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「ずっと俺のターン!」を体現せよ!遊戯王デュエルリンクスが激烈に面白いというお話

みなさん遊戯王を知っているだろうか?

知らないという人はいれど、名前くらいは聞いたことあるのではないだろうか。もし、名前も聞いたことないと宣う輩がいるとすれば非国民である。非国民から国民へと昇華したのであれば、即刻満喫かブックオフにでも行って漫画を読んできてもらいたい。もしくはこの駄文をさっさと閉じてウィキペディアで「遊戯王」と検索すべきだ。

遊戯王は1996年から『週刊少年ジャンプ』で連載がスタートした漫画で、一時爆発的人気を誇った。

気弱でいじめられっ子の少年 武藤遊戯が誰もが解くことのできなかった千年パズルという古代エジプトの立体パズルを解いてしまったことがきっかけで闇の人格(もう1人の武藤遊戯)を覚ましてしまう。そこから闇のゲームと呼ばれる死をもかけた戦いに挑むことになる。

わたし個人としてはこの時期の遊戯王が一番好きだったのだけど、以外にも連載当初の評判はいまいちだった。ただ、闇のゲームの一種目として登場した架空のカードゲームが熱い展開だと原作が大ヒット!

そこで、大人たちはこう思ったに違いない。「これは……金になる!」

そして漫画の中だけだった架空のカードゲームは実際に商品化され、日本中のティーンたちを中心にトレーディングカードゲームブームを巻き起こした。それから約20年間、世界大会までも開かれる大規模な市場となった。残念ながらわたしは中学校に上がってからはすっぱりと遊戯王のカードゲームをやらなくなり、それどころか漫画さえ読まなくなった。

しかし、昨年、電車のつり革に捕まっていると、ひどく懐かしい(奇抜な髪形)のキャラクターが写った広告が目に止まった。

遊戯王の主人公、武藤遊戯である。

「うっわ、懐いわー」と玉のように可愛かった少年時代を思い出しながら、広告に書かれた文字を目で追うと「遊戯王デュエルリンクス」と書かれていた。

「なんぞや、デュエルリンクスとは?」と一瞬考えたが、どうやら遊戯王のカードゲームが遊べるスマホアプリのことだと判明。遊戯王はゲームボーイやPS、PS2などで度々テレビゲームしているソフトなので、スマホゲームになっていることは何の不思議もない。むしろ今更かよとも思った。しかし、技術的(クオリティ)な問題なのか一昨年の2016年にようやくスマホゲーム化された。

スマホゲームといえばパズドラばかりをやっていて、作業ゲームのごとき駆け引きや、戦略性の薄い内容に正直めちゃくちゃ飽きていた。そんなタイミングだったので、何気なくデュエルリンクスをダウンロードして、気楽にゲームを始めたら、カードゲームに熱中していた時の童心を取り戻したかの超絶はまってしまった。

めっちゃ面白い!

いや、何がいいってパズドラにはない、駆け引きと戦略性。プレイヤーは格闘ゲームのように使用キャラを選び、デッキをセットしてデュエルをする。扱うキャラによってそれぞれ独自のスキルを持っており、ピンチの時に一発逆転のカードをドローできたりと漫画の世界のような展開を体現することもできる。さらに、昔懐かしきキャラクターの面々。主人公の遊戯や、そのライバル海馬瀬人などは忘れようもなかったが、ダイナソー竜崎や迷宮兄弟など「いたなーこんなキャラ」と幼い記憶を呼び起こされた(ちなみに、遊戯王GXのキャラクターは見たことあるが全然知らないし、興味もない)。

高いゲーム性と少年時代の楽しかった記憶が相俟って、今ものすごくはまっている。

「ブルーアイズホワイトドラゴンなつかしー!」「ブラックマジシャン攻撃力弱いくせに主人公の相棒キャラだから相変わらず専用魔法カードとか多いわー」「死者蘇生とサンダーボルトは強すぎだからゲーム内に登場してないのかしら」とかをゲームするたびにいちいち思っている。

いまどれだけこのゲームが流行っているか知らないが、過去に遊戯王カードにはまったことのあり、久しく遊んでいないという大人はぜひアプリをダウンロードして遊んでもらいたい。

多分、ハマる。

「ゲームとかきもっ」とかほざいている女子がいれば、朗報だ。あなたたちが大好きな松坂桃李もデュエルリンクスハマってるぞ!しかもおそらくガチ勢だ!

元ゲーム大好き大人も遊戯王を知らない(GXではなくオリジナルな!)子供もアンチゲームお姉さんも、一緒にデュエルしようぜ!


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