効果のあったお守り列伝 下らないニュース解説番外編その43
この下らないニュース解説も今回で多分通算100回目みたいで、記念に前回の続きみたいなもの、個人的に効果があったと思われるお守りでも紹介してまいります。
受験シーズンも近いことだし参考にしたい人はされれば良いのですが、効果等はあくまで個人の感想なので、その辺はご理解ください。
薬師寺の学業守
まずこれ。中学の修学旅行で薬師寺に行った際、高校受験も近かったので購入したもの。
おそらく私のお守りコレクションの中で一番古いのがこの学業守。
薬師寺なのに学業守を買っているところが中学生特有の教養の無さなのですが、その無知さ加減が逆に良かったのかもしれません。
高校受験の際には胸ポケットに入れ、その甲斐あってか高校には受かったのですが、
田舎の自称進学校、つまり全国レベルではヘボ高校なので程度が知れていたし、合格後に燃え尽きて廃人同然になったのは何度も書いた通り。
人間万事塞翁が馬ですな。
伏見稲荷の開運御守
次はこれ。前回話した火焚祭のときに購入した逸品。
東大入試(駒場で受けた二次試験)の際、胸ポケットに入れていたのがこの開運御守。
「合格か死か」の精神で臨んだ東大入試ですが、見事合格いたしました。
火焚祭のときにはまさか私が東大に合格できるとはちっとも思っておりませんでした。
人間万事塞翁が馬ですな。
諏訪大社の勝栗札
信州の雪道でスリップして新車を全損させた時に胸ポケットに入れていたのがこの勝栗札。
「勝ち」と「車を全損させたけど無傷だった」と何の関係があるんだと思うわけですが、「クラッシュに勝つ!」ということだったのでしょう知らんけど。
そういや今回久々に諏訪大社のサイト見たら、どの御守も全然値上がりしてないじゃございませんか。
流石諏訪大社だぜ!皆も諏訪大社でお守り買おう!
でも私の知らない「前宮守」「本宮守」「春宮守」「秋宮守」なんてできてるヮ。通販で買えるみたいだけど、また実際に4社巡ってコンプリートしたいものであります。
諏訪大社の御柱御守
上記の事故の後、車両保険でリニューアルされた車のバックミラーに吊り下げていたのがこの御柱御守。
この御守をぶら下げていたためかどうか知らないけど、10年以上ずっと無事故で過ごすことができました(ポリの言いがかり的な一時停止違反で2回つかまったけど)。
10年以上ぶら下げていたため日焼けしてえらいことになっておりますが、なんか貫禄がついたというか、「念がこもった」という感じがいたします。
よく「お守りは1年で交換しましょう」なんて言われますが、私はそんな交換なんてしたことなく、今回出したものも全て当時のものだし、ずっと持っていたからってバチなんて当たらないし、持っておきたいものはずっと持っていた方が念やら何やらが注入されて良いと思っております。
新屋山神社のお守りと金櫻神社の水晶御符
どちらも金に関するお守りで、生活に困窮していたブラック企業時代に買ったもの。
新屋山神社のは富士山二合目の奥社で、水晶御符は金櫻神社で鬱金桜が咲いているときに買ったものなのですが、どちらの効果があったのかは正直よく分かりません。
水晶御符については、山梨(国中)の人ならご存知でしょうが、「鬱金桜が咲いているときにこの水晶守を手に入れれば一生金に困ることはない」などと言われております。
「(金が)イッパイイッパイホシイイイイ!!!」なんて思うことは今でもたまにありますが、それは単に私の煩悩というか欲望なだけで、よく考えてみたら金に困っていることは全然無いので何かしらの効果はあるのでしょう。
しかし、私が初めて参拝した頃の新屋山神社奥社は静かな所で、宮司さんが参拝客に富士山型の羊羹を配ってくださっていましたが、今は人は多いわ何やらリニューアルされているわで、風情が無くなってしまいましたな。それも時の流れなのだろうけど。
※余談だが、私はよく「京都から山梨に左遷された」だの「菅原道真公もビックリの左遷ぷり」だのと好き勝手書いているが、本当に山梨が嫌いなわけではないのでその辺カン違いしないでいただきたい。本当に嫌いならこんな風に神社を紹介したり源泉館や不老閣に泊まったりしねぇよ。
おまけ:翁稲荷のお守りと札
これは静岡にいた頃の話。
静岡の初詣といえば西から秋葉山とか静岡浅間神社とか富士宮の浅間大社とか色々ありますが、私は静岡駅からちょい南にある翁稲荷という小さい神社に行っておりました。理由はもろちん人が少ないし稲荷だから。
そこである年(平成三十一年て書いてあるじゃないか)の正月、お祓いでもしてもらおうと神社の中に入ったら、オプションで占いが付いており、神社の中で婆さんが占いをしているのでした。
ちょっと興味があったので何千円か出して当該占いオプションをつけ、書類に氏名やら生年月日やらを記入して待機していたのでありますが、
前のオッサンが「9月には~があるから◯◯に注意しなさい」とか「あなたは~だから△△しなさい」とか色んなことを長々と言われているのでありました。
じゃあ俺は一体何を言われるのだろうと期待半分不安半分で待っていたのですが、婆さんは私の書類と私の顔を見た途端、真っ直ぐな目で
「あっ、あなたは大丈夫です」なんて言うじゃありませんか!
意味が分からず「ハァ?」と言ってしまったのですが、「大丈夫ですから」で終わってしまったのでありました。
「一体何が大丈夫なんだよえーーっ」とか「それだけかよ金返せ!」とか思ったのですが、「あんた地獄行く」と言われたわけでもないし、大丈夫と言われたからには大丈夫なんだろうということで、そのまま帰宅いたしました。
その後特に何かトラブルが起きたわけでもないし、なんか大丈夫な人生を歩んでいるので、あの婆さんの言った通り大丈夫なのでしょう。
以上、長々と書いてまいりましたが、皆様も人生の節目で何かしらの記念品などあると思いますが、私の場合それがお守りだったということでございます。
まあどんな記念品にせよ、最後は全部置いていかなきゃいけないのですが、そんときはそんときということで、今回はここまで。
応援、ありがとー