ストキャスティクスについて解説します。
こんばんは、とびふと(@tobifuto2)です。
本日はストキャスティクスについて解説します。
・ストキャスティクスとは
ストキャスティクスは買われすぎや売られすぎを判断するための指標です。
ファーストストキャスティクスとスローストキャスティクスの2つがあり、ファーストストキャスティクスよりもスローストキャスティクスの方がダマしが少ないという特徴があります。
・ファーストストキャスティクス
%Kと%Dで表されます。
それぞれの計算方法は次のようになります。
%K = (直近の終値 - n日間の最安値) / (n日間の最高値 - n日間の最安値) × 100
%D = m日間の%Kの移動平均
・スローストキャスティクス
Slow%KとSlow%Dで表されます。
Slow%K = %D
Slow%D = p日間の%Dの移動平均
・ストキャスティクスの使い方
ストキャスティクスは20%ラインを越えたら買い、80%ラインを下回ったら売りという見方が基本です。
他にも%Kと%Dの交差で売買判断をすることもあります。
70%以上で%Kが%Dを下回ったとき(デッドクロス)売り、30%以下で%Kが%Dを上回ったとき(ゴールデンクロス)買いとなります。
次にダイバージェンスが起きたとき売り、コンバージェンスが起きたとき買いという見方もあります。
ダイバージェンスとは価格が上がっているのにもかかわらずストキャスティクスが下がっているときを言います。
コンバージェンスとは価格が下がっているのにもかかわらずストキャスティクスが上がっているときを言います。
他の指標でもよく聞くゴールデンクロスやデッドクロス、ダイバージェンスやコンバージェンスがあります。
他の指標におけるシグナルにも使えますので、この考え方は覚えておきましょう。
最後に
ストキャスティクスについて解説していきました。
ストキャスティクスはボックス相場と言われるトレンドがない相場でよく効きます。
同じようなオシレータ系の指標と併せてもあまり意味がないですが、トレンド系の指標と併せると将来の相場を予想しやすくなります。
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