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ジェムカン聖地巡礼 みずねねが訪れたサウナへ行ってきました

スクウェア・エニックスプロデュース×ディアステージ所属のアイドルグループ「GEMS COMPANY」(通称ジェムカン)を応援しているささめと申します。

今回は「ジェムカン聖地巡礼」と題して、ジェムカンメンバーの水科葵(みずしー)と奈日抽ねね(なにぬ)の通称みずねねコンビが日頃の疲れを癒すべく訪れた、埼玉県熊谷市にあるスーパー銭湯「おふろcafe ハレニワの湯」へ行ってきました。

おふろcafé ハレニワの湯 パンフレット

二人の訪問のエピソードはこちらの配信で紹介されています。00:08:19あたりから。

ハレニワの湯がある埼玉県熊谷市は江戸時代には中山道の宿場「熊谷宿」が置かれ、明治時代には旧熊谷県の県庁が置かれるなど、古くから埼玉県北部地域の経済の中心都市として発展してきました。現在もおよそ20万人の人口を抱え、上越新幹線が止まる立派な駅舎の熊谷駅があり、創業から120年以上の歴史を誇る八木橋百貨店が旧中山道をまたぐように店を構えているなど、栄えている様子をみることが出来ます。

JR熊谷駅北口。駅前では暑さ対策でミストを噴射していた。

ハレニワの湯の公式サイトによると、鉄道でのアクセスはJR高崎線の籠原駅から徒歩20分か、熊谷駅からバス35分です。熊谷駅と籠原駅の駅間距離は高崎線で最も長い6.6km離れており、ハレニワの湯は駅間の籠原駅寄りの国道17号線沿いにあります。

パンフレットの地図。

熊谷周辺は夏には毎年猛暑でニュースになる地域であり、今回訪問した5月でも太陽が容赦なく照り付けて熱風が吹き荒れていたのですが、ここは覚悟して籠原駅から歩くことにしました。

JR籠原駅

東京からJR高崎線の15両の電車に揺られておよそ1時間20分、籠原駅にやってきました。首都圏から高崎線方面の列車でよく見かける行き先であり、駅名だけは知っている謎の終着駅としてネタにされることもあります。東京駅から71.5km離れているわけですが、まだ埼玉県熊谷市です。群馬がどれだけ遠いのかよくわかります。

通路の張り紙。1駅先の深谷は渋沢栄一やねぎで有名。レンガ造りの立派な駅舎も見どころ。

ちなみに籠原駅前のロータリーから熊谷駅行きのバスも日中は30分に1本出ていて、それに乗ってもハレニワの湯の最寄りバス停まで行くことが出来ますが、遠回りとなる旧中山道を回るルートの為か、所要時間も徒歩と同じくらいかかるそうです。

JR籠原駅北口。
JR籠原駅北口ロータリー。ここから写真の右側の方へ1.6kmほど歩いていく。
JR高崎線の線路沿い。関東平野の際である秩父山地が見える。

籠原駅から20分ほど歩いてきて、国道17号線の熊谷バイパスが分岐する久保島交差点に面している「おふろcafé ハレニワの湯」に到着しました。ロードサイドのスーパー銭湯ということで第3駐車場まで用意されています。基本は車で訪れるべき立地のようです。

おふろcafé ハレニワの湯
国道17号沿いで主張するいろいろ楽しめるスーパー銭湯らしい看板。
このままずっと日本橋まで辿っていけば秋葉原も通るわけで、景色の違いも面白く感じる。
2021年9月にハレニワの湯としてリニューアル。
ゆったりとした館内着

おふろcafé ハレニワの湯のコンセプトは「カラダと心が晴れる庭」。だからハレニワ。充実のおふろサウナ、採れたて野菜たっぷりのごはん、裸足で過ごせる緑豊かなラウンジでお庭のようにくつろぎ、心身共に晴れわたる1日を過ごせる、と謡っているだけあって、木目調の建物の外観であったり、レストランの野菜のメニューであったり、niko and ...とコラボした柔らかいトーンの館内着など、主に女性客を意識している感じがよくわかります。

ウェルカムボード。

ボタニカルな玄関を抜けて、履物をロッカーに預けます。

履物ロッカー。セキュリティボックスもここ。
パンフレットのお洒落な館内の様子。

カウンターにて入館受付をします。履物ロッカーのカギを預けたあとにプランの説明を受けて、今回は60分コースを選びました。大人550円+土日祝日100円+レンタルタオル220円也。退館時にお会計するためのバーコードのついたバンドを渡されるので、無くさないように館内では常に腕に巻いて過ごします。

