移動平均線の見方を解説します。
こんばんは、とびふと(@tobifuto2)です。
・移動平均線って聞いたことあるし、平均取ってるのはわかるけどそれがなんなの?
・移動平均線の使い方ってどうやるの?
こういった疑問に答えていきます。
移動平均線を引いただけでは何の意味もありません。
移動平均線を用いて、次のような分析をすることで、売買シグナルや価格の上昇下落のサインを知ることができます。
・グランビルの法則
移動平均線を用いた分析方法として、グランビルの法則というものがあります。
グランビルの法則には次のような8つの売買シグナルがあります。
買いシグナル
①:移動平均線が横ばいもしくは上昇しつつあるときに、価格が移動平均線を下から上に抜いたとき
②:移動平均線が上昇中のとき、価格が下落し、移動平均線を下回ったとき
③:移動平均線が上昇中のとき、価格が移動平均線に向かって下落していき、移動平均線と交わることなく再度上昇したとき
④:移動平均線が下降中のとき、価格が移動平均線より大きし下回ったとき
売りシグナル
⑤:移動平均線が上昇中のとき、価格が移動平均線を大きく上回ったとき
⑥:移動平均線が横ばいもしくは下降しつつあるときに、価格が移動平均線を上から下に抜いたとき
⑦:移動平均線が下降中のとき、価格が移動平均線を下から上に抜いたとき
⑧:移動へ金銭が下降中のとき、価格が移動平均線に向かって上昇していき、交わることなく再度下降したとき
・サポートとレジスタンス
移動平均線は価格のサポートとレジスタンスの両方になることがあります。
サポートとは、価格が移動平均線の上にあり、価格が下落していっても移動平均線に交わらずに反発して再度上昇することです。
③のような動きをしたときに、サポートとして働いたと言います。
レジスタンスとは、価格が移動平均線の下にあり、価格が上昇していっても移動平均線に交わらずに反発して再度下落することです。
⑧のような動きをしたときに、レジスタンスとして働いたと言います。
サポートやレジスタンスは移動平均線だけでなく、他の線に対しても生じることがありますので、移動平均線特有のものではないと考えておいてください。
・ゴールデンクロスとデッドクロス
移動平均線にはゴールデンクロスとデッドクロスというものがあります。
図にあるように、長期の移動平均線を短期の移動平均線が下から上に抜いたときにゴールデンクロスと言います。
長期の移動平均線を短期の移動平均線が上から下に抜いた時をデッドクロスと言います。
ゴールデンクロスになると、価格が強く上昇すると予想できます。
デッドクロスになると、価格が強く下落すると予想できます。
ゴールデンクロスとデッドクロスは移動平均線だけでなく、MACDなどでも用いられるので、移動平均線特有のものではないと考えておいてください。
最後に
移動平均線はローソク足の次くらいに基本中の基本になります。
基本であるがゆえに、多くの投資家はこの手法を知っています。
多くの投資家が知っているということは、とても効きやすいとも言えます。
チャート分析ができると投資がさらに面白くなるはずなので、覚えておきましょう。
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