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読書メモ『Oneness With All Life』

これは私が『Oneness with All Life』を読んだ際に記していたメモ書きです。

英語版しかないので英語版を読みました。

日本語版が出るときはぜひ私に翻訳やらせてほしいと思っているのですが、全然日本語版が出る機会がありませんヮ。

それはともかく、本書を読みながら、または読まれた後に当メモ書きを読まれると、
本書の概要および要点がつかめ、理解が深まること間違いなしでございます。

ちなみに、英語の本だけどメモ書きはほぼ日本語ですし、サイトの解説記事と同じ内容なので、お金を出していいという人だけ出してください。

※何か付け足すとしたらこっちに付け足すかもしれないけど。期待されても困る。

解説記事:解説『Oneness With All Life』

1章 Going Beyond Thought

  • Thinking is no more than a tiny aspect of the totality of consciousness, the totality of who you are.

  • 思考は、「意識、私であるもの」における、ほんの小さな側面に過ぎない。

  • 今まで「これが真実だ!」と信じていた思考が崩れ、新しい意識がマインドを超越すると、新しい能力がマインドの上に誕生し、私の内にある思考などとは比べ物にならない、無限の次元を理解することになる。

  • 私は最早、自分のアイデンティティ「私であるもの」を、頭の中の絶え間ない思考の流れから引き出さなくなる。

  • 「頭の中に絶えず響いている声は、私ではない」という気付きが、私を解放し自由にする。

  • では私とは誰なのか?「頭の中の声は私ではない」という気付き、頭の中に響き続ける声の観察者こそが私である。

  • 不幸の第一因は、状況ではなく、私の思考である。さらに言うと「私=思考」という決めつけ。

  • 思考は、本来「ありのまま」「ニュートラル」な状況や出来事を分離させ、まるでそれらが分離しているかのように「良い」「悪い」と決めつける。思考への過剰な依存を通して、「現実」はバラバラに分離されてしまう。

  • 良し悪しでバラバラな「現実」というのは、実は幻なのだが、思考の罠にハマっていると、その「現実」に凄いリアリティを感じてしまう。

  • しかし、全宇宙においては全てがつながっていて、何も独立していない。私の身体を構成している原子も、かつては宇宙の星の一つを形成していた。

  • 宇宙は人知を超えたコスモス、秩序と調和である。全ての出来事、野生の手付かずの自然なんかはまさにそれ。エゴ、思考にはカオスにしか思えないのだが、コスモスである。マインドの雑音を超えて今に在れば、今まで隠れて気づかなかった、思考による良し悪しを超えた「そうであるもの」の調和と神聖、完全さが分かり、さらに、私はそれらと分離していないことを実感する。

  • 大抵の人間は何かを知覚した途端、名前を付け、解釈し、「好き嫌い」「良し悪し」の決め付けをする。しかも、「好き嫌い」「良し悪し」の基準はインチキな自分、つまりエゴにとってのもの。大抵の人間は思考と物質の牢獄に囚われている。

  • 他ならぬ自分自身が、上記の強迫的な「知覚→即決めつけ」のプロセスを無自覚にやっていることにまず気付かなければ、解放はされない。エゴが「気付かれない意識」として延々と私の内面を占拠することになる。

  • 身の回りにあるモノを何か選び、ただ眺めてみること。思考が湧き上がってもそれに飲まれないこと。関心を向けるのは思考ではなく知覚の方である。頭の中に響く思考を超越して、ただ知覚してみること。次に身の回りにある音を、頭の中の声抜きでただ聞いてみること。

  • 何かに不満を言っている頭の中の声に気付いたら、頭の中の声をつかまえたら、よく観察してみなさい。それはエゴの声、ただの条件付けられたマインドパターン、思考に過ぎない。そして、私はその頭の中の声ではなく、その声に気付いたものであることが分かる。

  • 「全体」「統一」とは真実であるが、「全体」「統一」を言葉で表現したり考えたりはできない。言葉や思考を超越したものだから。

  • 全ては「今」起きて、全ては「今」存在する。「時間」という思考の産物を超越して存在し、そして変化する。

  • この世界を言葉や思考のラベルで覆わなくなったとき、この世界に奇跡が戻ってくる。私の人生に深遠さが戻ってくる。ただし、「もう言葉やラベルを貼り付けない」とウンウンやっても無駄。言葉やラベルを貼り付けている自分に気付く。「たった今」「存在」「源」「Stillness」「Unmanifested」などを意識する。

  • 自分を何者か、思考で理解しようとしない。すればするほど自分自身を制限することになる。自分が何なのか、分からないままにしておけば良い。

  • 幸福を追い求めるな。「追求」は「幸福」の真逆である。幸福は決して手に入らない。

  • 「今そうであるもの」に向き合うことで、たった今、不幸からの脱出が可能となる。「不幸」というエゴの産物が、私の自然な状態である幸福の源に覆いかぶさっているだけだから。

2章 The Power of Present Moment

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