社会不適合な自分

こんにちは、都知事です。

最近、3年間住んだ賃貸を出て実家に移り住んだのですが、どうも雲行きが怪しく、心が落ち着かない日々を過ごしています。

私は今まで色んな仕事をして成長させて頂きましたが、同時に、引き返せないくらい心も病みました。

今回実家に戻った事で、「自分は医者にかかってない、病名が付いてないだけの精神異常者だ」と腑に落ちましたので、この事を赤の他人である皆さんにお聞き頂きたく筆を取りました。

年老いて病の影が迫る親に寄り添い、一緒に暮らしてやることも出来ない親不孝者の社会不適合者、言葉に出来ない程イカれた存在のお話。


私は元々、高校を卒業してすぐに公務員になり、寮で他の人と同じ部屋で暮らしていました。

その頃は特に他人に対して嫌悪感もなく、むしろ部屋に気の許せる仲間がいるのは楽しいし、喜ばしい事でした。

毎週金曜日、皆が週末休みで地元に帰ったり、街へ遊びに行く中、寮が心地よかった我々の部屋では、夜遅くまで皆で選んだ映画を見たり、鍋をつつきながら酒を飲んだりしていました。


公務員生活を6年で終えた私は、地元の葬儀社へ就職するとともに、実家へ戻りました。

部屋を用意してもらい、食事も出て洗濯もしてもらえる、とても恵まれた環境で二次新卒として働く事ができ、両親には感謝しています。

(感謝はしていると口で言っても、実際に行動に移せない自分への嫌悪感が胸を締め付ける)

ただ、その頃は元姉の束縛も酷く、金銭の管理もされていた私が使えるお小遣いは月に2万円。休みの日は遊びに行く事も出来ず、必然的に安い酒を飲み、無為に時間を過ごしていました。


元姉に隠れ、自分の不甲斐なさに絶望し、黙って仕事を辞めた私は、嘘を突き通すために自分のやりたいように生きる事が出来ませんでした。

姉に逆らえば精神的に追い詰められてしまう。私の中で、姉は絶対でした。幼少の頃から暴力と恐怖で支配されていた私は、その支配から逃れる事は出来ず、逃れようとする気力もなく、なんとか元姉の機嫌を損ねないように振る舞いました。


職を転々とし、行く先々で自らの無能さに嫌気が差し、自己嫌悪の毎日。
しかし、今の仕事に就いた事で精神的に余裕ができ、ある事がきっかけで元姉と縁を切りました。これは母の助けのおかげでした。


その後、オリンピックバブルで引越し費用を貯め、旧居の浪速区にあるマンションへ移り住みました。

そこは今までの安アパートとは違い、広いエントランス、どこへ行くにも抜群の立地、部屋もオシャレでトイレも温水洗浄付き。風呂とキッチンは狭いものの、ねぐらにするには十分でした。

私はここで、更に会社を渡り歩きながらも日々を平和に過ごします。


しかし、ここ最近になり、金策に苦しむようになりました。
稼ぎに対して、明らかに出ていく金が多く、日々が自転車操業になってしまったのです。

月末の支払いを済ませ、税金やら何やらを払えばもう口座は空っぽ。財布もすっからかんで、「このままでは今の生活を維持するのは難しい」と危機感を覚えるようになりました。


善は急げという事で、早速両親に相談して実家に帰る旨を伝え、引越し業者に依頼して荷物を移してもらいました。

これからは年老いた両親に寄り添い、仕事も今まで以上に頑張って資格取得も目指していこう。これからの暮らしはもっと良くなるはずだ。そう思っていました。


実家に移った次の日、私はとんでもない嫌悪感、怒り、苛立ちに苛まれました。

「自分の家に自分以外の他人がいる」
その他人とは、もちろん両親の事です。
特に母の存在がこの上なく煩わしく、この世から消してしまいたいと一瞬思ってしまう程でした。

母は息子思いなので、良かれと思ってしてくれる事が多々あります。
が、「自分本位に生活がしたい」自分からすれば、「既に人が住んでいる家に自分が新たに住む」ことは、ルールに縛られ、自由を取り上げられたような気分だったのです。

料理がしたいのに、今まであった調理器具がない、風呂に入りたいのに、愛用のバスタオルを母がどこかへしまってしまった。

「どこにしまったのか」聞こうとするも、「自分が意図しないことを勝手にされたことに対する怒り」が出そうになり、何も言わずにいました。

あぁ、イラつく。ムカつく。思い通りにいかない。
静かに舌打ちしながら、私はただイライライライラと行動しました。

あぁ、クソっ、暴れたい。奇声を上げたい。
でも母がいるから出来ない。

前の家なら隣人は顔も知らない他人。部屋で1人発狂した所で、誰も気にしませんし、咎められもしません。

しかし、自分が母の前で発狂して奇声を上げたら母はどう思うか、そう考えると、何も出来ない今がとても悲しく、悔しく、辛く感じました。

私は母に苦しいながら漏らしました。
「思った以上にキツい、他人が家に居ると落ち着かない、仕事終わりに帰ってきた時におかえり、お疲れ様と優しく声をかけられると、とても気分が悪い」

そう言われた母は、「身内やのに…」と寂しそうに呟いて、部屋に戻って行きました。

あの時の母の顔は忘れられません。
ああ、自分はなんて事を言ってしまったんだろう、自分のわがままで母を傷付けてしまった。

でも、言わないといけなかった。
言わなかったら、この態度を取る理由が分からない。

もう今、何を書いていて、自分が何を考えているのかも分からない。

わからないわからないわからない。
ムカつくムカつくムカつく。

なんでこんな重いしてまで生きないといけないゆだ。死ねたら楽になるのに。もう、繰り返す誤字を訂正しながら気持ち悪いものを文章にするのが腹立たしい。

俺は誰だ?今までの自分はどこへ行った?
誰のために生きて何のために働いている?

無駄に人を傷つけなて、死んだ方がいいんじゃないか。死ぬのが怖いだけのろくでなし。

悔しい。自分に勝てない。おどろおどろしい自分が自分を支配して、どうしようもなくしていく。

俺は医者にかかってないだけの異常者だ。
親を泣かせるどら息子の精神異常者だ。

1人になりたい。
ただ、1人に…

もう何も考えたくない

誰か、助けてくれ
助けて

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