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今村圭佑撮影監督によるトークショー開催🎥🌸

みなさん、こんにちは!
TOHOシネマズ学生映画祭実行委員です。
先日は、第17回TOHOシネマズ学生映画祭にお越しくださりまして本当にありがとうございました🌸

今回は、学生映画祭の中で行われた【中企画】の様子についてお届けします。

今年度映画祭の中企画は、トークショー‼️
撮影監督として活躍されている今村圭佑様にお越しいただき、映画を撮ることの魅力など多くのことをお聞きしました。

撮影監督の今村圭佑様


今村様には
・大学時代について
・原作がある作品を映像化すること
・今村様が撮られた映画作品             など
会場にお越しいただいた皆さまからの質問も含め、様々なことにお答えいただきました‼️


今村様は日本大学芸術学部映画学科撮影・録音コースご出身ということで大学に入る前から作品は撮られていたのか?という質問がありました。
しかし、今村様によると撮影を始めたのは大学生に入ってからで、それまでは全く経験はなかったとのことです!会場の皆さんも驚いていました!
その後、大学に入ると多くの同級生が映画を撮り始めており今村様ご自身も自主制作映画を撮られていたそうです。
今村様は、何より同じ目標を持つ仲間が芸術学部に多くいたことでとてもよかったとおっしゃっていました。今もその仲間と仕事をしているそう!


次に、「原作がある作品を映像化すること」について伺いました。今村様は『帝一の國』や『余命10年』など、原作がある作品を多く撮られています。その中でも、漫画原作のものに関しては原作以上の画を撮りたいとお話されていました。
オリジナル作品はゼロから始めるものであるのに対し、原作がある作品はゼロからではなく1からのスタートでそこから進化させていくということの大切さを教えてくださいました。
また、原作がある際も、まずは映画の台本を読んでから原作を読まれるそうです。
とても勉強になります📖!


その中でも、今村様にとって1番印象深いのが『余命10年』であるそうです。

本作はもともと小坂流加さんによる原作がある作品で、小坂さんがご病気で亡くなられた後に公開されたものです。今村様は本作を撮影する際、ご家族の気持ちなどを考えてどのように撮影するかを悩まれたそうです。そこで、撮影していく中で映画での動いている姿だけでなく、写真に収めてご家族にプレゼントしようと考え、写真も多く撮影されたそうです!
映画祭では、その際にも使用されたカメラをご持参していただきました📷✨✨

そして、次にお伺いしたのは、現在絶賛公開中の『四月になれば彼女は』です。”愛の変化"をテーマにした本作品。出演の森七菜さんが写真集を出したことでみなさんもご存知かもしれませんが、本作は海外ロケが多かったそうです!そこで、今村様に海外ロケで大事にしていることを伺うと、

現地スタッフと一緒に撮影すること

だと答えてくだりました‼

今村様曰く、本作品は画というよりも
"音の映画"。

そのようなところにも注目して、まだ本作を見たことがない方はもちろん、一度見た方もこの点に注目してまたご覧になってみてはいかがでしょうか??


『四月になれば彼女は』TOHOシネマズ日比谷含む全国の映画館で絶賛公開中です❕🎥

今村様、貴重なお話をいただき本当にありがとうございました‼


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