結局のところ思考停止で群れるのが楽である『かもめのジョナサン』感想文とか その5
今回は4章の解説。
この4章がなければ、私は本書を「ラリったヒッピーが書いた与太話」で終わらせていただろうけど、
4章が描く「教えが形骸化していく過程」「アンソニーの出現」「ジョナサンの再来」こそが当物語の本質だと思うし、古今東西の宗教、ひいては人間社会全体に共通することだと思っております。
チェーホフの『かもめ』そんな素晴らしい4章なのですが、いきなり思い出したので脱線しちゃうけど、本書以外でタイトルに「かもめ」がつく有名なものだと、チェーホフの『かもめ』が思い浮かぶの