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ひぐらし引きこもり日記15 犬と猫

古いパソコンから出てきた写真はなかなか整理がつかない。資料とかは最初からクラウドに保存しているので、パソコン本体にはその他の雑多なものが溜まっている。私はアルバムってのに興味なくて、阪神淡路大震災の時に全壊した家から自衛隊員に頼んで持ち出してもらった品のトップが写真アルバムだったと聞いて仰天した記憶がある。写真って人の命を懸けても救いたいものなんだ。。
自分の小さいころの写真はたぶん納戸の奥の古いアルバムにあると思うが、自分の子供たちの写真はほとんど残ってない。あまり撮った記憶もないので、誰かが撮ってくれた写真(笑)
パソコンの写真フォルダに残っていたのが青波くんというかつて飼っていた犬の写真。足は息子。息子の写真は撮らないけどペットの写真は撮るみたい。そういえば昔、青波くんのスライドショー作ったことがあったな、残ってないけど。
青波は大型犬としてはとても長生きしたけど、やはり寿命がきた。犬がいる暮らしは楽しかった。一応室内で飼っていたのだけど、知らない人が無防備に玄関を開けるとぴゅーっと脱走して海へ泳ぎに行って2時間ぐらい泳ぎまくってた。近所の漁師さんは慣れてるけど、知らないレジャー客が「犬が遭難してる」って大騒ぎになったことがある。海で泳いだ後は洗うのが大変だったので、できるだけ真水で泳げるところに連れて行った。車でずいぶん遠くまで行ったなあ。そんなこんなで青波が死んだら、もう犬を飼う気にはなれなかった。今でも泳がすためにわざわざ出かけた川添いを走ると胸がちくっとする。

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これは幼き日の愛猫小雨。まだ首輪をつけている。この頃なんとしても家の外に出たいと訴え続けて木板の壁を壊したことから、根負けして裏山にでる猫扉をつけてやった。外に出たら首輪は一瞬でなくなるようになった。しばらく首輪をとっかえひっかえしてつけていたが、やがて諦めた。

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もう少し成長した小雨。だんだん精悍になってきて、今ではかなりふてぶてしい猫になってしまった。

猫と犬の写真はいっぱいあるけど、その他の写真も含めてパソコンごと捨てようと思う。見始めたらきりがないし、過去の遺物に囲まれて暮らすのは本意ではない。
中二階の納戸には家族で初めて買ったWindows以前のパソコンが残ってる。FD入れて起動するやつ。小さかった子供たちと名前を付けてしまったのだ。ドラゴンクエストに登場するグレートドラゴン「シーザー」!
名前を付けると仲間になってしまう。おかげでずっと捨てられずに場所を塞いでいる。だいぶ前に捨てようかと息子に呟いたら、まあいつでも捨てられるからと言われてそのままである。私が死んだら形見として保存され続けるのかもしれない。

赤穂緞通工房ひぐらしG wrote #日記 #大掃除


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