お笑い芸人が1番お笑いをやりにくい時代
去年「とんねるずのみなさんのおかげでした」と「めちゃ×2イケてるッ!」が終わった時
これでほぼ完全にお笑い番組が滅びたと思った。
それくらい今、世間から「お笑い番組」というものが求められていない。
僕は今、お笑い芸人が1番お笑いをやりにくい時代だと思っている。
理由は漫才やコントや落語にしろ、世間がお笑いにクオリティの高さを求めていないからだと思っている。
例えば「M-1グランプリ」で披露される寸分の狂いもない精密機械のようなネタは、料理でいう所の高級料理みたいなもの。
相当なグルメ好きじゃないと美味しさや味付けのすごさなどわからないし、一切興味がないのと一緒。
サイゼリアやコンビニ弁当など、インスタントな食べ物で十分な若い世代は高級料理など求めてない。
それと同じで、HIKAKINや水溜まりボンドなどのYouTuberだったり
ゴールデンボンバーや岡崎体育、水曜日のカンパネラなど、お笑いを本業にしていない人のほうがお笑いをやりやすい世の中になっていると思ってる。
クオリティより、身近でわかりやすいインスタントなものが求められている。
ただそれを踏まえた上で僕はお笑いが好きである。
今なんかは霜降り明星を中心に、ハナコ、ゆりやんレトリィバァ、四千頭身、EXIT、宮下草薙などお笑い第七世代の活躍が目立っている。
お笑い第七世代(おわらいだいななせだい)とは、2010年前後以降に芸能界デビューし、2010年代後半から活躍する平成生まれのお笑い芸人を指す俗称。―Wikipediaより
だから彼ら何組かをユニット化して、「めちゃイケ」や「はねるのトびら」「ピカルの定理」などのお笑い番組をやってほしいと思ったりする。
だけどそんなお笑い番組を求めているのは、僕みたいなお笑い好きやお笑いフリークだけであって、世間は求めていない。
昔だったら自分の好きな物に盲信していたし、盲目だったから、お笑い番組を作らない今のテレビ業界はアホだとか好き勝手言っていたはずだけど
今は多面的な視野というものを持ったから、持ってしまったから、このように冷静に現状を自分なりに分析できるようになった。
以上、僕が考えるお笑い芸人が今1番お笑いをやりにくい理由でした。
みなさんはどう思う?
2019/05/10
飛田将行 とびたまさゆき
※ヘッダーの画像引用元→https://shutalog.com/2018/12/02/%EF%BD%8D1gp-2018-simohurimyoujou/
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