーマに深く切り込んでいく年になるの、noteにまとめておこうと思います。


2期目を振り返って

2期目の率直な感想は、「我慢」でした。

創業当初から1期目は投資、2期目は自社で上げた収益 を投資に回していく予定でした。

予定通り、期がはじまり当初は順調に進んでいました。

しかし、そこでボードゲームの天敵とも呼べるものが出てきました。コロナです。多くの企業が打撃を受けていましたが、リアルでの研修のみを提供していた弊社も例にもれず多きな打撃を受けました。

研修の延期や中止、予算削減、そしていつ収束するのかわからないという状況。投資するために準備していた資金も全て、現状維持と対応に割くことにになりました。

しかし、その中でもコロナとあまりに相性が悪すぎる弊社のプロダクト。本格的にオンライン対応を決めました。

これにより、このコロナの中でも何とか売上を戻していくことができました。

そして嬉しい誤算もありました。それは研修の対応エリアを広げられたことです。これまでは遠隔地の場合、別途費用を頂戴しての対応になっておりましたが、東京・大阪から離れている企業さまにも追加のコストをいただかずに研修を実施できるようになりました。

沖縄の企業さまとも、打ち合わせ〜研修実施まで全て完結することができました。※↓インタビュー記事


こういったオンライン対応もあり、2期目はあっという間に終わりました。当初はこの2期目にしっかり投資をして、土台を固めるつもりでしたが、対応が中心となった「我慢」の1年でした。


3期目の挑戦

そして、いよいよ3期目です。

新しいメンバーのジョインや新しい取り組みの仕込み、何よりマーケティングタウン研修も好調。1QもYoYで400%を達成できそうです。

その中でも3期目はかなり会社の核心的なテーマに切り込むので、中心となる2つに関して書いていきたいと思います。


『令和の企業研修』

今回のコロナで企業研修の在り方も大きな転換期を迎えています。企業研修は、組織文化、雇用形態、評価、採用方針etc…によって在り方が決まります。

つまり、このコロナでリモートワーク、ジョブ型雇用、採用の見直しなどが行われ、研修自体も方法や内容など変化が求められています。

ちなみに、企業研修と聞くとどのようなイメージを持ちますか?
「本当に意味あるのかな」
「去年の内容すら覚えていない」
「つまらない」
このような印象が強いと思います。

私も会社員時代、何度か研修を受け、役に立つものもありました。しかし「惰性で続いているんだろうな」と感じるものも沢山ありました。

実は、コロナはそんな研修が変わっていくチャンスだと思っています。

「どのようにすれば効果的な研修ができるのか」
「そもそもどんなスキルを身につけるべきか」

企業が、これらを見直さざる得ないタイミングです。


弊社のサービスはまだまだ知名度も低いので、このタイミングで見つけてくださる企業は、自社の人材育成・企業研修と本気で向き合っている企業が多いです。

そんな企業の担当者さんと話していると、研修という点の話ではなく「どのような人材を育てたいのか」「全体の育成計画は」「どのような組織にしていきたいのか」このような話が中心になります。

これからの時代の研修は、これまで以上に組織改革や組織文化と直結してきます。そんな中で私たちは「何を学ぶか」だけでなく「どう学ぶか」にもアプローチし、企業の目指すものを体現する本質的な研修を作っていきたいと思います。


『ボードゲームによる学び』

これまではマーケティングタウンのみに会社の全リソースを割いてきました。

しかし、最近になりこれまで以上にボードゲームを作ってほしいという声をいただきます。それも、ただ遊ぶためのものではなく、企業の持つナレッジや想いを伝えるためのもの。

こういったボードゲームの側面に関心を持つ人が増えてくださっていることもあり、今期から他のボードゲーム制作にも少しずつではありますが取り組んでいこうと思います。

実はこの会社を通して実現したいことの1つに「ボードゲームをメディアにする」というものがあります。本や動画のように情報を伝達するための媒体としてのボードゲームという意味です。

この取り組みは、私たちの想いの実現にも近づいていくものだと思っています。そのため、会社としてもボードゲームの可能性へもっと挑戦していこうとおもいます。

今後、企業とのコラボレーションなども行っていく予定なので、興味のある方はお声掛けいただける嬉しいです。


おわりに

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

この時代の転換期、私たちにとっても「研修」と「ボードゲーム」両側面から在り方を再定義する機会になりました。

3期目はマーケティングタウンにとっても、弊社にとっても大きく躍進する年にしていきます。

引き続き、マーケティングタウン共々よろしくお願いいたします。

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