その7

地域猫にゃおにゃお

今朝にゃおにゃおくんの骨の残りを、自宅枝垂れ桜の根元にまきました。分骨ですね、ほんとのお墓はケイプハウスの裏庭にあります。
赤穂では人間用の斎場でペットも個別に焼いてくれて骨も拾わせてもらえるのです。にゃおにゃおの骨は思いのほか立派だったので、いっぱい拾って余ってしまったというわけです。
彼との出会いは2011年ケイプハウスに緞通工房ギャラリーをオープンした時。そこら辺が縄張りの野良猫でした。地域猫第1号としてTNRされたのですが、地元の獣医さんが初めてのことで耳カットをご存じなくて、さくら猫になり損ねました(笑)
猫エイズ陽性で、2年前ぐらいに調子が悪そうで冬を越せないのではないかと心配して保護されたのですが、二冬を無事過ごすことができました。保護猫カフェの前室にベッドを作ってもらって居心地よく暮らし、時々訪れる人が散歩に連れ出してくれて元の縄張りを点検して回り、みんなに挨拶してもらって幸せな余生でしたが、この異常気象の暑さはこたえたようです。

享年推定10歳、平均寿命が3歳ほどのはずの野良猫としては長生きしてくれたと思いますが、きらきら坂ににゃおにゃおの姿がないのは淋しいかぎりです。

赤穂緞通工房ひぐらしwrote #きらきら坂 #御崎 #日記

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