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読書メモ『Stillness Speaks』

これは私が『Stillness Speaks』を読んだ際に記していたメモ書きです。

見ての通り英語ですが、何で英語の本をわざわざ読んだのかというと、日本語版の訳が酷すぎて読めたものではなかったため。(日本語版は引っ越しの際に捨てた)

そんな当メモ書きですが、和訳してWordに転記され整理されたもので、記事を完成品だとすると、本書の要点をまとめた原材料に近いピュアなものになっております。

解説記事:解説『Stillness Speaks』

本書を読みながら、または読まれた後に当メモ書きを読まれると、本書の概要および要点がつかめ、理解が深まること間違いなしでございます。

0:イントロ

一段落:この本は何か刺激的な情報やら役に立つ何やらを私に与えるものでなく、私自身が既にそうであるもの、そして「自分が既にそれである」と既に知っているその真実から私を隔てているものを取り除くためにある。

二段落:なので「何か面白い考えやメソッドはないか」と、思考を肥大させることを期待して読むと失望するし、本書の本質を見逃すことになる。本だけに。そしてその本質は私自身の中にあることを、本を読むときによく覚えておいて。あと、本に書いてある文字はあくまで道しるべで、本当の知識は文字や思考を超えた次元のものだから。

三段落:一通り読んでハイおしまいではなく、しばらく読まずに置いといたりして頂戴。
本が作用するように放っておくと、従来の型にはまった繰り返しで条件付けの思考から抜け出していく。

四段落:本書は昔の経典みたいなもの。思考を必要以上に引き出さない、短い文章で書かれている。1章に本書の本質が書かれている。残りの章は必要に応じて読んで頂戴。

五段落:今や目覚めは限られた人間のものでなく、人生を壊さないようにするために、全ての人に必要なものである。

六段落:本書ももちろん、私の頭の中に思考を想起させるものであるが、その思考は、いつもの繰り返しでうるさい思考とは異なるものになる。昔の教師や経典と同じように、本書も「私を見よ」ではなく「私を超えたものを見よ」と言う。なぜならそれらの思考は、読者や世界を救う「Stillness」から現れるものだからだ。

1:Silence & Stillness

私が「Stillness」とのつながりを失うとき、私は私自身とのつながりを失う。私自身とのつながりを失うと、私は世界とのつながりを失う。

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15,199字

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