こんにちは

タイトルの通りで
これは、2020年10月入社で正社員をしていた時の話を簡単に。

今回の話に至るまでは、こちらをご覧ください。

私なりに、頑張ってメンタル回復させて
ハロワ通って
履歴書の他に、職務経歴書(実績かくやつ)用意して
それも結構メンタルへの負担だったけど、かなり頑張ってハロワの人にできたところまで持って行って
めっちゃ勇気出して会社見学行って、面接で嫌なこと言われたけど耐えて
会社の評判サイトの口コミに載ってる、その会社のブラックっぷりに怯えながらなんとか通い始めた2020年10月

もう皆さん分かってるだろうけど
会社の口コミサイトの情報ってのは、割と内情そのままなんですよ。まじ。

会社の中身がそんな5年、10年で変わるわけないのです。
そのまんまブラックでした。

経営層が一族経営の、地方の中小企業は地雷率高いかなと思います。もちろん良い会社もいっぱい知ってます。頑張ってる経営者さんの話も悩みもききます。(といっても浅いSNSの知り合いですが)

もー。パワハラが横行してるのを見てるのがつらいし、若者がマジで辞めていくから、新卒と50代より上しかいない会社、しかも女性は独身しかいないとか、もう無理だろうこの会社って感じでした。とにかく人手が足りなくて回ってない。その上、会社は少数精鋭だと言う。今なら面接前に人事からそんなこと言われたら、絶対入らないのに当時は、へえ、くらいしか思わなかった。海外の技能実習生と、数人のパートさんで回ってる現場。管理側は10人にも満たない内情。
しかも現場が止まると売るものが無くなるから、管理側の人が土日に現場入って回してやっと現場の社員は月2くらいで休みが取れる。
事務社員は隔週で現場、隔週で経理やっててそれもきつそうだった。

ああ、よく、パートさんと話したんだった。
私が更衣室で泣いてると、差し入れくれたり、
精神面やばかった次の日に、手作りでお菓子作ってくれたりした。パートさん元気かな。
その人はずっと正社員の話断り続けてるそうだ。
まだ断り続けているのか、もう辞めたかはわからない。

夏の暑い日に、取締役専務のおじいちゃんに、階段を降りながら話しかけられた。

暑いから夏バテに気をつけるんだよ、いつも昼は外にいるみたいだけど、お昼ご飯ちゃんと食べてるか？…会社に居づらいのもわかるけど…

だんだん消えいるような声に対して、元気に、

食べてますよ！

って返して笑顔を固定することが、私ができる精一杯だった。

そのおじいちゃん専務でさえ、月曜日は、度々休まないとね。気合いが必要なんだ。って私に給湯室で苦笑いしていたからね。月曜日は社長が来る日でね。社長、ずーっと怒鳴ってるんだよね。変な人だよね。

わたし23かー。
若かったなー。頑張ってた。

辞める時にはちゃんと手順を踏んだんですが、なぜか私の退職日、人事担当者しか知らなかったらしくて、
常務取締役に、月曜に社長に資料見せたいからここ修正して。と言われた時に
すみません、今週いっぱいで退職させていただくので、ミーティングには同席できません。と伝えたのが辞める週の木曜日。
私も相当非常識だったが、先に辞めた部長を見習って、Xデーの終礼で告げたんだよね。

「今までお世話になりました。今月末で退職する運びとなりました。今日が最終出社となります。ありがとうございました。」

え！？今日？？？
とか、騒然とする声に聞こえないふりをしていたら、おじいちゃん専務が

そういうのは、もっと早く言うんだよ

と、困ったように笑っていた。

当時の私は、相当常識なかったが
経理部の部長は、私が作る社内報を毎月褒めてくれたし、土日に休日出勤(勿論サービス)してる人たちで、みんなでラーメンに連れて行ってくれた。
なんていうか、絆の会で食べるラーメンは美味かった。冬で、めっちゃ寒かったから尚更。

そうそう、わたしの周りの当時の関係者の話をダミーを混ぜながら少しだけ。

部署のパートさんは、新しい土地に引っ越してお母さんと犬と住み始めて、それも大変そうだけど生き生きしてる。

その人の娘さんも同じ会社で働いてたけど、違う会社に就職して、でも上司と合わなくて辞めたって聞いた。わたしと豆腐メンタルなところがお揃いなんだよね。

会社に残ってる昇格を断り続けてる社員さんと、この前電話した。いつも、もう辞めるよー！もう、怒ってるからね、会社にはうんざりだよってずーっと言ってる人。

私より先に辞めた部長とは飲み友達。この人に連れられて初めてスナックに行って、わたしはあんまり飲めないからずっと歌を歌った。ママが、不思議な雰囲気な子だねって私に言って、部長が、流石すぐ分かるね、とか言うから、聞こえないふりしてずっと歌った。恥ずかしいじゃん…

私のちょっと前に辞めた店長はトラックの運転手してるらしい。
てか私がいた部署ほとんど空で笑っちゃうんだけど……最後に残っている室長だけは、もう完全に病んでるし、情緒がいつもおかしいから、その状態で1年たってて、でも自力ではもう出てこれないから、みんなで救い出すかって話してるけど、それがお節介になりかねないというか、次の再就職って言っても家族を養わなきゃいけない人だから、難しいよね。
だから私は、その一歩として飲みに誘ってみようかな。
もちろん無理に辞めさせはしないけど、新卒であの会社に入って、本当はトランペット吹きたくて、奥さんがドラムやってて、小学生の息子さんも音楽が好きで、でもそんな時間手に入らなくて、ほとんど家にも帰らない人なんだよなあ。

室長、若者のヘルプは、無碍に断らないと思うんだよね。なんていったってお人好しだからなあ、でも、月曜はやめとこう。忙しいもん社会人の月曜は戦場。