料金表

1Fには様々なメディアでも必ず紹介される謎のへこんだ空間やボルダリングの壁が見えます。

中で本を読んだり子供がはしゃぎまわっている。
結構深い。底にはふかふかの人工芝。

館内には本棚も充実しています。お風呂やサウナを楽しむだけでなく、1日中ゆったりのんびり過ごしてもらいたいという施設の作り方がよくわかります。

カードゲームやボードゲームもある。

ゲームの棚には、ジェムカンメンバーでプレイ動画を上げていた狩歌もありました。

熊谷市が作品の舞台となっているブルーサーマルは町おこしでも使われている。
本棚。奥にはベアーズカフェ。

1Fのベアーズカフェは埼玉県を本拠地としているプロ野球独立リーグ埼玉武蔵ヒートベアーズのオフィシャルカフェで、選手をモチーフにしたメニューやグッズの販売を行っています。埼玉武蔵ヒートベアーズは同じく埼玉県を本拠地としている埼玉西武ライオンズからスタッフを派遣されたり、西武2軍との交流試合を行ったりしていて、野球をこよなく愛するジェムカンメンバーの一文字マヤ(マヤたそ)要素もちょっぴり感じられました。

レストランの案内。野菜だ。
2Fコミックコーナー。いくつも棚があって館内で1日ずっと読んでいても十分すぎる量。
おやすみスペース。

2Fではハンモックに揺られるお子さんやパソコンを広げている方の姿などもみられ、それぞれ思い思いの過ごし方をされていました。

男性浴室脱衣所の休憩スペース。

ハレニワの湯のメインであるお風呂も勿論堪能してきました。脱衣所には鍵付きのロッカーがあり服や荷物をしまっていざ浴室へ。ご年配の方からお父さんと一緒に来ているお子さんまで、なかなか幅広い客層で賑わっていました。露天風呂スペースに置かれたチェアにはサウナから出てきた方が座ってひなたぼっこをしていました。

みずねねの二人がおばあさんに教えてもらった冷たすぎない方の水風呂は28度に設定されているハーブ湯でした。ジェムカンのおハーブお姉さんことメディカルハーブアンバサダーの有栖川レイカ(レイカ様)の笑顔を思い浮かべました。

男性側の浴室内にも滑らかな泥パックが置いてあったり、ジェムカンメンバーの赤羽ユキノ(ユキノくん)も愛飲しているリラクゼーションドリンク「CHILL OUT」をイメージした期間限定のチルアウトの湯があったり、心からのととのいを提供することにこだわりがあるようです。脱衣所にはチルアウトの入った冷蔵庫が置かれていました。

チルアウト無料配布中。
風呂上がりのチルアウト。

結構ガッツリと時間ギリギリまで館内を楽しんで、帰りは熊谷駅までバスに乗ることにしました。最寄りの高柳バス停は国道から少し離れた旧中山道沿いにあります。

国際十王交通 高柳バス停熊谷駅行き。反対側が籠原駅行き。
高柳バス停の周囲はこんな感じ。

バスに揺られることおよそ30分、熊谷駅に到着しました。熊谷駅と籠原駅の駅間がとにかく長く、八木橋百貨店などがあるかつての宿場町で栄えたエリアは熊谷駅から若干離れているのもあって、駅間を中山道で結ぶ路線の需要は大きいようで、頻繁に止まって乗降を繰り返しながら熊谷駅に着くころには立ち客で7割ほど埋まっていました。

国際十王交通 KM23 熊谷駅―籠原駅。
国際十王バス車内の掲示物。

部活帰りなのか高校生で溢れかえる熊谷駅まで無事に戻ってこられたので、高崎線に揺られて東京方面へ帰ることにしました。

JR高崎線熊谷駅の地上ホーム。2Fに改札、3Fに新幹線ホーム。
新幹線の案内のアイコンが丸っ鼻の新幹線200系電車。雪対策のスカートが見える。

なかなか遠出をする機会もないこの頃ですけれども、推しの足跡をたどりながらぶらぶらと知らない街を歩いてみて、いい気分転換になりました。

熊谷市のマンホール。

ジェムカンはいいぞ。


テレビゲームが好きだった人。今もこれからも好きであろう人。